国連の専門機関・国際電気通信連合(ITU)の会議は11日、1日の長さに1秒を加える「うるう秒」を、原則2035年までに廃止するとした決議案を採択した。うるう秒を追加する度に、コンピューターなどでシステム障害が発生するリスクが高まるためで、ITUが廃止を検討してきた。
1959年、初期のセシウム原子時計を扱う科学者たち。うるう秒は原子時と天文学的な時刻を同期させるために使われてきた。(PHOTOGRAPH BY NIST, THE NEW YORK TIMES/REDUX) いまは何時? 携帯電話やパソコンを見れば、かなり正確な答えがわかるだろう。時刻は不変のペースで刻まれているように思えるが、実は私たちの時計は何十年もの間、数年ごとに「うるう秒」を挿入して調整されてきた。 ギャラリー:人類が地球を変えてしまったと感じる、空から撮った絶景 写真23点 これは、原子時計と地球の自転に基づく時計を合わせるためであり、そうして調整された時計が長い間、国際的な時刻の基準になっていた。ところが、科学者たちはうるう秒を廃止することにした。うるう秒の何が問題なのだろうか? 「秒」を定める「秒」という時間の単位は、24時間の天文学的な1日(地球の1回転)を単純に8万64
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Image:iQoncept/Shutterstock.com 歳を取ると、子どもの頃(の記憶)にくらべて、時間の流れが速くなったように感じている人は多いはずだ。しかし、それは現実に起こっていることかもしれない。 科学者が調べたところ、6月29日の午前8時はわれわれが考えていたより、1.59ミリ秒速くやって来たと言う。そしてその日は、人類が1960年代に原子時計で地球の自転速度を測定し始めて以来、もっとも短い1日だったとのことだ。 実は、この現象はここしばらく続いている。2020年には “史上最も短い1日” が20回も更新された。モスクワ国立大学の研究者レオニード・ゾトフ氏はCBSニュースに対して「地球の時点は2016年から加速し始めた」と述べた。そして「今年は昨年、一昨年よりも速くなっている」とも。 地球の自転は遅くなっていっているという話を雑学の本などで読んだことがある人は、おそらく今
時計と地球の自転のずれを調整する「うるう秒」が2035年までに実質的に廃止される見込みとなった。11月に標準時のもとになる時刻の管理を担う国際組織の会議「国際度量衡総会」で決議があった。IT業界からは歓迎の声が上がるが、実生活に影響はないのか。 かつて時の定義は、昼と夜のように人間の生活リズムと密接な地球の自転に基づいていた。「24時間で1回転するとして、その8万6400分の1が1秒」といった具合だ。 ところが科学技術の進歩で、自転速度が潮の満ち引きによる潮汐(ちょうせき)摩擦などで微妙に変動することが判明。のちに1秒の定義は、高精度な原子時計によるものに置き換わった。 現在、各国の標準時のもとになる「協定世界時(UTC)」も、世界中にある400台以上の原子時計の進み具合を平均するなどして決められている。 うるう秒は、そんなUTCと地球の自転に基づく時刻が、大きくずれないよう合わせるための
4年に1度の2月29日がうるう日だということは有名ですが、実は1秒を調整するも存在します。天体の動きと人間社会の時間をすりあわせる必要性から導入されたですが、インターネットや正確に時間を調整する技術の発達により意義が薄れつつあり、システムの不具合の原因になることもあるとして、大手IT企業が廃止に向けた取り組みを始めました。 It’s time to leave the leap second in the past - Engineering at Meta https://engineering.fb.com/2022/07/25/production-engineering/its-time-to-leave-the-leap-second-in-the-past/ Meta engineers join tech industry efforts in calling for no
2020年はうるう年でしたが、これとは別に「うるう秒」の挿入は行われませんでした。次に調整が入るとしたら2021年1月1日0:00UT直前のはずですが、国際地球回転・基準系事業(INTERNATIONAL EARTH ROTATION AND REFERENCE SYSTEMS SERVICE /IERS)のNEWS BULLETINで「2021年1月1日(前年12月末UT)のうるう秒挿入はない」との正式発表が本日ありました。よってUTC-TAI = -37秒が維持されます。 うるう秒調整は世界時で12月末または6月末に行う決まりです。日本時間なら元旦9:00直前または7月1日9:00直前。今年1月7日記事で「最近は1日の長さLOD(Length of Day:1日の実測長)が86400秒からあまりずれない傾向にある」ということを書きました。左上図はこのことをグラフ化したもの。2019年半
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2012年7月1日(日本時間)にうるう秒が予定されている。 国際機関の決定に基づき、世界で一斉に実施。日本では、7月1日午前8時59分59秒と午前9時の間に「午前8時59分60秒」を入れ、1日を1秒長くする。電波時計などに時刻情報を提供する標準電波などを通じて修正する http://sankei.jp.msn.com/life/news/120131/trd12013119190010-n1.htm うるう年のような規則性を持たないことから、システムへの対応などで悩ましい思いをすることもある。特にUNIX時間との関係。 UNIX時間(ユニックスじかん)またはUNIX時刻(ユニックスじこく、UNIX time、POSIX time)とはコンピューターシステム上で日時を表す単位。UTCでの1970年1月1日真夜中(0時0分0秒)からの経過秒数(閏秒を加味しない)で表される。 http://ja
Dynalystの黒崎です。 今年も残すところあと5日となり、あっという間でしたね。 ご存知の方がほとんどかとは思いますが、来年2017年1月1日にうるう秒が挿入される事が決まっています。 参考: 「うるう秒」挿入のお知らせ ~ 来年の元日はいつもより1秒長い日となります ~ 簡単に言うと、原子時計に基づく時刻と天文時に基づく時刻のずれを調節するために、JSTで言うところの2017年の1月1日8時59分59秒と9時00分00秒の間に「8時59分60秒」が挿入されるというものです。 直近だと2015年7月1日にうるう秒の調整が行われました。 2015年におおよそのトラブルとなるような要因は修正されたかと思いますが、今回はUTCで年をまたぐ時の調整ですし、安心して年を越すために検証方法を確認しておきましょう。 検証環境 AWSのt2.microインスタンスを2台つかって実験しました。 OSはA
「うるう秒」35年廃止へ システム誤作動リスクを排除―国連機関 2023年12月16日14時21分配信 【ロンドン時事】国連機関の国際電気通信連合(ITU)は15日、1日の長さに1秒を加え、世界標準時と、地球の自転速度に基づく時刻とのずれを解消する「うるう秒」を原則2035年までに廃止することを承認した。「うるう秒」を巡っては、金融市場など、さまざまなシステムに障害を起こすリスクが指摘されてきた。システム更新などのため、必要なら40年まで期限を延長できる猶予期間も設けた。 「化石賞」なぜ日本ばかり? 中国、際立つ少なさ―COP28 世界標準時は正確に時を刻む原子時計で決められている。一方、「1日は24時間」の基準である自転速度は、地球上の自然の動きがもたらす影響などで徐々に遅くなっている。自転に基づく天文時と、原子の振動数で計る原子時との間のズレを調整するのが「うるう秒」で、誤差が0.9秒
国連の専門機関・国際電気通信連合(ITU)の会議は11日、1日の長さに1秒を加える「うるう秒」を、原則2035年までに廃止するとした決議案を採択した。うるう秒を追加する度に、コンピューターなどでシステム障害が発生するリスクが高まるためで、ITUが廃止を検討してきた。 世界の標準時刻は、高精度な原子時計に基づき決められている。だが、地球が1回自転する時間で決まる1日の長さは、海流や大気などの影響で自転速度が不規則に変わるため、徐々に世界標準時とずれが生じる。 うるう秒は、ずれを0・9秒以内に補正するため1972年に導入され、過去に計27回、世界一斉に実施された。しかし、時間調整の失敗によるシステム障害への懸念が国際的に高まり、廃止を求める声が出ていた。 そこでアラブ首長国連邦(UAE)・ドバイで開催中のITUの会議は11日、システム更新などの準備を経て、うるう秒を原則2035年までに廃止する
2022年11月21日 11時29分 リンクをコピーする by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと 「天文時間」と「原子時間」のずれを補うために導入された「」 フランスで開催された会議で、2035年までに廃止することが決まった 2026年までに「許容される誤差の上限」が決められることになるという 我々人間の生活の基準となる「1日」や「1秒」といった時間の長さは、地球の自転を基準に決められています。しかし、時間を測定する技術が進歩して原子時計で正確な時間の測定が可能になった結果、地球の自転を基準とした「天文時間」と原子時計の測定する「原子時間」の間にはわずかな誤差が存在することが明らかになりました。このズレをなくすために行われるのが、1日を1秒伸ばす「閏秒()」の実施です。このの廃止が科学者たちにより提唱されており、フランスで開催された会議の中で、2035年までにを廃止することが決まり
不定期に調整される+1秒(または-1秒)のことです。 通常の1日は「24時間=86,400秒」と定められていますが、うるう秒で調整される日は「1日=86,400+1秒(または-1秒)」となります。 これは地球が1回自転するのにかかる時間が、ぴったり86,400秒ではなく、厳密には86,400秒よりも少しだけ早く自転したり遅く自転するため、 自転する時間が86,400秒 ± 0.9秒以上になった時に調整を行うためです。
地球の自転が高速化して「負のうるう秒」が来そう。Google、Amazon、Metaは猛反対2022.08.03 23:0065,385 satomi なんせ1秒減らす「負のうるう年」は初めて。やれる気がしません。 年末カウントダウンで午前零時を2回カウントすることで1秒加え、自転速度と協定世界時(UTC)の誤差を埋めてきた「うるう秒」に異変が生じ、地球自転が高速化に一転。午前零時をスキップして1秒引く調整が叫ばれるなか、「1秒足すだけでも世界中のシステムがパニックだったのに、1秒引いたらどうなっちゃうの⁉」という不安がIT業界に広まり、Google、Amazonに次いでMeta(メタ、旧Facebook)も「うるう秒やめようぜ」と言い出しています。 うるう秒は1972年以降27回行なわれていますが、地球の自転スピードが遅くなるのに合わせて毎回1秒ずつ足すのが常でした。マイナスにすると、プ
うるう秒の対応 日本標準時のうるう秒対応 標準電波のうるう秒対応 テレホンJJY(アナログ電話回線を利用した自動時刻合わせ)のうるう秒対応 ネットワ-クによる時刻情報提供サービス(NTPサ-ビス)のうるう秒対応 タイムビジネス時刻情報提供サ-ビスのうるう秒対応 うるう秒挿入後の正確な時刻はどのようにして知ることができるか? GPSのうるう秒対応 (USNO情報の翻訳) 日本標準時のうるう秒対応 うるう秒の挿入は、日本時間2017年1月1日午前9時の直前に1秒が挿入されます。日本時間8時59分59秒、8時59分60秒、そして9時00分00秒と続きます。うるう秒は、世界同時に挿入されます。世界の標準時である協定世界時UTCでは、2017年1月1日0時直前の2016年12月31日23時59分59秒、23時59分60秒、2017年1月1日0時0分0秒と刻みます。うるう秒挿入時のときのみに60秒とい
うるう秒に代わる時刻調整の仕組みとして、米国立標準技術研究所 (NIST) の時間・周波数部門でネットワーク同期プロジェクトを率いるジューダ・レバイン氏が「うるう分」を提案しているそうだ (The New York Times の記事、 Ars Technica の記事)。 地球の自転で決まる時刻と原子時計で決まる時刻のずれを調整するうるう秒はさまざまな問題を引き起こしており、2035 年までの廃止が決まっている。それでも時刻の調整は必要であり、調整間隔を数年から半世紀程度に伸ばして対応頻度を減らすというのがうるう分の趣旨だ。レバイン氏の草案はすでに回覧されており、11 月 20 日からドバイで開催される 2023 年世界無線通信会議 (WRC-23) で正式に提案するとのことだ。
最長11年間は油断できない? NICTは、情報通信を専門とする日本で唯一の国立研究機関であり、公的サービスの一環として電波やNTPサーバを介し、日本標準時(JST)を提供している。このため、うるう秒調整が行われる場合には、総務省と協力してその周知や準備を主導する立場にある。 NICT時空標準研究室の井戸哲也室長は「22年のCGPM(国際度量衡総会)の決議4、および23年のWRC-23(ITUの無線通信部門)の決議655により、35年までに新たなUTCが導入されることは決定しました」と説明。ただし、「遅くとも35年の新たなUTC導入までは現行のUTCが用いられるため、その間にうるう秒調整が起こる可能性はあります」と指摘する。新たなUTCの導入時期はまだ決まっておらず、最長で今後11年間は、まだうるう秒調整が発生する可能性もあることになる。 今後は「UT1に対するUTCの時刻差“UT1-UTC
国連の専門機関である国際電気通信連合(ITU)は11日、1日の長さに追加される「うるう秒」を廃止する決議案を採択した。うるう秒は追加されるごとに、コンピューターシステムなどで障害を引き起こすリスクがあることから、ITUが廃止を検討してきた。1972年に導入されたうるう秒は、世界標準時と地球の自転速度のずれを補正するための措置で、これまでに27回実施されてきた(読売新聞)。 ドバイで開催中のITUの会議は、うるう秒を原則2035年までに廃止するとした決議案を採択。40年まで延長可能とする猶予を設けるほか、ずれの上限も現在の0.9秒から最大でも100秒に延ばすべきだとした。廃止には世界標準時を管理する「国際度量衡総会」での合意も必要だが、昨年の総会では反対していたロシアも40年までの延長を可能にすべきとする主張が決議案に反映されたことで賛成に転じる見込みとしている。
2022/08/20 · 米メタは7月、「負のうるう秒はソフトウエアに壊滅的な影響を与える可能性がある」「うるう秒を廃止するコミュニティーを支持する」とブログで主張した。
フランスのベルサイユで開催された国際度量衡局(BIPM)は、「うるう秒」(協定世界時(UTC)で動く時計を地球の自転に同期させるために時々追加される小さなジャンプ)の廃止を呼びかけた。 2035年以降、うるう秒は100年ほど廃止され、おそらく二度と復活することはないだろう。デジタル社会の進展に伴い、ますます緊急かつ深刻になっているこの問題を、どう解決するかが問われているのである。 なぜ、うるう秒があるのだろう?1972年、高精度の原子時計が登場し、1日が86,400秒(24時間、1時間は3,600秒)でないことが明らかになったからである。 その差はミリ秒単位だが、確実に積み重なっていく。結局、太陽は “真夜中”に頭上に現れることになるのだが、これは計量学者がどうしても避けたいことだった。さらに複雑なことに、地球の自転、つまり1日の長さは不規則に変化するため、前もって予測することはできない。
Image:Roman Samborskyi/Shutterstock.com 米国立標準技術研究所(NIST)の時間および周波数部門のネットワーク同期プロジェクトを率いる物理学者ジュダ・レヴィン氏は、2035年までに廃止(または現在の方法での施行を廃止)される見込みとなった「うるう秒」に変わる地球の動きと現在の時計の誤差の調整手段として、新たに「うるう分」を提案する意向を明らかにした。 うるう秒は、実は一定でない地球の自転速度によって定められる時刻と、原子時計によって定められる標準時とのズレが次第に大きくなるのを防止するため、そのズレがプラスマイナス1秒に達する場合に、原子時計の時刻を1秒前後させて調整する取り決めのこと。 ただ、このうるう秒の調整は、いまやあらゆるものがつながっているコンピューターネットワークの世界においては時刻同期で問題が生じやすく、トラブルの原因にもなる。2012年
本ドキュメントでは、うるう秒が発生する際の Miracle Linux V4.0 および Asianux Server 3 上での動作について説明します。 なお、本ドキュメントでは、2008年12月31日から2009年1月1日にかけて発生する、うるう秒が挿入される場合 (UTC時間で12月31日 午後11時59分60秒が発生する時) を例として説明します。 ■ NTPを使用している場合 Miracle Linux V4.0 および Asianux Server 3 に含まれる ntp パッケージは、うるう秒をサポートしていますので、上位の NTP サーバーがうるう秒をサポートしている場合は対処は必要ありません。 上位の NTP サーバーがうるう秒をサポートしていない場合、1月1日 午前9時0分0秒を境に1秒ずれることになります。ただしその後 NTP サーバーが正しい時間を刻み出せば、その時
2022年11月21日 11時29分 メモ 我々人間の生活の基準となる「1日」や「1秒」といった時間の長さは、地球の自転を基準に決められています。しかし、時間を測定する技術が進歩して原子時計で正確な時間の測定が可能になった結果、 地球の自転を基準とした「天文時間」と原子時計の測定する「原子時間」の間にはわずかな誤差が存在することが明らかになりました。 このズレをなくすために行われるのが、1日を1秒伸ばす「閏秒(うるう秒)」の実施です。このうるう秒の廃止が科学者たちにより提唱されており、フランスで開催された会議の中で、2035年までにうるう秒を廃止することが決まりました。 The leap second’s time is up: world votes to stop pausing clo*s https://www.nature.com/articles/d41586-022-0378
うるう秒がなくなる?† うるう秒とは うるう秒をめぐる議論† うるう秒の問題点 時刻が不連続になります。 商取引や座席予約のような場面では1分1秒を争いますから、うるう秒の取り扱いが明暗を分ける可能性もあります。 生活基盤を担うシステムで混乱が発生すれば、深刻な事態になることも考えられます。 過去のデータを精密に扱う際には、いつうるう秒が挿入されたか考慮する必要があります。 地球の自転は不規則に変動するため、うるう秒がいつ入るか短期的にも長期的にも予測できません。 その都度人手を介して対応せざるを得ず、ヒューマンエラーというリスクにつながります。 OSにせよソフトウェアにせよ日進月歩で進化していきます。毎年うるう秒があればまだよいのですが、数年おきとなると対応を忘れがちになります。 まして負のうるう秒はこれまで一度もなかった事態ですから、どんなトラブルが発生するか予測困難です。 長期的には
日常的に使っている時刻(協定世界時、UTC▼)を調整する「うるう秒」が2024年以降、実施されない見込みとなった。国際連合の専門機関である国際電気通信連合(ITU▼)の無線通信部門が2023年12月に、「1秒単位でのうるう秒の調整をしない」と決議したからだ。 うるう秒を巡っては、過去に複数のシステム障害につながった経緯があり、大手IT企業を中心に廃止を求める声が高まっていた。 ずれを0.9秒未満に うるう秒とは、地球の自転に基づく世界時(UT▼)とUTCとのずれが0.9秒以上にならないように、UTCに挿入/削除する1秒を指す。1秒の長さは1967年に定義されている。 この定義された時間で測定すると、地球の自転で1周にかかる時間(正確には天体を測定して計測する)は変化し、毎日24時間(8万6400秒)ぴったりにはならない。この差が積み重なってUTCとUTのずれが開き過ぎないようにするため、う
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