2022年のノーベル賞の発表が10月3日から始まる。14年に青色発光ダイオード(LED)の開発でノーベル物理学賞を共同受賞した名古屋大学の天野浩教授は今、その技術を発展させて省エネ分野を開拓している。国際競争力の低下が指摘される日本の研究開発力についても勝ち残る道はあると話す。現在の研究や産業界への提言について聞いた。――ノーベル賞につながった窒化ガリウム(GaN)の結晶成長技術を生かして、新
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2014年、「青色LED」の研究でノーベル物理学賞を受賞した天野浩博士。青色LEDの材料「窒化ガリウム」の可能性をさらに広げ、今度は電気自動車や大容量無線通信技術への活用が期待される「次世代パワー半導体」の開発を進めています。 前編『「性能はシリコン半導体の10倍以上⁉」青色LEDノーベル物理学受賞者が進める「窒化ガリウム・半導体革命」《電力損失大幅低減》《大容量無線通信》』では、ノーベル物理学賞を受賞した青色LEDの研究において「窒化ガリウム」がどんな役割を果たしたのか、その後の半導体の進化へとつながる経緯を伺いました。 後編では、自身の研究者人生のこの20年の変化や、苦難や大発見を前にした時の研究の心得、強い社会貢献への思いなどについて語ってもらいました。 「激動の半導体競争」研究者として振り返るこの20年 ―この20年は天野さんにとってどんな20年でしたか? 一番大きな変化は、201
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