信長の野望天翔記というゲームで人の採用に失敗した時に次のような会話が流れることがある。 A「うちに使えませぬかな。金品は思いの通りに与えましょう」 B「人の心が金品で買えると思うておるのか。浅ましい」 A「なんと!金品に宿る人の思いが分からぬというのか」 B「よくわかっていますぞ。金品に宿る怨嗟の声がな」 ここでのAさんはスカウト側、Bさんはスカウトされる側であるが。これとそっくりな成り行きを見かけたことがあるのでこれで解説するとする。 ・普通に考えてAさんはBさんの能力なり人柄なりを買って評価してこうして活動している。ところがBさんからするとそれが評価とか能力とか腕を買われていると映らないことがある。いやそれどころか、お前は金品やモノで動くんだろうと定められて、まるで値定めされているかのような印象を与え、評価されているどころかまるでスーパーの値切り商品を安く買い叩かれるような扱いに思われ