2023年7月4日、ソウルの外交部庁舎前で記者会見を行った韓日歴史正義平和行動の会員たちが、第三者弁済に反対してきた日帝強制動員被害者と遺族たちについて外交部が供託手続きを開始したことに抗議する書簡を渡すため受付窓口に移動している=シン・ソヨン記者//ハンギョレ新聞社 被害国の政府が突如として加害国と加害戦犯企業の法的責任を免ずると言い出した。自国の最高裁判所の決定を覆すものだった。加害国も加害戦犯企業も謝罪していない。それでも被害国の政府は、高齢の自国民の被害者に一方的に金を突きつけた。拒否すればストーカーのように連絡したり訪ねて行ったりして圧力をかけた。それでも思い通りにならないことから、金を裁判所に預けると言い出した。裁判所は受け取りを拒否した。すると、自国の裁判所に対して訴訟も辞さないという。被害国の政府が自国民の被害者と自国裁判所を相手に繰り広げるこの奇異な「歴史闘争」は、どう理