韓国・ソウル南郊の烏山空軍基地でステルス戦闘機「F22」の前を歩く米空軍パイロット(2016年2月17日撮影、資料写真)。(c)AFP/JUNG YEON-JE 【8月11日 AFP】米空軍は10日、戦闘機パイロットの人員不足に直面していると報道陣に明かした。世界各地で空爆作戦が拡大し米軍の出動が増えていることが背景にあるという。 デボラ・リー・ジェームズ(Deborah Lee James)空軍長官とデービッド・ゴールドファイン(David Goldfein)参謀総長(大将)は記者会見で、3500人を要する戦闘機パイロットの欠員数は、今年度末までに700人を超え、今後2年以内に1000人に達するとの見通しを示した。 ゴールドファイン参謀総長によると「危機的状況だ」という。 民間航空会社が軍属パイロットの勧誘にますます力を入れる中、戦闘機パイロットの多くが長引く海外駐留にストレスを感じ、除