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地質の検索結果41 - 80 件 / 97件

  • ヨーロッパ最大の「結晶世界」、「プルピ晶洞」一般公開される

    <氷の結晶のような透明度の高い巨大な透石膏で覆われているスペインの「プルピ晶洞」が、2019年8月から一般公開されている......> スペイン南部アルメリア県プルピの「プルピ晶洞」は、1960年代に閉鎖された銀山「ミナリカ」の50メートル下でスペインの鉱物学者グループによって1999年に発見された晶洞だ。巨大な結晶に覆われた洞窟ということでは、メキシコ北西部チワワ州のナイカ鉱山の下にある晶洞が世界最大で有名だが、プルピ晶洞は、これに次ぐもので欧州では最大規模だ。 11立方メートルの卵形空洞をなし、氷の結晶のような透明度の高い巨大な透石膏で覆われている。2019年8月5日から広く一般に公開されているが、その構造や地史などについては、まだ多くの謎が残されている。 560万年前、地中海が干上がった後にこの結晶形成がすすんだ スペイン・グラナダ大学フアン・マヌエル・ガルシア・ルイス特任教授らの研

      ヨーロッパ最大の「結晶世界」、「プルピ晶洞」一般公開される
    • 先史時代の津波の犠牲者はどこに? 法医学の応用で考古学に光明

      約5000年前、現在の南米チリのアタカマ砂漠沿岸に、太平洋の冷たい水で溺れた1人の漁師が打ち上がった。漁師の身に何が起こったのか。地質学者や人類学者らが、法医学を応用して解き明かそうとしている。 チリ北部の海岸で発見された古代の人骨が、溺死者を特定する現代の法医学の手法を用いて分析された。遺骨の持ち主は漁師で、5000年前の太平洋で溺れた可能性が高いことがわかった。(ALAMY) 現在、溺死診断の際に用いられる「珪藻(けいそう)検査」は、溺死者の体に何が起きるかを根拠としている。溺れたときに吸い込んだ水は、肺を破り、骨や骨髄を通る毛細血管まで、瀕死(ひんし)状態の体内を駆け巡る。(参考記事:「珪藻、顕微鏡の描く世界2013」) 珪藻はシリカの殻に覆われた微細な藻類で、海や川や湖などのあらゆる水中に生息する植物プランクトンの仲間だ。法医学者は溺死診断にあたって、死体の骨髄を調べ、珪藻を探す。

        先史時代の津波の犠牲者はどこに? 法医学の応用で考古学に光明
      • 地球科学者からみた首里城火災|Takayuki Ogata

        琉球大学総合環境学副専攻の巡検で、首里城の建造物が焼け落ちてから初めて現場を訪れた。火災の跡は生々しく、痛々しいものであったが、観光地としての首里城公園を考えても、残念さを拭えなかった。 首里城跡はユネスコ世界文化遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」のひとつにも指定されているように、琉球王国の歴史・文化を考える大変貴重なサイトだ。しかし、ここ数年にわたって日頃から感じ続けてきたことではあるが、ビジターに提供する情報が、ほぼ歴史・文化的な内容だけという課題がある。 修学旅行生で賑わう守礼の門 首里城公園にはたくさんの修学旅行生も訪れる。高校生たちには、文系の生徒もいれば、理系の生徒もいる。同じサイトを訪れたとしても、興味関心は千差万別だろう。もちろん、国内外から訪れる一般のツーリストも同様だ。 一流の観光地は、ビジターのあらゆる興味関心に応え得る、懐の広さがあるものではないだろうか。その点

          地球科学者からみた首里城火災|Takayuki Ogata
        • 鹿児島で翼竜の化石発見 「薩摩翼竜」と命名 | NHKニュース

          恐竜が繁栄したおよそ1億年前に生息し、空を飛ぶは虫類として知られる翼竜の化石が鹿児島県長島町で発見され、研究チームによって「薩摩翼竜」と命名されました。 化石の大きさは長さ7センチほど太さ2センチ余りのだ円のような形で、翼竜の体の特徴と同じく内部は空洞であることが分かったほか、過去の研究事例とも照らし合わせた結果、翼竜の翼か後ろ足の骨の一部と結論づけたということです。 鹿児島県内で翼竜の化石が見つかったのは初めてで、研究チームは地元で愛着を持ってもらおうと「薩摩翼竜」と名付けました。 研究チームによりますと、翼を広げたときの大きさは同じ時代に生息していた、5メートル近くに上る翼竜「アンハングエラ」に匹敵すると考えられ、今後ほかの部位の化石の発見を目指し、詳細な分類を進める方針です。 「薩摩翼竜」の化石は、去年11月研究チームが、同じ獅子島の地層で過去に見つかった、海に生息していたは虫類「ク

            鹿児島で翼竜の化石発見 「薩摩翼竜」と命名 | NHKニュース
          • ジオパークエリア内で発見された新鉱物「北海道石」とその保全についてのお知らせ – 北海道・十勝をまるごと体感!とかち鹿追ジオパーク【公式】

            地質・鉱物を愛する皆様へ 本日(5/26)、日本地球惑星科学連合大会において、当ジオパークエリア内に産する鉱物が新鉱物「北海道石(ほっかいどうせき)」として国際鉱物学連合に承認されたこと、またその詳細についてが発表されました。このことを受けまして、とかち鹿追ジオパーク推進協議会長からその紹介と保全についての声明を発出致しました。 関係者の皆様におかれましては、下記の声明文をご一読いただき、今後の地質遺産の保全に向けた取り組みにご理解とご協力いただけたら幸いです。 とかち鹿追ジオパークのエリア内(鹿追町内)から産出する鉱物が「北海道石(ほっかいどうせき)」、 学名:hokkaidoite(ホッカイドウアイト)として、国際鉱物学連合に承認・ 登録されました(2023年1月)。あわせて、開催中の日本地球惑星科学連合大会において、発見した研究者グループによってその産状や特徴が公表されました。北海道

              ジオパークエリア内で発見された新鉱物「北海道石」とその保全についてのお知らせ – 北海道・十勝をまるごと体感!とかち鹿追ジオパーク【公式】
            • 病院の駐車場で大規模な陥没、患者ら避難 イタリア

              イタリア・ナポリ郊外のデルマーレ病院の駐車場で、地面が陥没してできた穴(2021年1月8日撮影)。(c)CIRO FUSCO / ANSA / AFP 【1月9日 AFP】イタリア・ナポリ(Naples)で8日、病院の駐車場で大規模な陥没が発生し、水道と電気が遮断したため、患者らが避難した。 消防隊は「陥没穴のためデルマーレ病院(Ospedale del Mare)の駐車場で介入活動を実施」とツイッター(Twitter)に投稿。捜索犬チームも出動したと明らかにした。消防隊員らによると、約500平方メートルにわたって地面が陥没し、複数の自動車が穴に落ちた。負傷者は出ていない。 ナポリがあるカンパニア(Campania)州のビンセンツォ・デ・ルカ(Vincenzo De Luca)知事は、「建物も無事で、何よりも人命に被害が出ていないのは幸いだ」と説明。「水文地質学的な問題」だとした。 同病院

                病院の駐車場で大規模な陥没、患者ら避難 イタリア
              • 世界初の「ふ化前の卵を抱く恐竜の化石」が見つかる

                卵を温めているように、ふ化前の卵の上にしゃがみ込んだまま死亡した恐竜の化石が中国で発見されました。卵の中に胚が残っている状態でこのような化石が発見されたのは、世界初です。 An oviraptorid preserved atop an embryo-bearing egg clutch sheds light on the reproductive biology of non-avialan theropod dinosaurs - ScienceDirect https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S2095927320307635 Researchers Announce World’s First Dinosaur Preserved Sitting on Nest of Eggs with Fossilized

                  世界初の「ふ化前の卵を抱く恐竜の化石」が見つかる
                • 恐竜絶滅時に起きた高さ1500mの津波 その痕跡がアメリカの地下に眠っていた

                  <ユカタン半島を直撃した小惑星は、想像を絶する規模の大波を引き起こした> 太古の世界を支配し、その後跡形もなく消え去ってしまった恐竜。その絶滅の経緯については現在でもさまざまな学説が議論されているが、宇宙から飛来した小惑星が根源になったとの説が最も有力だ。 今からおよそ6600万年前の白亜紀末期、宇宙から飛来した小惑星がメキシコ東部のユカタン半島近海を直撃したとされる。衝撃でチリが舞い上がり、太陽光は数年間というスパンで地表にほぼ降り注がなくなった。地球規模の寒冷化によって生物に適さない環境となったのに加え、光合成が行えずにエサとなる植物が減少したことから、恐竜を含めた地球上の生物の75%が死滅した。 小惑星の落下ポイントに近い地点では、さらに別の要因が生態系にインパクトを与えることとなる。地表への衝突エネルギーによって大規模な津波が起きていたのだ。その規模についてはさまざまなパターンで推

                    恐竜絶滅時に起きた高さ1500mの津波 その痕跡がアメリカの地下に眠っていた
                  • 産総研:都市域の地質地盤図

                    「都市域の地質地盤図」はボーリングデータ等をもとに都市域の地層の分布を3次元解析することによって作成した地質図です.地層の3次元の分布形態を平面図・断面図・立体図で表示します.また解析に使用したボーリングデータも閲覧できます.

                    • 30億年以上前の生物を記録した「ストロマトライト」が失われつつある

                      by Rockman of Zymurgy ストロマトライトは藍藻(シアノバクテリア)類と土砂などの堆積物が何層にも積み重なって形成された岩石です。現代でも積層を続けるストロマトライトがオーストラリアのわずかな水域で生息しているのですが、そんなストロマトライトが滅亡の危機にあるそうです。 Stromatolites, the 3.5-billion-year-old living fossils near Port Lincoln, face a worrying future - ABC News https://www.abc.net.au/news/2020-09-12/stromatolites-billion-year-old-port-lincoln-uncertain-future/12656860 ストロマトライトは、藍藻が昼間に土砂の表面で光合成を行い、夜間に粘液で土砂を

                        30億年以上前の生物を記録した「ストロマトライト」が失われつつある
                      • ホタルの化石を国内初発見 約350万年前のきれいな形:朝日新聞デジタル

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                          ホタルの化石を国内初発見 約350万年前のきれいな形:朝日新聞デジタル
                        • 月面ウォーター:月の日の当たる場所にも水が存在するという決定的証拠を史上初めて確認(NASA) : カラパイア

                          ついに決定的事実が確定した。月の陽があたる部分にも水があるのだ。 2009年の報告によって、おそらくはあるだろうと推測されていたが、本当にそれが水であるかについてまだ議論の余地があった。しかし、このほど水特有の波長から、そこに水があるという決定的な証拠が初めて確認されたとのことだ。

                            月面ウォーター:月の日の当たる場所にも水が存在するという決定的証拠を史上初めて確認(NASA) : カラパイア
                          • 地形・地質情報ポータルサイト(旧,地質情報ポータルサイト)

                            Powered by Geo_Information Portal Hub (GIPH),2023/11/01

                            • 紫外線を当てると美しい!新たな鉱物「北海道石」が国際機関に登録…光る理由と発見の意義を聞いた|FNNプライムオンライン

                              北海道で新たな鉱物が見つかり、国際機関に「北海道石(ほっかいどうせき)」として登録された。 発見したのは、公益財団法⼈「相模中央化学研究所」の田中陵⼆・主任研究員らの研究グループだ。 北海道の⿅追町や愛別町の⼭林で、世界初となる新鉱物「北海道石」を発見し、今年1⽉に「国際鉱物学連合」で命名承認と登録を受けた。 北海道石は、炭素および⽔素のみからなる有機化合物の天然結晶で、紫外線をあてると美しく光るという特徴を持つ。研究グループは「北海道石は、石油生成の謎を解く鍵になる情報を含んでいる」としている。 北海道⽯を含むオパール(⿅追町産。紫外線照射下、⻩⾊く蛍光する部分が北海道⽯)[提供:相模中央化学研究所 田中陵⼆・主任研究員] この記事の画像(5枚) 新たな鉱物「北海道石」は、なぜ、紫外線をあてると、美しく光るのか? また、今回の発見にはどのような意義があり、どのようなことの解明につながるの

                                紫外線を当てると美しい!新たな鉱物「北海道石」が国際機関に登録…光る理由と発見の意義を聞いた|FNNプライムオンライン
                              • 「人新世」人類繁栄した時代象徴する地層 別府湾に重要指標 | NHK

                                人類が繁栄した時代を象徴する地層を選んで、地質学的に「人新世」という新しい時代区分にしようと、世界の候補地の調査が行われていて、日本の候補地である大分県の地層で、重要な指標になるとみられるごく微量のプルトニウムを検出できたと東京大学などのグループが発表し、選定されるための大きな前進だとしています。 「人新世」は、国際的な学術団体のグループが、人類の繁栄した時代を象徴する地層を選んで、地質学的な新たな時代区分にしようと、世界12か所の候補地から1か所を選ぶことになっています。 東京大学の横山祐典教授や愛媛大学などの研究グループは、日本の候補地である大分県にある別府湾の海底の地層を調べ、人類の活動の痕跡として、核実験によって全世界に降った、ごく微量のプルトニウムを検出できたと公表しました。 分析では、核実験が繰り返された1950年代の地層で、プルトニウムの濃度が上昇し、条約などで実験が制限され

                                  「人新世」人類繁栄した時代象徴する地層 別府湾に重要指標 | NHK
                                • 「化石のまち瑞浪市」どうして有名なの?  | 岐阜新聞Web

                                  31日で閉館してしまう岐阜県瑞浪市の地球回廊に行ってきました。トンネル内にはディプロドクスの骨格模型やデスモスチルスのジオラマなどがあり、とても楽しかったです。瑞浪には前にも来たことがありましたが、「化石のまち」と呼ばれていることは知りませんでした。どうして瑞浪は化石で有名なのでしょうか。(名古屋...

                                    「化石のまち瑞浪市」どうして有名なの?  | 岐阜新聞Web
                                  • 2億年後の地球には超大陸「Amasia」しか存在しない | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

                                    カーティン大学が主導する新しい研究により、世界に次に現れる超大陸「Amasia(アメイジア)」は、2億年から3億年後に太平洋が閉じて形成される可能性が高いことが判明した。 研究チームが、スーパーコンピュータを用いて超大陸の形成過程をシミュレーションした結果、1億年前に誕生した大西洋やインド洋などの「若い」海の海洋地殻は、太平洋などの古い海と比較すると、地球のマントルへ沈み込む可能性が低いことが判明した。 カーティン大学の地球ダイナミクス研究グループおよび地球惑星科学部に所属する、論文主執筆者のチュアン・ファン博士は、この新しい発見が重要であり、今後2億年の間に地球に何が起こるかについての洞察を与えてくれると語る。 ファン博士は「過去20億年の間に地球上の大陸は6億年ごとに衝突して超大陸を形成してきました。これは超大陸サイクル(supercontinent cycle)という名で知られていま

                                      2億年後の地球には超大陸「Amasia」しか存在しない | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
                                    • プロポーズは自分で掘り当てたダイヤを手に...鉱物マニアの挑戦

                                      見つけるコツは「探すのをやめないこと」だと、リデンは言う(左はデジレ) CHRISTIAN LIDEN <特別な婚約指輪を贈りたかった鉱物マニアが、2.2カラットの大物と最愛の彼女を射止めるまで> 子供の頃から、アイスランドなど遠い場所まで宝石を探しに行く男たちのドキュメンタリー番組が大好きだった。要するに僕は「鉱物マニア」で、化石を掘ったりもする。 中学・高校時代はあまり女の子と縁がなかったけれど、いつか結婚するなら、人と違ったやり方にしたかった。なんで婚約指輪を店で買わなきゃならない? 宝石を自分で見つけたっていいはずだ。 2016年、21歳の僕は地元ワシントン州でよく山歩きをしていた。食事をするのはいつも同じレストランだった。デジレがウエートレスとして働いていたからだ。 あるとき店で一緒に食事をしていた男友達に彼女と話したことがないと打ち明けると、この臆病者めと挑発された。だからレシ

                                        プロポーズは自分で掘り当てたダイヤを手に...鉱物マニアの挑戦
                                      • 岡山県・布賀鉱山の「逸見石」は反強磁性体である、東北大などが発見(マイナビニュース) - Yahoo!ニュース

                                        東北大学、岡山大学、東京工業大学(東工大)、高エネルギー加速器研究機構(KEK)、福井大学(福大)、神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)の6者は10月18日、世界でも岡山県の布賀鉱山(高梁市)でしか産出しない「逸見石(へんみいし)」が、従来の報告とは異なる結晶構造を持つこと、ならびに量子力学的なゆらぎが強く現れる磁気スピン格子の性質を持つ強い反磁性体であることを明らかにしたと発表した。 【画像】今回の研究で決定された逸見石の結晶構造 同成果は、東北大 東北大学多元物質科学研究所 山本孟助教、坂倉輝俊助教、木村宏之教授、岡山大 異分野基礎科学研究所のHarald O. Jeschke特任教授、東北大の壁谷典幸助教、同・落合明名誉教授、同・野田幸男名誉教授、福井大 遠赤外領域開発センターの石川裕也助教、同・藤井裕准教授、KEK 物質構造科学研究所の佐賀山基准教授、同・岸本俊二特別教授、

                                          岡山県・布賀鉱山の「逸見石」は反強磁性体である、東北大などが発見(マイナビニュース) - Yahoo!ニュース
                                        • 想像以上にきれい! 漁業者を悩ませていた軽石、驚きの変身 沖縄 | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プラス

                                          軽石の漂着で被害を受けた漁業者の支援に役立ててもらいたいと、琉球ガラス製造協同組合(松田英吉理事長)は12月20日、沖縄県うるま市の与那城漁協(玉榮將幸組合長)に、軽石で作ったガラスのチャリティー販売で得た収益金から23万1308円を寄贈した。 琉球ガラス製造協同組合の理事で「再生ガラス工房てとてと」を営む松本栄さんが、漂着軽石を砕いて溶かすことで深い緑色が出る「軽石ガラス」の開発に成功。賛同する7工房に配り、各工房で製作したガラス製品を昨年10月に豊見城市内でチャリティー販売した。

                                            想像以上にきれい! 漁業者を悩ませていた軽石、驚きの変身 沖縄 | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プラス
                                          • 八戸沖海底下、謎の石炭層から見える「日本列島の形成」と「海底下の森」(稲垣 史生)

                                            生命は存在しないとされていた海底下の世界に、近年、地上をも超える生命圏が存在することがわかってきました。食べるものもほとんどない、それどころか、呼吸すらもままならない高圧・高温の極限環境に生きる生物とはいったいどのようなものなのでしょうか? 『DEEP LIFE 海底下生命圏』では、この海底地下生命の謎を解明するために行われた「海洋科学掘削」の歴史から、海底下生命圏の謎に迫ります。 今回は、地球深部探査船「ちきゅう」によって行われた「下北八戸沖石炭層生命圏掘削調査」によって見えてきた、下北沖海底に眠る石炭層の謎。そして。そこに暮らす微生物たちから、なにがわかったのか、科学のフロンティアを紹介します。 *この記事は、『DEEP LIFE 海底下生命圏』をもとに、再構成してお届けします。本書の詳しい内容は、こちらでご覧になれます。 八戸沖海底下は、かつて陸上の森だった 八戸沖の海底下には、北海

                                              八戸沖海底下、謎の石炭層から見える「日本列島の形成」と「海底下の森」(稲垣 史生)
                                            • 地球の磁気は77万年前に逆転していた…石柱の魔宮「玄武洞」が教えてくれた「衝撃の真実」(藤岡 換太郎)

                                              私たちが暮らす地球は、豊かな恵みを与えてくれますが、地震、火山噴火などの大きな災害をもたらすこともあります。こうした大地の性質を「地質」といいます。 地質のもっとも基本となる「石」についての、あんな疑問やこんな不思議を紹介するシリーズ。地球を構成する主要な三つの石「橄欖岩(かんらんがん)」「玄武岩」「花崗岩」そのうち、玄武岩は海洋の地形をつくる石として知られています。 では、陸上では滅多にお目にかかれないかというと、そんなことはありません。日本にも名所として知られる観察スポットがあります。今回は、東西の代表的な玄武岩の観察スポットをご紹介しましょう。『三つの石で地球がわかる』などの著書がある、藤岡 換太郎さんの解説でお送りします。 *本稿は、ブルーバックス『三つの石で地球がわかる』の内容を再構成してお送りします。 単なる観光名所ではなかった「玄武洞」の重要性 玄武洞は国の天然記念物に指定さ

                                                地球の磁気は77万年前に逆転していた…石柱の魔宮「玄武洞」が教えてくれた「衝撃の真実」(藤岡 換太郎)
                                              • 鉄鉱や化石「宝の山」 金生山(大垣市赤坂町)  | 岐阜新聞Web

                                                ◆茶屋跡、往時のにぎわいしのぶ  古代から赤鉄鉱が産出し、近隣に刀鍛冶集団が住んでいたことから

                                                  鉄鉱や化石「宝の山」 金生山(大垣市赤坂町)  | 岐阜新聞Web
                                                • 獅子島で恐竜化石の新たな密集層「ボーンベッド」発見 島内3カ所目 白亜紀前期、カメの甲羅や大型は虫類の歯など採取 | 鹿児島のニュース | 南日本新聞

                                                  鹿児島県長島町などは3日、同町獅子島で3カ所目となる恐竜などの骨化石の密集層「ボーンベッド(BB)」を発見したと発表した。場所は島東部の海岸で、いずれも約1億1000万年前の白亜紀前期とみられる。発見した化石採集家の宇都宮聡さん(54)=大阪府東大阪市=らは「広範囲にわたっており、今後も新しい化石が見つかる可能性がある」としている。 同日、町民向け説明会が町開発総合センターであり、宇都宮さんと東京都市大学の中島保寿准教授(41)=古生物学=が明らかにした。2人は島東部の海岸で2021年にBBを初確認。22年にも近くで2カ所目を発見した。 宇都宮さんと中島准教授のチームは、町の依頼で本年度は8月29日から9月2日まで獅子島の化石を調査した。第2BBの南にある泥岩層で骨や骨片などの化石が多数露出しており、第3のBBと判断した。 周辺からはカメの背甲や大型は虫類の歯の化石(白亜紀)などを採取。第

                                                    獅子島で恐竜化石の新たな密集層「ボーンベッド」発見 島内3カ所目 白亜紀前期、カメの甲羅や大型は虫類の歯など採取 | 鹿児島のニュース | 南日本新聞
                                                  • 熱海土石流 起点の断面図公表 厚さ13メートルの土砂崩落 国土地理院 | 毎日新聞

                                                    国土地理院は6日夜、静岡県熱海市で起きた土石流の起点になった地点の南北方向と東西方向の断面図を公表した。盛り土がされた後の2019年と土石流が発生した後の標高を比べると、厚さ13メートルの土砂が崩落したことがうかがえる。 断面図で示された標高は、土石流の発生後はドローンからのレーザーで、19年と盛り土がされる前の09年は航空機からのレーザーで測定したデータを使った。各年の標高から、盛り土によって最大13メートル程度かさ…

                                                      熱海土石流 起点の断面図公表 厚さ13メートルの土砂崩落 国土地理院 | 毎日新聞
                                                    • 生きている化石「メタセコイア」土岐市で発掘 セコイヤチョコとの縁も | 岐阜新聞Web

                                                      メタセコイアといえば、岐阜県内各地にも植えられているなじみ深い木。整列した細長い葉や茶色の球果が特徴だ。このメタセコイア、実は80年前まで未知の存在だった。先に化石が発見され、後に生きている木が発見された。つまり太古の昔と変わらない姿を保つ「生きている化石」と判明した。その根拠となったのが、土岐市...

                                                        生きている化石「メタセコイア」土岐市で発掘 セコイヤチョコとの縁も | 岐阜新聞Web
                                                      • 日本で採れる宝石18選&鉱物採取ができる地域、気をつけたいこと【まとめ】 | カラッツ Gem Magazine

                                                          日本で採れる宝石18選&鉱物採取ができる地域、気をつけたいこと【まとめ】 | カラッツ Gem Magazine
                                                        • 金華山どうやってできた?赤道近く、海の岩石起源 | 岐阜新聞Web

                                                          山頂に岐阜城を頂く岐阜市の金華山(329メートル)は、登山や観光で豊かな自然と歴史が体感できる市のシンボルとして市民に親しまれてきた。麓の市街地から見ると、突然そそり立つ壁のような印象を与え、火山活動の結果できた独立峰なのではと思えてしまう。実のところはどうなのか、地質学の視点から成り立ちに迫って...

                                                            金華山どうやってできた?赤道近く、海の岩石起源 | 岐阜新聞Web
                                                          • 国土交通データプラットフォーム

                                                            ◆検索の操作方法 ①はじめにエリアを選択します ②次にデータ種別を選択します ③検索ボタンをクリックします ※ 点群データを表示する場合、ブラウザは下記のバージョンをご利用ください ・Microsoft Edge バージョン80以降 ・Mozilla Firefox バージョン74以降 ・Google Chrome バージョン80以降 ・Apple Safari バージョン13以降

                                                            • 希少ピンクダイヤ発見 史上最大級 - Yahoo!ニュース

                                                              オークションではどんな宝石が高値に? この10年、希少なダイヤモンドやカラージュエリーの価格が高騰。これまで落札された高価なジュエリーのうち、上位を占めるのがピンクとブルーのダイヤモンドで、それぞれ40億円以上。 出典:Harper’s BAZAAR(ハーパーズ バザー)3/8(火)

                                                                希少ピンクダイヤ発見 史上最大級 - Yahoo!ニュース
                                                              • 龍Q館 | 江戸川河川事務所 | 国土交通省 関東地方整備局

                                                                「龍Q館」のネーミングは、館のある春日部市(旧 庄和町)に伝わる「火伏の龍」伝説と、「AQUA(水)」にちなんだもの。平成15年のオープン時に、皆さんから募集してつけました。 地底の不思議、水の怖さやはたらき、巨大施設・・・などを、体感しましょう。

                                                                • ウラン鉱脈、JR「ない」御嵩町民「調査不十分」 リニア巡り 岐阜:朝日新聞デジタル

                                                                  ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                                                    ウラン鉱脈、JR「ない」御嵩町民「調査不十分」 リニア巡り 岐阜:朝日新聞デジタル
                                                                  • 命名「チバニアン」 77万4000~12万9000年前の地質時代 国際学会決定(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

                                                                    77万4000~12万9000年前(中期更新世)の地質時代が「チバニアン」(千葉時代)と命名されることが17日、韓国・釜山で開かれた国際地質科学連合の理事会で決まった。千葉県市原市の川沿いに露出した地層「千葉セクション」が、中期更新世と前期更新世の境界を示す代表的な地層として認められた。地球の歴史を117に分けた地質時代に、日本の地名が付くのは初めて。 【年表で見るチバニアン】 ◇N極、S極入れ替わった最後の痕跡 千葉セクションには、約77万年前に地球のN極とS極が入れ替わった最後の地磁気逆転の痕跡が明瞭に残っている。茨城大や国立極地研究所などの研究チームは、この地層を時代の境界となる「国際模式地」として認めるよう、2017年6月に同連合へ申請していた。 国際模式地を巡ってはイタリアも2カ所の地層を申請し、中期更新世を「イオニアン」とする提案もあったが、千葉は地磁気逆転を示すデータの質が良

                                                                      命名「チバニアン」 77万4000~12万9000年前の地質時代 国際学会決定(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
                                                                    • 語り残す:戦争の記憶 意味知らずに作業 原爆のための鉱物を採掘した 福島の前田邦輝さん(90) /徳島 - 毎日新聞

                                                                      福島県石川町で育ち、中学3年になった1945年4月、同級生約150人と勤労動員で放射性鉱物の採掘をすることになった。鉱物にわずかに含まれるウランを集めるためとは聞いていたが、陸軍の原爆開発「ニ号研究」の一端だったと知るのは戦後のことだ。 中学では勉強は2年までで、3年からは首都圏の工場へ行くことになっていた。しかし命じられたのは、それまで上級生がやっていなかった町内での採掘と飛行場建設だった。元々、町はガラスなどの原料になる鉱物の産地。その中には微量の放射性鉱物があることも知られていたらしい。 同級生は2組に分けられ数週間おきに採掘と飛行場建設の現場を行き来した。採掘は全て手作業で、スコップとくわとつるはしだけ渡された。まずは鉱物を含む岩盤に届くまで、斜面の表土を取り除く作業を行った。 この記事は有料記事です。 残り528文字(全文876文字)

                                                                        語り残す:戦争の記憶 意味知らずに作業 原爆のための鉱物を採掘した 福島の前田邦輝さん(90) /徳島 - 毎日新聞
                                                                      • ミクロの化石を探せ! 海底の泥で知る古代環境 - 日本経済新聞

                                                                        【昭和基地=共同】海底深くの泥に含まれるミクロサイズの化石から古代地球の環境を探る――。南極・昭和基地に到着した第61次南極観測隊に参加する産業技術総合研究所(茨城県つくば市)の板木拓也主任研究員(49)は、こんな研究に取り組む。過去を知ることが、将来の地球温暖化の予測精度向上につながるという。海洋地質学を専門とする板木さんによると、海底の泥には、バクテリアや花粉など顕微鏡でしか見ることができ

                                                                          ミクロの化石を探せ! 海底の泥で知る古代環境 - 日本経済新聞
                                                                        • 黒鉱や石こう、鉱物多彩<よみがえれ!宮城の鉱山>(9)宮崎鉱山(加美町) | 河北新報オンライン

                                                                          鉱山・鉱石研究者/五十公野裕也さん 黒鉱とは亜鉛・鉛を主体とする塊状鉱石で名前の通り、真っ黒い外観を示す。黒鉱型鉱床は、東北の日本海側で特徴的に分布する鉱床で、黒鉱とともに石こうや重晶石が伴われる。 県内では奥羽山脈沿いに分布する新第三紀中新世の地層中にいくつか存在する。代表的な鉱山が宮崎鉱山だ。黒…

                                                                            黒鉱や石こう、鉱物多彩<よみがえれ!宮城の鉱山>(9)宮崎鉱山(加美町) | 河北新報オンライン
                                                                          • 道路工事現場からアシカ等の仲間とみられる化石発掘…1800万年前の地層 頭部は国内初のほぼ完全な状態 | 東海テレビNEWS

                                                                            岐阜県瑞浪市の1800万年前の地層から発掘された、アシカなどの仲間とみられる化石。進化の過程を解明する貴重な発見になりそうです。 発見された化石は『鰭脚類』と呼ばれるアシカやセイウチの仲間の生き物のもので、9月に瑞浪市内の道路工事の現場から発掘されました。 見つかったのはおよそ1800万年前の地層で、特に頭部は鋭い犬歯が残っているなど、日本で初めてほぼ完全な状態で発掘されました。 この化石は2400万年前から1700万年前に北米に生息していた、エナリアークトスと呼ばれるアシカとセイウチの祖先に当たる生き物の仲間とみられ、今後の研究で進化の過程の解明などが期待されています。

                                                                              道路工事現場からアシカ等の仲間とみられる化石発掘…1800万年前の地層 頭部は国内初のほぼ完全な状態 | 東海テレビNEWS
                                                                            • 「うんざり」漂着軽石を地球学ぶ教材に 鉱物や付着物 ルーペで観察:朝日新聞デジタル

                                                                              ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                                                                「うんざり」漂着軽石を地球学ぶ教材に 鉱物や付着物 ルーペで観察:朝日新聞デジタル
                                                                              • 日本列島を真ん中で折り曲げる「フォッサマグナ」…なんと、南と北では「まったく違う」地質だった(藤岡 換太郎)

                                                                                後に「日本地質学の父」とも呼ばれるようになるハインリッヒ・エドムント・ナウマンが発見した「フォッサマグナ」は、日本列島の成立や、今後の変化や姿を考えるのに非常に重要な地質構造であると言われています。しかし、それと同時に、謎もまた多く、そもそもその範囲さえ確定していません。 フォッサマグナの西側境界では、その内側と外側で大きく地質の違い(年代の違い)が確かめられるとことから、その境が割合と明瞭にわかるということをご説明しました。それでは、東側の境界はどうでしょうか? つきることのないフォッサマグナの謎を追いながら、私たちの住む日本列島を見つめなおす旅に出ましょう。 境界の断層が明確でない「フォッサマグナの東縁」 さて、フォッサマグナの東側の境界線はどこにあるのか、という問題ですが、実は、ナウマンがフォッサマグナを提唱したとき以来、現在に至るまで、東側の明確な境界となる断層は見つかっていないの

                                                                                  日本列島を真ん中で折り曲げる「フォッサマグナ」…なんと、南と北では「まったく違う」地質だった(藤岡 換太郎)
                                                                                • 「生命の起源」に新説! すべては「落雷」から始まった? | GetNavi web ゲットナビ

                                                                                  これまでにさまざまな説が唱えられてきた生命の起源。約40億年前に落ちた隕石によって、生命に必要な有機物などの材料が地球上にもたらされ、それが生命の誕生に繋がったと考える説が有力です。しかし最近、生命の起源には、落雷が重要な役割を果たしていたことが示唆されました。 閃電岩にヒント↑すべての始まりはこんな感じだった? 米国・イエール大学の研究者は、生命の誕生に欠かせない成分「リン」に着目しました。リンはDNAを構成する成分で、生命体の成長や生殖など生命活動には不可欠な存在です。そこで、リンなどから構成される鉱物「シュライバーサイト」を含む隕石が地球に落ち、それによって生命が誕生したのではないかと考えました。しかし生命が誕生したと考えられる35億~45億年前の地球には、それほど多くの隕石が落下していないことが判明したのです。 一方、2016年に米国イリノイ州グレンエリンで落雷が起きたときにできた

                                                                                    「生命の起源」に新説! すべては「落雷」から始まった? | GetNavi web ゲットナビ