並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

41 - 80 件 / 90件

新着順 人気順

美術館の検索結果41 - 80 件 / 90件

  • 能登地震で金沢の観光客が大幅減 美術館や金沢城、復旧のめど立たず:朝日新聞デジタル

    ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 --><!--株価検索 中⑤企画-->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">

      能登地震で金沢の観光客が大幅減 美術館や金沢城、復旧のめど立たず:朝日新聞デジタル
    • ミュージアム色々見てきた感想を以下に列挙。だいぶ昔に行ったところは記..

      ミュージアム色々見てきた感想を以下に列挙。だいぶ昔に行ったところは記憶が歪んでるかもしれないけど。 東博以外なら、なんとなくキャプションだけ読んでおしまいにするならどれも半日あればなんとかなる。が、それだとミュージアムにわざわざ来てる意味は一体何だ、ということにもなる。 東京国立博物館(台東区)圧倒的優勝。本館だけで他と十分張り合える量なのに、東洋館・法隆寺宝物館・平成館まである。国立科学博物館(台東区)とにかく生物・鉱物の標本がたくさんあるので、一つ一つ観察してたらどれだけ時間があっても足りない。国立西洋美術館(台東区)美術館ならやはりここ。この3つが上野公園にあるので、まともに廻ると上野公園だけで3連休つぶせる。(他にも常設展はないが東京都美術館・上野の森美術館もある)国立民族学博物館(吹田市)首都圏以外なら最大。これも収集品の民族による微妙な違いとか見てたら全然終わらない。国立歴史民

        ミュージアム色々見てきた感想を以下に列挙。だいぶ昔に行ったところは記..
      • 出品作家、ガザ侵攻に抗議活動 国立西洋美術館、警察が監視 | 毎日新聞

        モネなどを収蔵する国立西洋美術館(東京都台東区)で12日から開催される企画展の内覧会で11日、出品作家や市民がイスラエルのパレスチナ自治区ガザへの侵攻を巡って抗議活動を行った。警察が美術館内に入り、作家のパフォーマンスを監視するなど、異例の事態となった。 展覧会は、同館が開館以来初めて現代作家を扱った企画展「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?」。参加作家らも集まった記者説明会の最後に、出品作家の飯山由貴さんがイスラエルのガザ侵攻に抗議。同館のオフィシャルパートナーを務める企業が、防衛省が導入を検討中のドローンを輸入販売しようとしているとして、同館に対して、企業に輸入販売を取りやめるよう働きかけてほしいと訴えた。 同館の田中正之館長は「他のアーティストに迷惑をかけることにもなり、遺憾に思っている」としつつ、「言論の自由は保障されているので、尊重したい」と語った。 一方、

          出品作家、ガザ侵攻に抗議活動 国立西洋美術館、警察が監視 | 毎日新聞
        • つまんねえぞ! 第8回横浜トリエンナーレ「野草:いまここで生きてる」 - 関内関外日記

          第8回 横浜トリエンナーレ 横浜トリエンナーレに行った。やっているのかどうなのか、え、やっていたのか、という程度の第8回横浜トリエンナーレ。横浜市中区の住民として、正直言って盛り上がっている雰囲気はない。「え、はじまるの?」、「え、やってるの?」くらいの感じ。 横浜美術館もひさびさ。外壁になんか塗られているけど、リニューアルオープン。高嶺格に「小さな展示室が多くて現代美術の展示に向いていない」とディスられていた横浜美術館。中はどうなっているのか。 そんなんも気になりつつ入場。なんか明るくなっているような気はする。 しかし今回、「これ」というシンボル的なやつがないよな。 ビッグネームもないしな。なんかお祭りみたいなもんでもあるので、そういうの一発かましてほしいという気持ちもあるんだが、予算や方向性というものもあるのだろう。 そんでもって、雑に感想を書くけど、「反移民デモの映像撮れば現代アーテ

            つまんねえぞ! 第8回横浜トリエンナーレ「野草:いまここで生きてる」 - 関内関外日記
          • そろそろ学んでおきたい、盆栽の楽しみ方

            ここ数年「そろそろ始めないと…!」と軽い焦燥感を持って見てたのが、盆栽だ。 だってほら、漫画やアニメではそこそこいい年をしたおじいさんはほぼ例外なく盆栽をやっていて、しかも楽しそうなのだ。そうか、歳を取ると盆栽が楽しくなるのか。じゃあいい年になって来た自分もやるべきでは。という感じの流れで。 とはいえ現時点では、どう始めたらいいのかという手がかりもなく、正味のところ盆栽の楽しみ方もあんまり分かってない。学ぼう。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:引っ越しの片付けは文房具でなんとかしたい > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k 我々はまず盆栽の正面を知るべきだった

              そろそろ学んでおきたい、盆栽の楽しみ方
            • 若手クリエーター支援で基金創設へ 今年度補正予算案に60億円 | NHK

              文化庁はマンガやアニメ、音楽や伝統芸能などの若手の担い手を、企画段階から海外展開まで継続的に支援しようと新たに基金を創設することになりました。今年度の補正予算案に必要な費用として60億円を盛り込んでいます。 国内の人口が減少する中、マンガやアニメ、音楽や伝統芸能などの分野で海外展開が重要とされる一方、その実現には特に若手の担い手は時間を要し、継続的な支援が必要だと指摘されてきました。 このため文化庁は若手のクリエーターやアーティストに対し、作品の企画段階から海外での公演や展示まで3年程度にわたって支援するための基金を新たに創設することになりました。 具体的には国際コンクールの受賞者など将来的に活躍が期待される若手の演奏家や作曲家らを起用して海外公演などを行うプロジェクトの支援や、マンガやアニメなどの若手の作家に専門家などが助言し海外での出品や展示を支援するケースなどが想定されているというこ

                若手クリエーター支援で基金創設へ 今年度補正予算案に60億円 | NHK
              • 美術館の個展で、画材を知りたくて近くの学芸員に尋ねたけど誰も分からなくて残念だった→「たぶんその人たち学芸員ではないと思います」

                JB @akarengatei 美術館に漫画家さんの個展を観に行った時のこと タイトルと作成年は掲示されてたんだけど、画材が知りたくて、その場にいた学芸員さんに尋ねた その人は知らなくて、他の学芸員さんたちにも聞きに行ってくれたけど結局わからなかった 画家さんだったらほぼ掲示されてることだと思うと残念だったな x.com/teng_zhongtai/… 2024-06-12 10:02:57 KORYU @Teng_Zhongtai 専門的なことでどうしても調べきれないとき 博物館に電話して学芸員に相談してみたらと言ったら、美術史とかキュレーション勉強してる学生でも「えっ知り合いでもないのにいきなり電話していいものなんですか」と言う 学芸員が身近でなく理解されてないってことだ 2024-06-10 18:40:55

                  美術館の個展で、画材を知りたくて近くの学芸員に尋ねたけど誰も分からなくて残念だった→「たぶんその人たち学芸員ではないと思います」
                • 作家がまだ現役だから…という理由でシニア割が上がり続ける美術館、ついに殆どの老人が割り引かれなくなった

                  山田命佳 ワイヤーワーク造形作家 動画投稿中 @M_wireArt そう言えば「作家がまだ現役なのだから」と言う理由でシニア割引の年齢線が作家本人の年齢と共に上がり続けている藤城清治美術館。今年の4月で藤城清治さんは100歳になられます。100歳以下の大人は全員割引なしの一般料金扱いになります。fujishiro-seiji-museum.jp/sp/ pic.twitter.com/ah3pj3qzNM 2024-01-11 20:20:47

                    作家がまだ現役だから…という理由でシニア割が上がり続ける美術館、ついに殆どの老人が割り引かれなくなった
                  • 『東京藝大「大吉原展」がSNS炎上「人身売買の歴史をエンタメ化」中止求める声も…主催者「負の歴史ふまえ展示」 - 弁護士ドットコムニュース』へのコメント

                    世の中 東京藝大「大吉原展」がSNS炎上「人身売買の歴史をエンタメ化」中止求める声も…主催者「負の歴史ふまえ展示」 - 弁護士ドットコムニュース

                      『東京藝大「大吉原展」がSNS炎上「人身売買の歴史をエンタメ化」中止求める声も…主催者「負の歴史ふまえ展示」 - 弁護士ドットコムニュース』へのコメント
                    • ワシ名古屋福岡に住んでた時は博物館美術館行ってたけど東京にきてからは..

                      ワシ名古屋福岡に住んでた時は博物館美術館行ってたけど東京にきてからはほぼ行かなくなったわ どこもかしこも混みすぎてて嫌になるから なんなら地方の旅行先で雨降った時に東京でもやってる展覧会見たりする 東京の人は混雑というコストを考えてなさすぎやなあと思うわなあ

                        ワシ名古屋福岡に住んでた時は博物館美術館行ってたけど東京にきてからは..
                      • 人の目に触れてこそ? 大阪府の美術作品 「活用」が招いた劣化 | 毎日新聞

                        大阪モノレール公園東口駅に展示されている「航海(Voyage)」。木の部分にはひび割れや剥離などの傷みが目立つ=大阪府吹田市で2023年8月、山田夢留撮影 「アート作品は人の目に触れてこそ価値がある」。大阪府が所蔵する美術作品105点が地下駐車場に6年間も置かれていた問題が明らかになった直後、吉村洋文知事はこう述べた。劣化や盗難のおそれがあった保管状況の発覚を受け、もっともな発言のようだが、既に鑑賞できる状態にある作品が悲惨な扱いをされていると知ったら、賛成できるだろうか。 地下駐車場にあった105点とは別に、府が「活用」してきたはずの立体作品の一部が、過酷な環境に置かれている。美術館で展示する前提で収集したものなのに駅や屋外で展示され、記者が現地で確認すると、ひび割れや剥離、サビなどで劣化が進んでいた。人為的に汚されたケースさえあったという。専門家からは「あまりにひどい」と酷評する声も上

                          人の目に触れてこそ? 大阪府の美術作品 「活用」が招いた劣化 | 毎日新聞
                        • 評価額5億円の絵画が個人から愛知県美術館に寄贈|NHK 東海のニュース

                          メキシコなどで活動した女性芸術家レオノーラ・キャリントンが描いた評価額5億円の絵画が、愛知県に住む個人から愛知県美術館に寄贈され、4月26日から公開されることになりました。 愛知県美術館に寄贈されたのは「シュルレアリスム」の芸術家として活動したレオノーラ・キャリントンが1946年ごろに制作した油彩画「ウルでの狩り」です。 古代メソポタミアの都市国家「ウル」を舞台にやりを持った生き物たちが巨大な角を持つ鹿を狩る様子が表現されていて、美術館によりますとこれまでは海外に住む個人が所有していたため公開されてこなかった作品だということです。 去年秋に愛知県内に住む個人から「絵画を購入して寄贈したい」と申し出があり、美術館が希望した数点の中から、この作品を購入し寄贈してもらったということです。 評価額は5億円で、愛知県美術館の所蔵品としては4番目に高額な作品だということです。 愛知県美術館は「女性作家

                            評価額5億円の絵画が個人から愛知県美術館に寄贈|NHK 東海のニュース
                          • 徳島県所蔵のキュビスム油彩画、国際的な贋作師作品の疑いで展示取りやめ…6720万円で購入

                            【読売新聞】 徳島県立近代美術館(徳島市)は12日、所蔵しているフランスの画家、ジャン・メッツァンジェ(1883~1956年)の油彩画「自転車乗り」(縦55センチ、横46センチ)に 贋作 ( がんさく ) の疑いがあると発表した。同

                              徳島県所蔵のキュビスム油彩画、国際的な贋作師作品の疑いで展示取りやめ…6720万円で購入
                            • 国立西洋美術館でスポンサーの川崎重工に異例の抗議 作家に「声を上げなければ」と思わせたガザ侵攻との関係:東京新聞 TOKYO Web

                              東京・上野の国立西洋美術館で3月、企画展の出品作家らが、同館オフィシャルパートナーの川崎重工に対する抗議行動を行った。攻撃用ドローンの導入を計画する防衛省が、候補機としてイスラエル製を選定。川重がその輸入代理店になっているからだ。日本で美術家が美術館スポンサーに直接抗議するのは異例だという。ガザ侵攻に国際的な非難が強まる中、イスラエル製を選んだ政府の判断は、理解が得られるだろうか。(森本智之)

                                国立西洋美術館でスポンサーの川崎重工に異例の抗議 作家に「声を上げなければ」と思わせたガザ侵攻との関係:東京新聞 TOKYO Web
                              • 作品タイトルは「金の持ち逃げ」 アーティストに返金命令 デンマーク

                                デンマーク・オールボーのクンステン美術館に展示されたイエンス・ハニング氏の作品(2021年9月28日撮影)。(c)Henning Bagger / Ritzau Scanpix / AFP 【9月19日 AFP】デンマークの裁判所は18日、アート作品の素材として使うために美術館が提供した7万ユーロ(約1100万円)相当の現金を使わずに、代わりに真っ白なキャンバス2枚を「金の持ち逃げ」と題して納品したアーティストに対し、一部費用などを除いて返金するよう命じた。 北部オールボー(Aalborg)にあるクンステン美術館(Kunsten Museum)は、アーティストのイエンス・ハニング(Jens Haaning)氏に対し、現金を並べてデンマークとオーストリアの平均年収を表した過去の作品の再制作を依頼。7万ユーロ相当の現金を、デンマーク・クローネとユーロで預けた。 この件についてコペンハーゲンの裁

                                  作品タイトルは「金の持ち逃げ」 アーティストに返金命令 デンマーク
                                • 消えた仁王像 出雲の「村の宝」がオランダで展示の謎 数奇な運命がむすんだ人々の縁:朝日新聞GLOBE+

                                  アムステルダム国立美術館のアジア館に展示されている仁王像。その故郷は島根県仁多郡奥出雲町にある岩屋寺だ=2023年6月、筆者撮影 ヨーロッパ唯一の仁王像は、アジア館の目玉 アジア館地下ギャラリーの一番奥で、静かににらみをきかせて来館者を待ち受ける阿形像と吽形像は、身の丈2メートル37センチの木像だ。 美術館によれば、作者は不明で14世紀に造られたものらしい。阿形像の後頭部内側にある墨書から、すでに廃寺となった島根県仁多郡奥出雲町にある岩屋寺(いわやじ)にあったものと判明している。 そして、この墨書と岩屋寺の古文書から、運慶や快慶を生んだ「慶派」の仏師康秀(こうしゅう)が像の修復を行っていたこともわかった。日本の古美術は、出所を明かさずに売買されることが多いらしく、このように詳細が明らかになることは珍しい。 2004年、アジア館のチーフキュレーター、メノー・フィツキさんは、京都の古美術商でこ

                                    消えた仁王像 出雲の「村の宝」がオランダで展示の謎 数奇な運命がむすんだ人々の縁:朝日新聞GLOBE+
                                  • オランダで開催されたゴッホとポケモンのコラボ展が転売屋の集結でパニックに

                                    世界最大規模でフィンセント・ファン・ゴッホの絵画、描画、手紙のコレクションを所蔵する、オランダのアムステルダムにあるゴッホ美術館では、2023年9月28日からゴッホの作品にポケモンを取り入れた絵画を展示する「Pokémon×Van Gogh Museum(以下、ポケモン展)」を開催しています。ポケモン展ではゴッホの帽子をかぶったピカチュウのポケモンカードをはじめとした限定グッズが多数登場していますが、それらのグッズを目当てにした転売屋の集結で、パニック状態になっていたことが報じられています。 Pokémon × Van Gogh Museum 🖼 | Coming Soon! - YouTube Pokémon Company responds to Van Gogh Museum merch fiasco - Polygon https://www.polygon.com/238944

                                      オランダで開催されたゴッホとポケモンのコラボ展が転売屋の集結でパニックに
                                    • 美術品ずさん保管 専門家チーム「予算確保と修復 大阪府に責務」 | 毎日新聞

                                      大阪府の咲洲庁舎地下駐車場に置かれた美術作品。ビニールシートがめくれ、むき出しになった作品もあった=大阪市住之江区で2023年5月、山田夢留撮影 大阪府が所蔵する美術作品を地下駐車場に置くなど不適切に扱った問題で、府は30日、作品の活用や保全を検討する専門家チームの中間報告を公表した。所蔵作品を適切に活用・保全することは「所有者である府の責務」と明記し、予算を十分に確保するよう求める内容。2024年度末までに、安定した保管場所の確保や、劣化した作品の修復などを実施すべきだと指摘した。20年度以降不在となっている府の学芸員の配置なども課題に挙げた。 「アート作品活用・保全検討チーム」は23年8月に発足し、座長は山梨俊夫・前国立国際美術館長が務める。府が咲洲(さきしま)庁舎(大阪市住之江区)の地下駐車場に6年間も置いていた彫刻105点のほか、駅や公園に展示し、劣化した作品など、府所蔵の現代美術

                                        美術品ずさん保管 専門家チーム「予算確保と修復 大阪府に責務」 | 毎日新聞
                                      • 天才贋作師の作品? 高知県立美術館の1800万円絵画も偽物か | 毎日新聞

                                        高知県立美術館(高知市)は12日、所蔵している油彩画、ハインリヒ・カンペンドンク作「少女と白鳥」(縦69センチ、横99・3センチ)に贋作(がんさく)の疑いがあると発表した。徳島県立近代美術館からの指摘で分かった。専門家に鑑定を依頼するなどして真贋を調査し、秋ごろに結果をまとめる予定だ。 カンペンドンク(1889~1957年)はドイツ表現主義を代表する作家。「少女と白鳥」は作品総目録に名前はあるが、画像は掲載されていなかった。高知県立美術館は1996年、ドイツの画商から富豪のコレクターに譲られたという来歴を確認し、名古屋市の画商から1800万円で購入した。同美術館で15回、館外貸し出しで3回展示された。 徳島県立近代美術館が、所蔵作品の一つに「天才贋作師」として有名なヴォルフガング・ベルトラッキ氏による偽物の疑いがあるとの情報を確認し、開催予定だった所蔵作品展での展示を取りやめると12日に発

                                          天才贋作師の作品? 高知県立美術館の1800万円絵画も偽物か | 毎日新聞
                                        • 残し逝く幼子のために【近江の昔話】を描き残した夭折の画家【三橋節子】 - ものづくりとことだまの国

                                          最晩年 #近江の昔話 をモチーフに、残し逝く幼い二人の子どもたちのために幾枚かの名作を残した画家 #三橋節子 さん。彼女の行跡を展示する #三橋節子美術館(滋賀県大津市)来年の没後50年を記念したプレ回顧展が始まりました 目次 三橋節子美術館(滋賀県大津市) 画家・三橋節子さん 近江八景・三井の晩鐘 長等(ながら)の菩提樹 本文 三橋節子美術館(滋賀県大津市) (35.0074482, 135.8572347)/滋賀県大津市小関町1−1/京阪電車京津線・上栄町駅から徒歩15分(京都地下鉄東西線・三条駅から浜大津駅行で上栄町駅まで直通) 京都方面から上栄町駅を出て、坂道を上がったところに三橋節子美術館への案内板。 上栄町を下車、長等(ながら)の丘に坂を上がってゆくと美術館への案内板 長等(ながら)の丘沿いの一本道道を進むと美術館に着きます。 長等(ながら)の丘から大津市内。琵琶湖が見えます

                                            残し逝く幼子のために【近江の昔話】を描き残した夭折の画家【三橋節子】 - ものづくりとことだまの国
                                          • 「描く人、安彦良和」(兵庫県立美術館)開幕レポート。「物語」を描き続けてきたその足跡をたどる

                                            「描く人、安彦良和」(兵庫県立美術館)開幕レポート。「物語」を描き続けてきたその足跡をたどる兵庫県立美術館で、「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザイナー兼アニメーションディレクターとして知られる安彦良和の半生を振り返る展覧会「描く人、安彦良和」が開幕。会期は9月1日まで。 文・撮影=安原真広(ウェブ版「美術手帖」副編集長) 展示風景より、左から『機動戦士ガンダム(劇場版)』『機動戦士ガンダムⅡ 哀・戦士編』『機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編』のポスター Ⓒ創通・サンライズ 兵庫県立美術館で、『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザイナー兼アニメーションディレクターとして知られる安彦良和の、これまでの仕事を振り返る展覧会「描く人、安彦良和」が開幕した。会期は9月1日まで。 安彦は1947年北海道遠軽町生まれ。66年に弘前大学に入学するも除籍となり上京。アニメーターとして活動し始める。『機

                                              「描く人、安彦良和」(兵庫県立美術館)開幕レポート。「物語」を描き続けてきたその足跡をたどる
                                            • 美術館は何のためにあるか。国立西洋美術館初の現代美術展企画者、新藤淳主任研究員にインタビュー | CINRA

                                              東京・上野の国立西洋美術館で3月12日から企画展『ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?——国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ』が開催されている。同館において初めて現代美術を軸に据えた展覧会であり、同館が現代作家の糧となってきたかを検証するという自省的な問いがテーマとなっている。そのため同館だけではなく、美術館という存在や美術界そのものについて切り込むような作品も並んでいる。企画者で同館主任研究員の新藤淳さんに、企画展の出発点をはじめ、作品や作家から受け取った課題、そして国立西洋美術館の存在意義などを語ってもらった。 ―国立西洋美術館は現代のアーティストを触発してきたのか? という問いが今回の展覧会の主題だったと思います。このような自己言及的なテーマにした理由や背景を、あらためて教えてください。 新藤:国立西洋美術館は主に中世から20世紀前半までの西

                                                美術館は何のためにあるか。国立西洋美術館初の現代美術展企画者、新藤淳主任研究員にインタビュー | CINRA
                                              • 2024年3月11日に国立西洋美術館で起きたこと、2023年10月7日から——あるいは、もっと以前より、そして、この瞬間も——ガザで起きていること #1 (文:山本浩貴)

                                                その「声」は誰のためにあるのか?このエッセイは、初めて自分から「掲載してほしい」と申し出たものだ。掲載を許可してくれた、編集部の福島夏子さんに謝辞を申し上げる。また、このエッセイを書くにあたり重要な情報を提供してくれた多くの友人——とくに、滝朝子さん——に感謝の意を伝える。 2023年3月11日、「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?——国立西洋美術館65年目の自問 | 現代美術家たちへの問いかけ」の内覧会が開催された。参加作家の飯山由貴と遠藤麻衣、美術家の百瀬文らが抗議のアクションを実施した。今回の報に接し、ぼく自身、恥ずかしさを覚える。この問題に対し、自分なりに知ろうとしてこなかったことについて。現代アートの領域で、「脱植民地化」を語ってきた研究者であるにもかかわらず。いまガザで起きていることに対して声をあげることは、まぎれもなく脱植民地化の問題だ(その関連性は、次

                                                  2024年3月11日に国立西洋美術館で起きたこと、2023年10月7日から——あるいは、もっと以前より、そして、この瞬間も——ガザで起きていること #1 (文:山本浩貴)
                                                • バチカン美術館、古代ローマの「死者の街」を一般公開。奴隷、自由民、職人の遺骨を収めるネクロポリス|ARTnews JAPAN

                                                    バチカン美術館、古代ローマの「死者の街」を一般公開。奴隷、自由民、職人の遺骨を収めるネクロポリス|ARTnews JAPAN
                                                  • 毎度ながら文化=美術館なの笑える そして美術館が1番充実している県は東京..

                                                    毎度ながら文化=美術館なの笑える そして美術館が1番充実している県は東京じゃないというオチつき

                                                      毎度ながら文化=美術館なの笑える そして美術館が1番充実している県は東京..
                                                    • 超リアル絵画の上田薫さん94歳 認知症になり作風変わるも輝く表現:朝日新聞デジタル

                                                      ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                                        超リアル絵画の上田薫さん94歳 認知症になり作風変わるも輝く表現:朝日新聞デジタル
                                                      • 科博など国立文化施設に20億円、設備更新を支援 文科省補正予算:朝日新聞デジタル

                                                        光熱費や資材費の高騰が国立文化施設の運営を圧迫していることを受け、文部科学省は10日、国立科学博物館(科博)など四つの独立行政法人(独法)に、施設整備費として計20億円を支援すると発表した。2023年度補正予算案に計上した。 支援の対象となるのは科博のほか、東京国立博物館(東博)などを所管する国立文化財機構▽東京国立近代美術館などを所管する国立美術館▽国立劇場などを所管する日本芸術文化振興会。 科博に対しては、茨城県つくば市に建設中の新収蔵庫に収納棚を整備する費用として7億8千万円、電気設備の制御を行う中央監視室の設備更新に5千万円の計8億3千万円を計上。東博に対しては、平成館の空調工事費として2億7千万円を充てる。 文化庁企画調整課によると、老朽化した設備を消費電力の少ない省エネ設備に更新し、光熱費を抑制することがねらいという。同庁の今井裕一文化戦略官は「恒常的にかかる光熱費については、

                                                          科博など国立文化施設に20億円、設備更新を支援 文科省補正予算:朝日新聞デジタル
                                                        • 2億円超の現代美術品 地下駐車場で6年”放置” 大阪・吉村知事「いまの管理方法は不適切」 特別チームを作り展示方法を検討(ABCニュース) - Yahoo!ニュース

                                                          大阪府咲洲庁舎の地下駐車場に、府が所蔵する105点の現代美術作品が保管されていることについて、大阪府の吉村知事は現状は不適切との考えを示したうえで、「人の目に触れる形での(今後の)展示方法を考える」と述べました。 咲洲庁舎の地下駐車場3階に並んでいるのは、府が収集した「20世紀美術コレクション」のうち、彫刻作品などの一部で、評価額は2億円を超えます。 府は保管場所が見つからないため、やむをえず置いているとしていますが、26日の定例会見に臨んだ吉村洋文知事は「いまの管理方法は不適切だと思う」と述べ、「美術品は人の目に触れることで価値が出るもの。美術の専門家を入れた『特別チーム』をつくり、美術館をつくる以外の方法で、人の目に触れる展示の仕方を考えていく」として、今後のあり方を検討するとしました。 また、大阪市の横山英幸市長に対し、市内に6つある美術館・博物館で展示を受け入れてもらえないか、相談

                                                            2億円超の現代美術品 地下駐車場で6年”放置” 大阪・吉村知事「いまの管理方法は不適切」 特別チームを作り展示方法を検討(ABCニュース) - Yahoo!ニュース
                                                          • 【特別公開「論点」国立西洋美術館抗議活動をめぐって】組織化された自律性 Autonomia Organizzata(松浦 寿夫)

                                                            3月11日、国立西洋美術館で、参加アーティストらによる、イスラエルのパレスティナ侵攻への抗議が行われた。 特集展示「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?――国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ」は会期を終えたが、議論はいまだ尽くされていない。 出展作家の一人でもある松浦寿夫さんによる批評「組織化された自律性 Autonomia Organizzata」(群像2024年6月号掲載)を特別公開する。 自律的だからこそ連繫できる 二人の女性が互いに手を取り、緊張した趣きを示しながらも、正面に視線を向けたまま沈黙を保ち歩き続ける。そして、決して広くはない国立西洋美術館地下ロビーを何度となく往復する。その場に偶然居合わせた人々からの遠巻きの視線に反応することもなく、彼女たちの視線は、どこか別の場所に向けられているかのようだ。二人の身につけた白い衣服には無数の赤

                                                              【特別公開「論点」国立西洋美術館抗議活動をめぐって】組織化された自律性 Autonomia Organizzata(松浦 寿夫)
                                                            • 愛知県美術館の運営、早ければ26年から地方独法化 県が計画公表:中日新聞Web

                                                              県は8日、県美術館(名古屋・栄)運営の地方独立行政法人(地方独法)化を盛り込んだ県文化施設活性化基本計画を公表した。早ければ2026年4月に移行する。県の直営から独立することで中長期的な企画・運営、専門職の育成などをしやすくする狙いがある。 県美術館は1992年の開館以来、県が直営してきた。県は単年度ごとに予算を組むため、美術館にとっては年度をまたいだ中長期的な企画・運営や、広報・デザインなど専門職の育成が難しい課題がある。

                                                                愛知県美術館の運営、早ければ26年から地方独法化 県が計画公表:中日新聞Web
                                                              • 続・美術館に行くのたのしいねって話 - 稼いだ金全部使うウーマン

                                                                改めて、皆様あけましておめでとうございます。 年明け早々、大きな地震や事故・事件などが続く日々でいつもとはやや違った気持ちで過ごした年始だった。今平穏に過ごしていることは当然じゃないんだということを改めてちゃんと理解しつつ、幸運にも平穏でいられる特権をきちんと活用して出来る寄付や支援を継続的にいかなきゃいけないと改めて感じています。同時に、公助しっかりしろ!と声を大にして求めていきたいとも思います。 ・ ・ さて、2022年からゆるく続けている美術館巡り。2023年も振り返ると色々行ったな〜となったので、昨年の活動棚卸し的な意味も込めて、今年もまとめてみました。 ▽去年書いた記事はこちら aso414.hatenablog.com 2023年に行った展示 2023年鑑賞体験振り返り 美術館ってきれい。 晴れた日の美術館の美しさは格別。 でも晴れてなくてもいいんだわ。 同じ美術館に何度も行く

                                                                  続・美術館に行くのたのしいねって話 - 稼いだ金全部使うウーマン
                                                                • 「膨大なアート」を受け継いだ二人が語る、コレクションとその未来(Forbes JAPAN) - Yahoo!ニュース

                                                                  美術館も展覧会も芸術祭も、改めて見渡して見ると、日本のアートは企業や個人に大きく支えられていることに気づく。 Forbes JAPANが昨年始動した「Art & Business Project」では、ベネッセアートサイト直島(以下BASN)で世界的に知られる福武財団の福武英明理事長と、日本有数の現代美術コレクション「タグチ・アートコレクション」を引き継ぐ田口美和共同代表にアドバイザリーボードに就任いただいた。異なるアプローチでアートに取り組み続ける二人がその面白さを語る。 田口美和(以下、田口):ミスミグループ(機械部品の大手)の創業者であった父(田口弘)が1990年代から築いてきた「タグチ・アートコレクション」に2013年から共同代表という立場で関わり始めて、約10年が経ちました。 タグチ・アートコレクションは主な活動として、全国の美術館で継続的に「タグチ・アートコレクション展」を開催

                                                                    「膨大なアート」を受け継いだ二人が語る、コレクションとその未来(Forbes JAPAN) - Yahoo!ニュース
                                                                  • 台所で発見のチマブーエ作品、仏ルーブルに所蔵へ 29億円で落札

                                                                    (CNN) フランス・パリのルーブル美術館はこのほど、4年前の家財処分中に見つかった「国宝」をコレクションに加えると発表した。 フィレンツェの画家チマブーエの手になる「嘲笑されるキリスト」は2019年、仏コンピエーニュにある高齢女性の自宅で見つかった。女性はこの希少な作品をギリシャの宗教的イコンだと思い込み、台所に保管していた。 絵の発見後に鑑定を依頼されたキャビネ・テュルカンの美術専門家、ジェローム・モンクーキル氏によると、所有者はこの縦25.4センチ、横20.3センチの絵の来歴を知らず、チマブーエの作品だとは思いもよらなかったという。 1280年に描かれた絵は2019年10月、競売に掛けられ、事前推定額の4倍以上となる約2420万ユーロ(当時のレートで約29億円)で落札された。 しかし、フランス政府がこのタイミングで介入し、絵の輸出を阻止するため「国宝」の地位を付与した。 この措置によ

                                                                      台所で発見のチマブーエ作品、仏ルーブルに所蔵へ 29億円で落札
                                                                    • 山口晃インタビュー【前編】セザンヌ絵画と感覚器官のビビッ。アーティゾン美術館「ジャム・セッション」をめぐって

                                                                      石橋財団コレクションと共演東京・京橋のアーティゾン美術館で、展覧会「ジャム・セッション 石橋財団×山口晃 ここへきて やむに止まれぬ サンサシオン」が開催されている。石橋財団コレクションと現代美術家が共演する「ジャム・セッション」の第4弾。会期は9月9日から11月19日まで。 「ジャム・セッション」は、アーティゾン美術館のコンセプト「創造の体感」を体現する展覧会としてアーティストと学芸員が共同するもので、2020年は鴻池朋子、2021年は森村泰昌、昨年は写真家の柴田敏雄と鈴木理策が招かれた。 今回招かれた画家の山口晃は1969年生まれ。鳥の目で描く鳥瞰図といった日本の伝統的絵画の様式を取り入れて油絵の技法で描く絵画をはじめ、立体やマンガ、インスタレーションなど多岐にわたる表現を行っている。最近では東京2020パラリンピック公式アートポスターや、東京メトロ日本橋のパブリックアートなども手掛け

                                                                        山口晃インタビュー【前編】セザンヌ絵画と感覚器官のビビッ。アーティゾン美術館「ジャム・セッション」をめぐって
                                                                      • 指定管理者制度20年の功罪(上)効率性と学芸機能の間で - 日本経済新聞

                                                                        公共施設の管理・運営に民間の参入を認める指定管理者制度が導入されて今年で20年。美術館やホール、図書館といった文化施設では開館時間の延長など利便性が増す一方で、経営効率化による専門人材の大量離職などひずみも生じ、地域の文化芸術を振興する施設の使命が揺らいでいる。制度の弱点をどう乗り越えるのか。最前線を追った。川崎市市民ミュージアムは2019年、台風で地下収蔵庫が浸水し、約24万点がダメージを受

                                                                          指定管理者制度20年の功罪(上)効率性と学芸機能の間で - 日本経済新聞
                                                                        • 地下駐車場に置かれていた美術品 運び出し作業始まる 大阪府の咲州庁舎 彫刻など105点で評価額は総額2億2000万円 “施錠ができる”適切な保管場所へ(関西テレビ) - Yahoo!ニュース

                                                                          大阪府が所有し、大阪・南港の庁舎の地下駐車場に置かれたままになっていた美術作品について、適切な保管場所への運び出しが始まっています。 大阪府は、評価額がおよそ2億2000万円に上る105点の彫刻などの美術品を、2017年から大阪市住之江区の大阪府咲州庁舎の地下駐車場に置いたままにしていました。 バブル期にあった美術館新設の構想などのため集められたものの、構想の行き詰まりなどから適切な保管場所がなくなっていたものです。 大阪府は9月14日から府が所有する施設で施錠ができる適切な保管場所への美術品の運び出しを行っています。 9月19日までの作業で半分近くの搬送が終わっていて、9月中にも完了する予定だということです。 府は、搬送先の具体的な場所は明らかにしていません。

                                                                            地下駐車場に置かれていた美術品 運び出し作業始まる 大阪府の咲州庁舎 彫刻など105点で評価額は総額2億2000万円 “施錠ができる”適切な保管場所へ(関西テレビ) - Yahoo!ニュース
                                                                          • 長谷川等伯ではなく浮世絵を見る 〜石川県立七尾美術館 - ことばを食する

                                                                            富山県氷見市から日本海に面した山中の高速道路を走り、能登半島の中ほどに位置する石川県七尾市へ向かいました。8月末だというのに、車の温度計は35度。 歴史的に七尾市は海運で栄え、戦国期には背後に迫る半島の丘陵に室町幕府の有力大名で管領・畠山一族の山城が築かれていました。能登は江戸期以降、加賀藩に組み込まれましたが、船の往来でむしろ越中(富山県)と結びつきが強い地でした。 その七尾に、長谷川信春という若い絵師がいました。彼は志を持って京に上り、やがて安土桃山時代を代表する絵師になります。 長谷川等伯です。 松林図屏風(長谷川等伯。国宝、六曲一双。東京国立博物館蔵) 文化的にはきらびやかな安土桃山時代。色彩の魔術師・等伯がたどり着いたのは、墨の濃淡の世界でした。彼の一生は安部龍太郎さんが「等伯」(直木賞受賞作、文春文庫)で描いています。 石川県立七尾美術館には、若き能登の絵師・信春時代の等伯作品

                                                                              長谷川等伯ではなく浮世絵を見る 〜石川県立七尾美術館 - ことばを食する
                                                                            • 「ホロコーストで盗まれた」エゴン・シーレの作品、元の所有者の遺族に返還=米検察 - BBCニュース

                                                                              画像説明, 返還が決まった7点の作品には、275万ドル相当の「I Love Antithesis」(アンチテーゼが好き、画像右側)が含まれる。左は「Portrait of a Boy」(少年の肖像) アメリカの検察当局は20日、第2次世界大戦中のナチス・ドイツによるユダヤ人などの大虐殺(ホロコースト)の際に盗まれたとされる、オーストリアの画家エゴン・シーレの作品7点を、元の所有者の相続人に返還したと発表した。 これらの作品はアメリカの複数の美術館で展示されていた。ユダヤ系オーストリア人のフリッツ・グリュンバウム氏が、1941年にナチスに殺害される以前に所有していたとされ、同氏の遺族は20年以上にわたって作品の返還を求めていた。

                                                                                「ホロコーストで盗まれた」エゴン・シーレの作品、元の所有者の遺族に返還=米検察 - BBCニュース
                                                                              • 映像は何をなしうるか──映像インスタレーションの居心地の悪さについて

                                                                                映像は何をなしうるか──映像インスタレーションの居心地の悪さについて映像作品を美術館やギャラリーで鑑賞する意義や可能性はどこにあるのだろうか。美学・表象文化論の研究者である星野太の論考をお届けする。 文=星野太 編集協力=望月花妃 ピピロッティ・リスト 愛撫する円卓 2017 「ピピロッティ・リスト:Your Eye Is My Island―あなたの眼はわたしの島―」(水戸芸術館現代美術ギャラリー、2021)展示風景より 撮影=川村麻純 ©️Pipilotti Rist. All images courtesy of the artist, Hauser&Wirth and Lurhing Augustine 20年前ほど前に、バルセロナ現代美術館(MACBA)で見た光景をいまも時々思い出すことがある。どういうテーマの展示だったか忘れてしまったが、そこではロベルト・ロッセリーニの映画『ド

                                                                                  映像は何をなしうるか──映像インスタレーションの居心地の悪さについて
                                                                                • 高階秀爾氏インタビュー。新設の大原芸術研究所が目指すもの、「闘う人文主義者」エラスムスの時代と現代の相似性とは?

                                                                                  コレクション活かし研究機能強化──大原芸術研究所が4月に誕生しました。公益財団名は「大原美術館」から「大原芸術財団」に変わり、別法人だった倉敷考古館と合併しました。大原美術館は1930年に開館した日本初の西洋美術中心の私立美術館、1950年に開館した倉敷考古館は遺跡が多い吉備地方の発掘調査も行う博物館です。大きな組織改編となりますが、芸術研究所はどのような役割を担うのでしょうか? ≈が財団の中心となり、大原美術館と倉敷考古館を運営します。先日の会見で代表理事の大原あかねさんが言われましたが、異分野の2館がタッグを組むことで展示活動や社会との連携、学術交流の幅を広げることができます。これまで以上にミュージアム活動を活発にして、いっそう地元に貢献できればと思います。両館併せて7人いる学芸員は研究員として活動してもらい、今後体制を増強していく方針です。 研究所設立のもうひとつの大きな目的は、研究

                                                                                    高階秀爾氏インタビュー。新設の大原芸術研究所が目指すもの、「闘う人文主義者」エラスムスの時代と現代の相似性とは?