(CNN) 世界パラ陸上競技選手権大会で2度の優勝を誇るオリビア・ブリーン選手(24)はこのほど、英イングランドでの大会中に審判から、短距離走用のショーツが「短すぎて不適切」と指摘されたことを明かし、「言葉を失った」と怒りをあらわにした。 写真特集:北京五輪から10年、変わり果てた競技会場 ブリーン選手は18日、ツイッターでこの件に詳しく言及。大会で審判を務めるボランティアには感謝しているものの、女性が競技中に人目を気にするようにさせられることがあってはならないと述べた。 19日のCNNとのインタビューでは、同じ女性から指摘を受けただけに一層傷ついたと説明。「私に何を着て良い、何を着てはいけないと言う権利はあなたにはない」と述べ、この件を公にしたのは意識啓発のためだと付け加えた。 イングランド陸上競技連盟からは既に連絡があったという。ブリーン選手は今後、正式に抗議を行う方針。 ブリーン選手