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春琴抄の検索結果1 - 3 件 / 3件

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春琴抄に関するエントリは3件あります。 漫画小説マンガ などが関連タグです。 人気エントリには 『nix in desertis:『ホーキーベカコン』全3巻(原案:『春琴抄』,漫画:笹倉綾人)』などがあります。
  • nix in desertis:『ホーキーベカコン』全3巻(原案:『春琴抄』,漫画:笹倉綾人)

    原案は谷崎潤一郎の『春琴抄』。ただし,よく見ると原作ではなく「原案:『春琴抄』」になっているように,大きくアレンジが入っている。あえて断言してしまうが,これは最高のリメイクである。『春琴抄』と『ホーキーベカコン』はどちらを先に読んでもいい。しかし,被虐嗜好を持つ主人公の佐助はともかく,春琴の描き方がかなり違うので,個人の好き嫌いはあれ,どちらを先に読むかで印象が変わってくると思われる。 そう,最も大きく異なるのがもう一人の主人公,春琴である。『春琴抄』の春琴は20世紀末以降の目線で言ってしまえば割とよくあるタイプの暴力系高飛車お嬢様ツンデレであって,そこに目新しさはない。昭和8年の作品に現代の目線から目新しいも何もなかろうとは思うが,『春琴抄』は加虐趣味・被虐趣味を前近代的な主従関係と重ね合わせ,文字通りの盲目的な愛に昇華させたことに焦点が当たっていて,春琴のキャラクターが作品の焦点という

    • 映画『春琴抄(1976)』ネタバレ・あらすじ「山口百恵さんの“ツンデレ”ならオッケー!」感想「三浦友和さん順従」結末「谷崎潤一郎vs西河克己監督の究極の芸術美学」

      映画『春琴抄(1976)』の作品情報・概要 『春琴抄』1976年製作の日本映画。原作は谷崎潤一郎の同名小説。西河克己監督作品。山口百恵主演文芸作品シリーズ第6作目。三浦友和との共演5作品目。幼少の大病により視力を失った女性が琴・三味線の「芸事」で生業を立てながら生きる物語。自身の身の世話は「丁稚奉公制度」で田舎から来た青年に任せて、「禁じられた恋愛」へと発展するという当時では衝撃的な内容となっている。 映画『春琴抄(1976)』のあらすじ・ネタバレ 時代は倒幕後、発展が目覚ましい明治の大阪。薬種問屋鵙屋(もずや)は多くの丁稚奉公を抱え、商売は繁盛している。しかし鵙屋の主人・鵙屋安左衛門(中村竹弥) と妻・しげ(風見章子)には悩みのタネがあった。長女のお琴(山口百恵) だ。お琴が9歳の時、大病のため失明してしまったのだ。お琴に芸事である琴、三味線を習わせているが、やはり心配でならない。お琴の

        映画『春琴抄(1976)』ネタバレ・あらすじ「山口百恵さんの“ツンデレ”ならオッケー!」感想「三浦友和さん順従」結末「谷崎潤一郎vs西河克己監督の究極の芸術美学」
      • 谷崎潤一郎『春琴抄』を読んでから、ドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』を考える - コピの部屋

        ≪ 目次 ≫ プロローグ 急に読もうと思ったのはなぜ? 本を買いました! 国語の授業って大事ですね ウソをつきました あらすじを紹介します 心を動かすものが何なのか? 以前に似た話を聞いたことがあります ドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』の話 自分なりに考えたこと 『春琴抄』を受けて何が変わった? エピローグ プロローグ やっぱり有名な文学作品は読んだ方が良いと思う男、コピでございます。 お立ち寄り頂き、有難うございます。 本日は、小説を読んだら、自身の考え方が変わった・・・という話です。 本には、そのような力があるんですね。 読書なんて面倒くさいって、正直思っていました。 ただ、読み終わっての感じ方は人それぞれです。 そして、同じ人生の中でも「いつ読むか」によって、感じ方が変わります。 面白いですよね。 急に読もうと思ったのはなぜ? 読書が苦手な僕は、ドラマや映画は好きです。 好きなドラ

          谷崎潤一郎『春琴抄』を読んでから、ドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』を考える - コピの部屋
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