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ゼノギアスの検索結果1 - 3 件 / 3件

  • SF史に残る(べき)ゲームたち:第24回『ゼノギアス』――ゲームというテクノロジーに接触した人類の記録

    イスラエルの歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリが書いたベストセラー『ホモ・デウス』を読んでいて、『ゼノギアス』のことを思い出した。『サピエンス全史』の続編である本書は、人類の未来を予測して描いた人文書であるが、その主張はSF的にぶっ飛んでいる。未来の人間は人権や民主主義などの前提となっている価値観「人間至上主義」を失い、「データ至上主義」の「データ教」になり、データとして一体化するというのだ。生命とはアルゴリズムであり、AI、インターネット、遺伝子改良、身体改造、脳神経科学などの発達により、人類の進む先は、「不死」と「至福」と「神性」であるとしている。 壮大な進歩史観の物語であり、これが「ノンフィクション」として売られていたことに驚く。そしてそれが、20年以上前の日本のRPGゲームと似通った部分を持つことに、戸惑いを覚えるのだ。 さて、それは話の枕。『ゼノギアス』は1998年にスクウェアから発

      SF史に残る(べき)ゲームたち:第24回『ゼノギアス』――ゲームというテクノロジーに接触した人類の記録
    • 俺とワコム|山本一郎(やまもといちろう)

      長らく非モテで困っていた私が、当時働いていた秋葉原のLASER5社の取引先のひとつだたワコムの「おっさん」から呼び出されたのは夏過ぎだったと思う。ワコムは言わずと知れた、創業者が統一教会だけどあんまりそれっぽくないと当時から話題となっていた、液タブなどを手掛けるまともな製造業の会社さんである。昔もいまも、ワコムには悪い印象そのものはない。 美味しくない末広町のランチブッフェ(速攻潰れた)の派手な赤チェック内装でパスタランチをおごってくれるというので足を向けたのだが、当時はすでに私自身が投資で成功しつつあって、少し自信過剰になっていたのもよろしくなかったと思う。当時は気も大きくなって、誰とでも会い、仲良くするのが人間同士の付き合いだと思い込みすぎていた。 美味しくないランチブッフェでまず言われたのは「山本さん、お相手がいないんだってね」という単刀直入すぎる切り出しから来た「いつでもいい人紹介

        俺とワコム|山本一郎(やまもといちろう)
      • ゲームの「セーブポイント」の話題がいま熱い。オートセーブ普及で失われる文化を偲び、「思い出のセーブポイント」が集まる - AUTOMATON

        本日1月7日、日本国内のTwitterにて「セーブポイント」が話題となった。セーブポイントといえば、ゲームの進行データを記録することができる中継地点だ。作品ごとにその形態はさまざま。ある作品では教会の神父だったり、また別の作品ではクリスタルであったり、世界観ごとに多彩な姿を見せている。1日ゲームを遊んで一休みするなら、まずセーブポイントまでたどり着くのが常識……といいたいところだが、現代においてその“当たり前”は通用しないかもしれない。そんな危惧を一部ゲーマーに抱かせたのが、下記のツイートだ。 「かつてどこでも見られたセーブポイント。しかし、オートセーブの普及により、今その数を急速に減らしています。今夜のクローズアップ現代+では、セーブポイントの“いま”を特集していきます」 若者「セーブポイント? あー田舎の宿屋の横とかではたまに見かけますね。使ったことはないです笑」 — ロッズ (@ro

          ゲームの「セーブポイント」の話題がいま熱い。オートセーブ普及で失われる文化を偲び、「思い出のセーブポイント」が集まる - AUTOMATON
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