日本版DBS こどもの性被害どう防ぐ? 更新日:2023.08.31 公開日:2023.08.31 子どもと接する職業に就く際、性犯罪歴がないことの証明を求める新制度「日本版DBS」の議論が本格化する。子どもの性暴力被害は後を絶たず、制度導入への期待は高まっているが、犯罪歴に関する新たな「ブラックリスト」化に警鐘を鳴らす専門家もいる。甲南大名誉教授(刑法)の園田寿弁護士もその一人だ。いったいどういうことか。本人に聞いた。(聞き手・関根和弘) 甲南大学名誉教授、弁護士 1952年生まれ。元甲南大学法科大学院教授、元関西大学法学部教授。専門は刑事法。ネットワーク犯罪、児童ポルノ規制、薬物規制などを研究。主著に「情報社会と刑法」(2011年成文堂、単著)、「改正児童ポルノ禁止法を考える」(2014年日本評論社、共編著)、「エロスと『わいせつ』のあいだ」(2016年朝日新書、共著)など。Yahoo