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西部邁 天才の検索結果1 - 5 件 / 5件

  • 宮台真司とは何者か?|中森明夫

    2022年11月29日、宮台真司氏が暴漢に襲われた。彼が教授を務める東京都立大学のキャンパス内で何者かに背後から頭を殴られ、刃物で首や背中や腕などを斬られて、救急搬送された。犯人の男は逃走し、警察が行方を追っている。そのニュースは大きな衝撃をもたらした。 宮台氏は、30年来の私の友人である。愕然とした。身が震え、その夜は眠れなかった。 宮台氏は重傷だが、命は助かった。数時間もの大手術を受け、何十針も縫ったという。心配でたまらない。どんな痛い、辛い、恐ろしい思いをしているだろう……。 12月3日、お昼のこと。突如、宮台さんからメールが届いた。えっ! 目を疑った。襲われてまだ4日だ。全治1か月の重傷で入院しているはずなのに……。 実は、今回の事件の前に宮台さんにメールを送っていた。2023年2月に私の新著が出る。寺山修司が今も生きていて、80歳代半ばで、アイドルグループをプロデュースする。その

      宮台真司とは何者か?|中森明夫
    • 池内恵のtweetの件なんだが

      池内恵のtweetの件なんだが 「日本人は、加害者としての歴史を忘れるな」って言ったことがある人は、「ロシア市民に罪はない、強権支配の被害者」 って言うのは欺瞞だ云々のアレだけど。 https://twitter.com/chutoislam/status/1503200219286097921 これに続くツイートの方がちょっと奇妙で そういう逡巡の跡が見られない人は、まあ人間としてそう言うもん だから学者としての尊敬は得られない 卓越性とか人格の陶冶とかちょっと感じさせてくれないとやってられない と飛躍がある事を言ってるのね。 特に「卓越性とか人格の陶冶とか」は唐突感が強い。 この「卓越性と人格の陶冶」って保守主義を好評価する時に使われる紋切り型なのね。特に2つ併置されるのが紋切り型。 フランス人権思想とかアメリカ型合理主義などの理性主義だと人間は平等で理性を動員して抑圧無き良き世界を作

        池内恵のtweetの件なんだが
      • 元ネトウヨだったけど今は政治も民族も日本もどうでもよくなってダラダラ平和に生きてる

        そんな俺が当時なんでネトウヨになったのか自分なりに振り返ってみようと思う。 きっかけは高校2年生の時に出会ったゴーマニズム宣言。 普段、夕食後にナイター中継見ながら「吉本隆明がどうたら」「西部邁がどうたら」そんなことばかり雑談してる父親と兄が、「ゴーマニズム宣言はあれヤベえよ……」と苦笑いしているのが耳に入ってその存在を知った。 なぜか興味を抱いた俺はそれがどんな本なのか訊いてみたら、二人ともしまったとでも言いたげな顔で言葉を濁し、「いや、お前が読んだら絶対に訳も分からずハマるから教えたくない」と逃げられた。 そんなふうに言われたらむしろ興味が強くなる。 早速、学校の帰りに大型書店に立ち寄った。残念ながらゴーマニズム宣言は置いてなくて(記憶が確かならとっくに絶版になってたからだったと思う)、仕方なく「戦争論」のほうを購入した。 家族の予言通り俺はドハマりしてしまった。 一応、書いておくと俺

          元ネトウヨだったけど今は政治も民族も日本もどうでもよくなってダラダラ平和に生きてる
        • 多摩川から考える(1)──ビートたけし/北野武における境界性とその寓意について|壱村健太 | 週末批評

          ※本記事には、関係者の名誉やプライバシーの保護等に鑑み、編集者による検閲(伏字)が一部施されています。 文:壱村健太 また多摩川はどうしても武蔵野の範囲に入れなければならぬ。六つ玉川などとわれわれの先祖が名づけたことがあるが武蔵の多摩川のような川がほかにどこにあるか。その川が平らな田と低い林とに連接する処の趣味は、あたかも首府が郊外と連接する処の趣味とともに無限の意義がある。 国木田独歩「武蔵野」1 アレゴリー的芸術作品は批評的解体を、ある意味ではすでに自身のうちで被っている。 ヴァルター・ベンヤミン『ドイツ悲劇の根源』の「要旨」2 はじめに いきなりだが断言したい。 漫才師、コメディアン、テレビタレント、国民的スター、文化人、映画監督、役者、演出家、歌手、小説家……。肩書はなんでもよいが、戦後日本が輩出したもっとも偉大な表現者のひとりであるビートたけし/北野武。この「ほとんど戦後日本の神

            多摩川から考える(1)──ビートたけし/北野武における境界性とその寓意について|壱村健太 | 週末批評
          • これぞザ・東大閥。「一時、極左のテロ標的だった西部邁が、学友だった中核派の大物に守ってもらった」らしい - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

            「評伝 西部邁」をところどころとばしつつ読んでいた。 評伝 西部邁 作者:髙澤 秀次発売日: 2020/01/18メディア: 単行本日本および日本人を問い続けた稀有なる思想家は、なぜ壮絶な自裁死を遂げたのか。西部邁の劇的な生涯を戦後史の中に描き、ニヒリズムを超えようとする思想的格闘の軌跡に迫る。深い友諠を結んだ文芸評論家による、初の本格評伝! 著者について 1952年北海道生まれ。文芸批評家。苫小牧駒澤大学特任教授。思想史、作家論など、硬質な評論で知られる。著書に『評伝中上健次』(集英社)、『江藤淳―神話からの覚醒』(筑摩書房)、『文学者たちの大逆事件と韓国併合』(平凡社新書)ほか。 亡くなった時にも書いたが、自分は彼のあまりいい読者ではないし、彼の主張する保守主義にも共感をあまり覚えなかった。 ただ、外からその活動を眺めていると、どうもこの人は文章を書いて、それを媒体に発表するという意外

              これぞザ・東大閥。「一時、極左のテロ標的だった西部邁が、学友だった中核派の大物に守ってもらった」らしい - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
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