千葉県の銚子漁港で22日朝、サンマが去年より1か月以上遅れて、ことし初めて水揚げされました。 水揚げ量は去年を下回り記録的な不漁が続いています。 22日朝、銚子漁港では、北海道の東の沖合で漁を行ってきた漁船が、サンマおよそ17トンをことし初めて水揚げしました。 去年と比べて水揚げ量はおよそ2トン少なく、1か月以上遅い初水揚げとなりました。 重さ150グラムから100グラムの中ぶりのものが多く、入札では1キロ当たり637円から681円と、去年とほぼ同じ価格の高値で取り引きされていました。 銚子市によりますと、銚子漁港の去年1年間のサンマの水揚げ量は476トンと、ここ数年、記録的な不漁が続いていて、ことしは燃料高騰の影響もあり、漁業者にとってさらに厳しい状況になっているということです。 サンマを水揚げした漁船の漁労長の辻野傳治郎さんは「サンマは不漁だったが、漁の時期が終わったらしょうがないと思