Shoji Nishimoto / 西本昌司 @aichi_granite ■名古屋駅新幹線南待合室入口の床に、ウニの化石が4つあることを確認!ふだん人通りが多くてじっくり観察できないところをチェックできた(^-^)/ #街の中で見つかるすごい石 #街角地質学 pic.twitter.com/jYhzTb4mol 2019-12-02 13:11:00
地質学の研究は、地球が歴史上何度もの大量絶滅を繰り返してきたことを明らかにしている。 近年、気候変動によって私たちの生活は変わり続けている。この時代、私たちが何をするべきなのか、磯﨑行雄氏にお聞きした。取材時は、非常に繊細な温暖化のお話をファクトと仮説を丁寧により分けながら、時にデータを元に丁寧に語っていただけた。ぜひ、最後までお読みになっていただきたい。 磯﨑行雄:理学博士。1978年大阪市立大学理学部卒業。山口大学助手、東京工業大学助教授を経て、2000-2021年 東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻教授。2007年アメリカ地質学会フェロー、日本地質学会賞。2019年日本地球惑星科学連合フェロー。現在:東京大学名誉教授、大学院総合文化研究科特任研究員。磯﨑:チバニアンってご存知ですか? -チバニアン? 磯﨑:「国際標準模式地」と呼ばれる、ある地質時代を代表する模式的な地層が観察で
ダーウィン進化論の3つの土台と、進化論の社会適用について 1.『ビーグル号航海記』におけるダーウィン自身の見聞 2.地質学者ライエルと、その本『地質学原理』 3.経済学者マルサスの考え方と、その本『人口論』 進化論の社会科学的側面 〜マルサスの無慈悲な自己責任論 社会科学的起源の進化論の社会適用=弱肉強食の自然科学的正当性の僭称 気になったら読んで欲しい本 ダーウィン『ビーグル号航海記』 ライエル『地質学原理』 マルサス『人口論』 ダーウィン『種の起源』 田中実,山崎俊雄,今野武雄『自然科学の名著100選』 ウォーレス『マレー諸島』 エンゲルス『反デューリング論』 前回のお話 https://www.waka-rukana.com/entry/2019/11/15/070054 ダーウィン進化論の3つの土台と、進化論の社会適用について ダーウィンは進化論を生み出すのにいくつか土台としたもの
by NASA's Marshall Space Flight Center 1959年、ソビエト連邦が打ち上げた宇宙船であるルナ2号が、人類の作った物体として初めて月面に到達しました。それ以降、人類は100機を超える月面探査機や有人宇宙船を月に送り込み、アポロ計画では宇宙飛行士が実際に月面へ降り立つなど、人類は月面の環境を大きく変えてきました。こうした状況を受けてアメリカ・カンザス大学の地質学者であるジャスティン・ホルコム氏らは、月が新たな地質学的時代「Lunar Anthropocene(月人新世)」に突入したと、査読付き学術誌のNature Geoscienceに掲載された論文で主張しています。 The case for a lunar anthropocene | Nature Geoscience https://www.nature.com/articles/s41561-02
井鷺裕司 農学研究科 教授、山浦悠一 森林研究・整備機構森林総合研究所 主任研究員、永野惇 龍谷大学 准教授、中村太士 北海道大学 教授らは、北海道立総合研究機構森林研究本部、農研機構西日本農業研究センター、京都府立大学、オーストラリア国立大学と共同で、過去10万年間にわたる日本の草地の歴史を植物の遺伝子解析により推測しました。 センブリ、カワラナデシコ、オミナエシ、ワレモコウは数十年前まで、日本のどこでも身近に見られた草地性植物でした。本研究グループは全国各地に残された草地を訪問してこれらの種の葉を収集し、次世代シーケンサーを用いた遺伝子解析を行いました。その結果、これらの種は過去10万年間にわたって、個体数を数百年前の0.5から2.0倍の範囲で維持してきたことが明らかになりました。本結果は、最近100年間に起きた草地と草地性生物の国内での激減は、千年から万年を単位とする地質学的な時間ス
かぐやSFコンテスト 以下の文章は、第1回かぐやSFコンテスト(「未来の学校」をテーマとしたショートショートの創作コンテスト)にコッソリ出品していた作品です。嬉しいことにHonorable Mention (選外佳作)に名前をあげていただいたようです。せっかくなので公開します。 現代地質学講義 ――はい。それでは今日の講義をはじめたいと思います。今回で七回目ですね。何かわからないこと、もっと詳しく聞きたいことがあったらいつでも手を挙げて質問してくださいね。 前回の講義ではだいたい300万年ほどの長さにわたって地球上のほとんどの大地が氷河に覆われていた「更新世」についてお話しました。この時代は地球史的に見てもかなり寒冷な部類の時代だったと考えられています。この氷が溶け出したのが今日勉強する地質年代、「完新世」のはじまりです。 完新世では、更新世のとき大陸の上にあった氷が溶けて水になったために
墓地は最愛の人を思い出すための平穏な場所を提供しているだけではない。そこは、地域の歴史と芸術を学ぶための博物館であり、都市部の昆虫や地衣類、植物、野生生物などのために安息地も提供している。そして墓地は、地質学を深く考えるためのすばらしい場所でもある。 人間の一生はほとんどの岩石と比べると短い。地球最古の石は40億年以上前の「冥王代(Hadean)」に形成された。ギリシャの死の神であり地下世界の王だったHades(ハデス)にちなんで名づけられた地球の初期の時代だ。 墓石は、斑糲岩(はんれいがん)や花崗岩(かこうがん)のような深成岩、粘板岩や大理石のような変成岩、あるいは稀に砂岩や石灰岩のような堆積岩で作られる。選択基準は美的価値と実用性による。 花崗岩にはさまざまな色があり、雲母の黒い点が散りばめられている。工作や彫刻が容易で、興味深い色の帯や層を見せている。 石は永遠に残り、故人の名前と思
人新世とは何か 〈地球と人類の時代〉の思想史 著者:クリストフ・ボヌイユ 出版社:青土社 ジャンル:哲学・思想・宗教・心理 人新世とは何か 〈地球と人類の時代〉の思想史 クリストフ・ボヌイユ、ジャン=バティスト・フレソズ〈著〉 地球が誕生したのは今からおよそ46億年前。それ以後の地球の変遷は、「地質時代」に区分される。化石に残る生物が出現した、およそ5億4千万年前ごろからが古生代。およそ2億5千万年前に、大陸移動による衝突の衝撃で大絶滅が起こり、ここからが中生代で、6600万年前の恐竜大絶滅で中生代が終わる。そのあとが新生代。新生代は第三紀と第四紀に分けられ、その中もさらに細分化されている。今の私たちは、およそ1万年前に始まった「完新世」という時代に生きている、というのが常識。 この地質時代は、地球のプレートの動きや大きな気候変動、生物相の大激変などによって区分されてきた。さて、「人新世」
人類の活動が盛んになり、地球環境に影響を及ぼしている現在を、地質学的に「人新世(じんしんせい)」という新しい時代区分として定義しようと、愛媛大学などのグループが大分県の別府湾で調査を行いました。 地球の歴史は、地質に残された特徴を元に時代が区分されており、1億4500万年前以降の温暖で恐竜が繁栄した時代が「白亜紀」とされているほか、およそ1万年前に寒冷な気候が終わってから現在までは「完新世」とされていますが、分解されにくいプラスチックや化石燃料を燃やしたときにでる微粒子、それに、環境汚染をもたらす化学物質など、人類の活動の痕跡が地質に残り始めているとして、現代を「人新世」という新たな時代に区分できないか、国際的な学術団体が検討をはじめています。 大分県の別府湾には、1年ごとの海底の堆積物が乱れずに積み重なっている特別な海域があり、愛媛大学沿岸環境科学研究センターの加三千宣准教授などの研究グ
西暦2000年に世界で初めて「Anthropocene」という言葉が使われてから21年が経った。 その提案者パウル・クルッツェンは、安定と繁栄の時代「完新世(Holocene)」は数百年前にもう終わり、我々はすでに次なる地質時代「Anthropos(人類)+ cene(新たな時代)」ーー人類が地球の地質や生態系における支配的アクターとなり、地質学的なスケールの影響力をもつようになった時代ーーに突入したと考えるべきだと訴えた。 今や自然科学から環境人文学、アートから政治まで、いたるところで叫ばれるようになったが、研究が進めば進むほど、Anthropocene(人新世)という単語・概念が抱える限界や問題性も明らかになってきている。 改めて、人新世とはどういう概念なのか? 人新世に向けられる批判、そして立ち現れつつある新たな探究の形態とは? 人新世的現実のなかで生きていくとはどういうことなのか?
「チバニアン」の命名が決定し、喜ぶ茨城大の岡田誠教授(左から4人目)ら研究チームのメンバーら(17日午後、東京都立川市の国立極地研究所で)=関口寛人撮影「チバニアン」正式決定で、地層前に訪れた人たち(17日午後2時50分、千葉県市原市で)=飯島啓太撮影 国際的な科学者組織「国際地質科学連合」(事務局・北京)は17日、韓国・釜山(プサン)で開催中の理事会で地質学上の時代(地質時代)のうち、約77万4000~約12万9000年前の時代を「チバニアン」(ラテン語で「千葉の時代」)と命名することを決めた。46億年の地球の歴史を表す地質時代の名前の一つに、日本の地名が付くのは初めて。 命名は、約77万3000年前に地球の磁気(地磁気)が反転した痕跡を残す千葉県市原市の地層(千葉セクション)を、その時代の始まりを代表する基準地として認定したことに伴う。良好な状態の地層や、微生物の化石など時代を特定でき
2019年5月29日 国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所 京都大学 龍谷大学 北海道大学 森林の国・日本で草地は10万年以上維持されてきた ―近年の草地の激減は地質学的時間スケールで大きな出来事― ポイント 日本では最近100年間で草地が90%以上消失した結果、多くの草地性生物が絶滅の危機に直面 全国的な遺伝子解析の結果、日本人になじみの深い草地性植物4種は過去10万年間にわたって国内で個体数を安定的に維持してきたことが示された 近年の草地と草地性生物の減少は、千年~万年を単位とする地質学的時間スケールでも大きな出来事 概要 国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所は、京都大学、北海道立総合研究機構森林研究本部、農研機構西日本農業研究センター、龍谷大学、京都府立大学、北海道大学、オーストラリア国立大学と共同で、過去10万年間にわたる日本の草地の歴史を植物の遺伝子解析
2021年最初の食材は、冬の味覚の王者・ズワイガニ。日本海の恩恵だが、マグマ学者の巽好幸先生は「日本海はホンマの海といえるかどうか」と思わぬことをおっしゃる。はて、どういうことか? 改めて日本海の成り立ちをみてみましょう。 ■資源保護で持ち直し 私が駆け出し時代のこと。11月6日のカニ漁解禁日に鳥取支局の新人記者は沖合まで取材に行くのだが、フィルムの装塡(そうてん)ミスで写真撮影に失敗するという苦い思い出がある。各社、鳥取発の写真が翌日の社会面を飾ったが、毎日新聞だけ豊岡の水揚げ写真だった……。 昔話はともかく、北陸、山陰の日本海の漁獲量は、1960年代後半~70年代前半は1万2000トンもあったが、乱獲などで90年代初めには1000トン台まで激減した。私が取材に行ったのは、そんな底の頃で、確かに底引き網にはカニがほとんどいなかった。その後、各県とも魚礁を沈めて保護区を設けたり、移植放流し
千葉県にあるおよそ77万年前の地層を地質学の国際的な基準に登録し、そこからおよそ12万年前までの地質学上の時代を「チバニアン」と命名することを国際学会が決めました。 日本の地層が国際的な基準に登録されるのは初めてのことで、今後、高校の地学の教科書にも「チバニアン」の記載がみられることになりそうです。 千葉県市原市にあるおよそ77万年前の地層は、この頃に地球の地磁気が逆転した痕跡を残していて、茨城大学や国立極地研究所などのグループは地球の一時代を代表する地質学の基準である「国際標準地」に登録するよう国際学会に申請していました。 17日韓国で開かれた国際学会の理事会での投票の結果、登録が認められ、およそ77万年前から12万年前までの地質学上の時代を、千葉県にちなんで「チバニアン」と名付けることが決まりました。 地質学では、地球のおよそ46億年の歴史を、「国際標準地」などを基準に117の時代に区
ついに12月になってしまいましたね。 北海道・東北では既に積雪しておりますが、幸い宮城県ではまだそこまでは降っていません。 仙台市に限れば、11月25日の夜中に初雪だったようですが、積もらなかったこともあり、全く気付きませんでした(;^_^A また冬が来てしまいましたね。 青崩峠を詳しく見てみよう日本の歴史と地形・地質では武田信玄本軍の進軍ルート編がやっと終わりました。その本編では青崩峠について詳しく触れなかったので、ここで見てみようと思います。 青崩峠の位置:スーパー地形画像に筆者一部加筆まずは位置を確認しましょう。青丸が青崩峠。 長野県と静岡県の県境に位置します。赤線は国道152号線です。 青崩峠の位置②:スーパー地形画像に筆者一部加筆地形図だけで見ると、こんな感じ。 赤点線が日本屈指の大断層・中央構造線です。 青崩峠の位置③:スーパー地形画像に筆者一部加筆中央構造線沿いに細長いまっす
県立大は二〇二五年四月、恐竜学や地質、古気候学などを学ぶ「恐竜学部」(仮称)を開設する。県立恐竜博物館(勝山市)の隣接地に新たに勝山キャンパスを整備し、研究だけでなく観光や建築など幅広い分野での人材育成を進める。恐竜に特化した大学の学部設置は全国で初めて。(波多野智月) 世界の恐竜学研究の拠点として「恐竜王国福井」のブランド力を向上させる狙い。学生は県内外での発掘調査や地質調査などを通じ、古生物だけでなく地質、岩石、地形も学び、都市計画や防災にも生かせる知識を身に付ける。 学部には「恐竜・地質学科」を設置。その中の「恐竜・古生物コース」では化石発掘やクリーニング、保管技術を学ぶ。「地質・古環境コース」では水月湖(若狭町)や東尋坊(坂井市)など県内固有の地層を調査する。恐竜博物館と連携して設備を共有するほか、研究員を講師に招く。全国から研究者を教員として募り、海外の研究機関との共同研究も視野
熱海市伊豆山の大規模土石流で崩落した盛り土付近の土石を採取し、成分などを分析してきた静岡大防災総合センター長の北村晃寿教授(地質学)が3日までに、調査結果をまとめた。採取した貝殻が分布する地層に神奈川県小田原市内の下流域を挙げ、伊豆山に運び込まれた土砂の出どころと推定した。 土石流発生から4カ月が経過した現場。行方不明者の捜索が続く=3日午前、熱海市伊豆山 盛り土を造成した小田原市内の不動産管理会社は熱海市のほか、神奈川県西部の各地でも土地改変や宅地造成を繰り返していたとされ、建設残土などが伊豆山に運び込まれた可能性が高まった。 調査結果は、盛り土の供給源の土砂を使った土石流の再現実験などでも重要な役割を果たすとみられる。 北村教授は9月3日、崩落を免れた部分の盛り土の2カ所から堆積物を採取した。さらに実際に流れ出た土砂の成分を調べるため、崩落現場の直下の地点でも試料を取った。 北村教授に
地質年代「チバニアン」のGSSP(国際境界模式地)認定を牽引してきた国立極地研究所の菅沼悠介さんが、大好評の著書『地磁気逆転と「チバニアン」』にまつわるエッセイを寄せてくれました。 一見すると「ただの崖」からどのような新しいサイエンスが立ち上がってくるのでしょうか――。 先人たちのバトン 房総半島の中央部を流れる養老川。その河床の脇には、「千葉セクション」という、かつて地磁気(地球の磁場)が180度逆転した痕跡が残される地層が露出する。 いちばん最近の、といっても約77万年前に起きた地磁気逆転の詳しい様子が、この千葉セクションの研究で明らかにされているのだ。 2020年1月。日本列島を「地球史にチバニアン誕生」のニュースが駆け巡った。 チバニアンとは地球の歴史上の一つの時代(これを「地質年代」という)についた新しい名称で、この時代名の認定において、千葉セクションの地磁気逆転の痕跡が鍵となっ
墓地は最愛の人を思い出すための平穏な場所を提供しているだけではない。そこは、地域の歴史と芸術を学ぶための博物館であり、都市部の昆虫や地衣類、植物、野生生物などのために安息地も提供している。そして墓地は、地質学を深く考えるためのすばらしい場所でもある。 人間の一生はほとんどの岩石と比べると短い。地球最古の石は40億年以上前の「冥王代(Hadean)」に形成された。ギリシャの死の神であり地下世界の王だったHades(ハデス)にちなんで名づけられた地球の初期の時代だ。 墓石は、斑糲岩(はんれいがん)や花崗岩(かこうがん)のような深成岩、粘板岩や大理石のような変成岩、あるいは稀に砂岩や石灰岩のような堆積岩で作られる。選択基準は美的価値と実用性による。 花崗岩にはさまざまな色があり、雲母の黒い点が散りばめられている。工作や彫刻が容易で、興味深い色の帯や層を見せている。 石は永遠に残り、故人の名前と思
北陸地方の白山山麓(さんろく)などに特有の堅豆腐。荒縄で縛っても崩れないほど硬い豆腐がなぜできたか? 美食地質学的に解き明かすと、水に行き着いた。 ■歯応えと大豆の味○ 堅豆腐って、あんまりなじみがないので、まずは味見といきましょう。合掌造りで知られる富山県南砺市の五箇山地方の堅豆腐をいただく。大豆は地場産、にがりは能登半島産。木綿豆腐よりしっかりした歯応えで、重しを乗せて水分を抜いているので、大豆の味が凝縮されている。日本料理の大引伸昭先生の解説。 大引「奈良時代に中国から伝わった豆腐は堅豆腐といわれていて、日本で独自に進化しました。その中で、五箇山は昔ながらの製法が残ってる。原形に近いかも。平家の落ち武者が五箇山に住み着いて、京文化の豆腐を伝えたという説があるんです。流通や保存がしやすい堅豆腐が雪国に適していたんですね」
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科学者たちは過去200年間にわたり、ありふれた鉱物であるドロマイト(苦灰石)を、自然に形成されたと考えられる条件下で成長させようと試みてきたものの、失敗に終わっていた。このたび、米ミシガン大学と北海道大学の共同研究チームが、原子シミュレーションによって開発した最新アプローチを用い、ついにドロマイトを成長させることに成功した。 この研究成果は、地質学の長年の謎を解き明かすもので、新しい結晶性材料を生成する助けになる可能性がある。 ドロマイトを鉱物として最初に文献に記載したのは1792年、フランス人探検家のデオダ・ドゥ・ドロミューがイタリアとオーストリアの山岳地帯で収集した岩石サンプルを分析したスイス人博物学者ニコラ・テオドール・ド・ソシュールだった。 ドロマイトは、カルシウムとマグネシウムの炭酸塩鉱物で、イタリアのドロミテ山脈、カナダと米国の国境にあるナイアガラ断崖、英ドーバーにある断崖ホワ
コシヒカリのイクラご飯(中央奥)、うずみ茶わん蒸しべっこうあんかけ(中央)と(右から時計回りに)アマダイと里芋の米粉揚げ、サケみそつけ焼き、アナゴの棒ずしとカモうま煮板米はさみ巻き、甘酒アイス=大阪市阿倍野区で2022年11月10日、梅田麻衣子撮影 新米のおいしい季節。主食用の米は300種類近くあるが、作付け面積は40年以上、コシヒカリがトップを占め続けている。コシヒカリといえば新潟。米の生産量は全国1位だ。なぜ新潟産の米はおいしいのか。コシヒカリをいただきながら考えた。 ■コシヒカリで輝き 日本料理は米ありき、と大引伸昭先生は言う。 大引「米は一番、位が高いんです。お膳でも左に置くのはその表れ。食材の中でも別格です」
2024年4月 (29) 2024年3月 (73) 2024年2月 (72) 2024年1月 (65) 2023年12月 (93) 2023年11月 (87) 2023年10月 (83) 2023年9月 (69) 2023年8月 (67) 2023年7月 (63) 2023年6月 (61) 2023年5月 (57) 2023年4月 (55) 2023年3月 (60) 2023年2月 (59) 2023年1月 (68) 2022年12月 (89) 2022年11月 (70) 2022年10月 (78) 2022年9月 (77) 2022年8月 (58) 2022年7月 (69) 2022年6月 (84) 2022年5月 (98) 2022年4月 (96) 2022年3月 (107) 2022年2月 (68) 2022年1月 (76) 2021年12月 (99) 2021年11月 (138)
【▲ 火星の地下深くから上昇し、エリシウム平原を押し上げるマントルプリュームのイメージ図。中央の割れ目の集まりはケルベロス地溝帯で、その奥にはNASAの火星探査機インサイトも描かれている(Credit: Adrien Broquet & Audrey Lasbordes)】アリゾナ大学月惑星研究所(LPL)のAdrien BroquetさんとJeff Andrews-Hannaさんからなる研究チームは、現在の火星は従来考えられていたよりも地質学的に活発であり、地殻を押し上げるマントルプリューム(地下深くから上昇してくる高温物質の流れ)が存在する可能性を示した研究成果を発表しました。 巨大な楯状火山であるオリンポス山(Olympus Mons)など幾つもの火山の存在が示すように、過去の火星では火山活動が起きていたことが知られています。これらの火山が活動していた時代は古く、現在の火星は地質学的
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工事を強行しても頓挫するのは明らかだ。ここでは軟弱地盤の問題が何一つ解決していない状況を改めて告発する。 敷地内には広く軟弱な粘土層が分布する。ボーリングサイトB27地点は最も深くまで軟弱な地盤が分布する。防衛局は地盤改良装置の限界、水深70メートルまで改良するとしているが、その下にも防衛局も軟弱と認める粘土層が分布する。護岸直下だけでもその幅は150メートル以上、深さ7メートルに及ぶ。さらにその下、90メートルまで続く沖積粘土層。防衛局はその強度測定をかたくなに拒んでいる。国際的にも認められている計測方法(三成分コーン貫入試験)ではこの層も軟弱である。 また、大浦湾側の護岸は、沖合に走る谷に...
第 1 位 パンツをはいたサルの「チバニアン」 「エデンの園」楽園追放に名づけられ … 2019年12月2日 … 地球の歴史の中で、最も最近に起きた「地磁気反転」の痕跡をとどめる国際標準として、 千葉県の露頭が選ばれ、年代の命名が「チバニアン」となる見通しがたったことが11月 29日の報道で明らかになりました。 このところ、停電や断水など、 … 「チバニアン」快挙! 地質年代に初の日本名(20/01/17) – YouTube 12 時間前 … 地球が誕生して46億年。17日は後世に語り継がれるであろう歴史的な日になりました。 日本の空の玄関口であり、観光地としても高いポテンシャルを誇っている千葉県。ついに 、世界からチバニアン、つまり千葉時代といわれる日が来ます。 地図で楽しむすごい千葉 | 都道府県研究会 |本 | 通販 | Amazon 内容紹介. 地図を読み解けば、千葉がもっと面白
ラクダをはじめとして、鳥取砂丘の名物は数々あれど、この季節ならラッキョウだ。シャキシャキのラッキョウをいただきながら、サラサラの砂丘がどうやってできたかを考えた。 ■鳥取名産 花は紫色 新米記者時代、ラッキョウの花が満開だというので、写真を撮りに行った。秋、ラベンダーのような紫色の花を付けるのだ。あのラッキョウが、こんな愛らしい花を?と驚いた覚えがある。 それが鳥取市福部町(旧福部村)。昨年のデータで作付面積は約113ヘクタール、出荷量約1400トン。全国有数の大産地だ。収穫は5月末から6月中ごろまでの1カ月足らず。JA鳥取いなばの担当者に聞くと、本当は7月の方がおいしいんだけど、スーパーや量販店がこの時期にしか売ってくれないので、収穫や出荷に大忙し。ただ、今年は雨が少なくて不作なんだとか。
「てぃーあんだ」の沖縄料理。スクガラスなどが乗った島豆腐(中央、その右隣から時計回りに)沖縄そば、クーブイリチー、スーチカー、ゆし豆腐、ミヌダル、ゴーヤーチャンプルー、ラフテー=大阪市北区で2022年8月23日、久保玲撮影 今年、日本復帰50年を迎えた沖縄には独特の食文化がある。その成り立ちは島ゆえの地質と関係しているはず。つながりを解き明かすべく、マグマ学者の巽好幸先生、日本料理の大引伸昭先生と大阪の沖縄料理店に向かった。 ■琉球王国の宮廷料理 大阪は沖縄出身者が多い大正区を中心に、沖縄料理店がたくさんある。その中でも人気店の「てぃーあんだ扇町本店」にお邪魔した。 料理を待つ間に、大引先生が沖縄料理について語る。
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