そもそも研究者の考える「メタデータ」は図書館員の考える「メタデータ」とは違う!?~報告:ジャパン・オープンサイエンス・サミット2024 セッションD1「研究データのメタデータのあるべき姿とは?」 1. はじめに~本記事で紹介するセッションの趣旨 こちらの記事は2024年6月17日にオンラインで開催されたジャパン・オープンサイエンス・サミット2024(JOSS2024)のセッションD1「研究データのメタデータのあるべき姿とは?」の内容を紹介する記事となります。本記事の執筆者は、このセッションへは講演者の1人として参加しました。 このセッションでは、研究データに付与するメタデータ項目をおおまかに『公開・流通用メタデータ』『研究用メタデータ』の2つに整理し、研究者の側から見たメタデータのあり方と、学術情報流通側から見たメタデータのあり方の相違点に注目した講演・議論が行われました。 このセッション