Published 2022/11/26 18:08 (JST) Updated 2022/11/26 18:11 (JST) 【キーウ共同】ウクライナ政府は26日までに、ロシアが侵攻後に制圧地から強制移住させたウクライナ人が子どもだけで1万1461人に上り、329人が行方不明との統計を発表した。ロシア側はウクライナの攻撃から身を守るための「避難」と正当化し、プロパガンダにも利用するが、人権団体は「戦争犯罪」と非難している。 「彼が来てから家族の笑い声が増えた」。戦闘で親を失ったウクライナ東部の子どもを養子に迎えたロシア人家族のドキュメンタリー番組が10月下旬ごろからインターネットで拡散した。ロシア側が制作したとみられる番組で、子どもは「居心地が良い」と話した。