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赤瀬川原平の検索結果1 - 40 件 / 81件

  • 楽しく生きるための100冊 2019|さとなお(佐藤尚之)

    ボクが主宰している「コミュニティ4th」では、毎月「Bookトライブ」という読書会をやっています。 一冊課題図書を決めて、みんなで読んできて感想を言い合う、という会ですね。 そこでここ数年、何を読んできたか、というのはこちらに書きました。 で。 去年の年末、そのトライブによく来ている谷川敦さん(あだ名はタフマン)という30歳男子(当時)が、こんなようなことを相談してきました。 「教養のある大人になりたいなあ、とぼんやりとした憧れを持っているんですが、ほとんど本も読まずに30歳になってしまいました。来年はBookトライブの課題図書だけでなく、もっとたくさん本を読みたいと思うのですが、絶対読むべき本を100冊くらい教えてくれませんか?」 ・・・なるほど。 ちょっと上からになって申し訳ないけど、良い心がけじゃw。 よし、ここはボクだけでなく、驚異の本読みにして「Bookトライブ」の部長である高島

      楽しく生きるための100冊 2019|さとなお(佐藤尚之)
    • インターネットはもう町田の超絶雑語りをやるのをやめろ

      以下雑語りです https://bunshun.jp/articles/-/45917 一市民として悲憤慷慨を隠し得ない 駅周り30分ぐらい適当に歩いてあとはWikipediaの雑引用、かの文春の記者がやることですか? だいたい駅の話から市の話に自動的にすり替わってるのおかしいだろ お前がやってること、山手線の内側を"ナゾの激坂地域"とか書いて結局目黒駅周辺の話しかしないのと一緒 わかる? それに自由民権運動の話するならちゃんと自由民権資料館に行って話聞いて来いよ ※自由民権資料館 鶴川駅から徒歩25分。民権運動をテーマにした資料館はここと高知県の自由民権記念館だけ。和風な造りの本館は、民権志士が残した武芸道場を保護・改装したものだ。 文章を順を追って殴りますが、まずね、境川の話が「都県境」で終わるのがもったいなさすぎるんですが… 後々神奈川ネタ出すなら、かつて武蔵国と相模国の国境線が境川

        インターネットはもう町田の超絶雑語りをやるのをやめろ
      • 久住昌之×吉田類の昼酔い放談――何が楽しいのかわからないけど、何だかみんな楽しそうなお店がずっと好き - ぐるなび みんなのごはん

        『孤独のグルメ』の原作者・久住昌之と、『酒場放浪記』の吉田類による昼酔い放談が実現! ふたりが選んだのは、創業半世紀を超える銀座の名店「大衆割烹 三州屋 銀座本店」だ。 ひとり飯とひとり飲みの二大巨星による放談、一体どんな戦い(?)になるのか? ――意外にもおふたりが対談するのは今日が初めてなんですね。ドリームマッチが実現したような感じでうれしいです。 久住 ドリームマッチって、何の(笑)。大げさだなあ。類さんに最初にお会いしたのは、まだ移転する前の、中目黒の藤八。あそこで宴会をやったときにご一緒したんですよね。 吉田 『孤独のグルメ』と『酒場放浪記』というのはファンがカブってるみたいで。だから今までも2人で出てほしいという話は何度かあったんですが、ようやく今日実現しましたね。 久住 この間、福井県の敦賀で駅前の店に入ったら、いきなり類さんのサインがあって。こんなところにも来てるんだ……っ

          久住昌之×吉田類の昼酔い放談――何が楽しいのかわからないけど、何だかみんな楽しそうなお店がずっと好き - ぐるなび みんなのごはん
        • おれ、死ぬまで練馬がいいや。老若男女が「ちょうどよさ」に溺れる街 - SUUMOタウン

          著: 安田理央 西武池袋線、都営地下鉄大江戸線を擁する練馬駅 埼玉県浦和市(現・さいたま市)育ちの筆者にとって、練馬区といえば、子どものころ、親に連れて行ってもらった豊島園遊園地(としまえん、2020年8月に閉館)だった。 としまえん以外のかかわりができたのは、高校時代。当時組んでいたバンドのメンバーが江古田周辺に住んでいたことから、江古田に足繁く通い始めた。ドラマーの実家の離れに毎週のように集まり、昼間っから音楽の話や女の子の話を延々と交わしていた。 その流れで高校卒業後、一人暮らしをする時も、迷うことなく江古田に住んだ。 江古田は「将来を考えていない若者」に優しい 最初に住んだのは家賃2万円、風呂なしトイレ共同、絵に描いたようなオンボロアパートだった。地震があったら窓が開かなくなり、もう一度地震があったら開くようになった、と言えば、そのボロさが分かるだろうか。それでも毎晩のように友達が

            おれ、死ぬまで練馬がいいや。老若男女が「ちょうどよさ」に溺れる街 - SUUMOタウン
          • 「孤独のグルメ」久住昌之さんが三鷹で育んだ無常観。「好きな店とはなくなっていくもの」【東京っ子に聞け!】 - SUUMOタウン

            インタビューと文章: パリッコ 写真: 関口佳代 東京に住む人のおよそ半分が、他県からの移住者*1というデータがあります。勉学や仕事の機会を求め、その華やかさに憧れ、全国からある種の期待を胸に大勢の人が集まってきます。一方で、東京で生まれ育った「東京っ子」は、地元・東京をどのように捉えているのでしょうか。インタビュー企画「東京っ子に聞け!」では、東京出身の方々にスポットライトを当て、幼少期の思い出や原風景、内側から見る東京の変化について伺います。 ◆ ◆ ◆ 吉祥寺駅にほど近い喫茶店でお話を伺ったのは、漫画家にしてミュージシャン、エッセイストや漫画原作者としても活躍されている久住昌之さん。街歩きの達人で、散歩をテーマにした著作も多く、生まれも育ちも、そして現在のお住まいも東京都三鷹市です。 そんな街と東京に詳しい久住さんこそ、まさに本連載にふさわしいと取材をお願いし、参考にしようと著書『東

              「孤独のグルメ」久住昌之さんが三鷹で育んだ無常観。「好きな店とはなくなっていくもの」【東京っ子に聞け!】 - SUUMOタウン
            • 名古屋の人の名古屋案内は、さすがの喫茶店推しの強さだった

              変なモノ好きで、比較文化にこだわる2人組(1号&2号)旅行ライターユニット。中国の面白可笑しいものばかりを集めて本にした「 中国の変-現代中国路上考現学 」(バジリコ刊)が発売中。 前の記事:画数の多い漢字、ビャンビャン麺の「ビャン」 vs 機械印字 > 個人サイト 旅ライターユニット、ライスマウンテンのページ 「名古屋だから」 平日午前の名古屋駅。名古屋在住で名古屋勤めの友人T君に、どこか名古屋駅から歩いて行ける渋いところはないかとメッセージを送った。今回の名古屋歩きでは、T君からのメッセージが頼りである。 届いたメッセージは「『四間道』から『円頓寺商店街』が渋くていいよ」ということだった。歩いて15分はかかるところで、行ってみると実際、味があるとこだった。 カフェや食堂にパトランプがついていて、これでもかと回ってる。これが名古屋らしさなんだそうだ。 友人がいうには、パトランプが回ってな

                名古屋の人の名古屋案内は、さすがの喫茶店推しの強さだった
              • 篠原有司男の作品に酷似。「SHIBUYA BOXING ART」の顛末を追う

                篠原有司男の作品に酷似。「SHIBUYA BOXING ART」の顛末を追う東急株式会社が渋谷の街なかで展開していた「SHIBUYA BOXING ART」が、ニューヨークを拠点にするアーティスト・篠原有司男の作品と酷似しているにも関わらず作家本人の広告への理解を得ていなかったことを受け、同社が謝罪。篠原がコメントを発表する事態へと展開した。この出来事の顛末を追う。 街中に掲出された「SHIBUYA BOXING ART」の様子 昨年末、渋谷の街なかに掲出された広告が、あるアーティストの作品に酷似しているのではないかとSNSを賑わせた。 その広告とは、東急株式会社が12月22日から掲出していた「SHIBUYA BOXING ART」だ。これはボクシングを題材とした映画『アンダードッグ』のABEMAプレミアム配信開始にあわせて制作されたもので、「ボクシングアート」と銘打ったポスターを渋谷街頭

                  篠原有司男の作品に酷似。「SHIBUYA BOXING ART」の顛末を追う
                • 『新明解国語辞典』第4版が家に43冊ある豊かな暮らし - 四次元ことばブログ

                  僕は国語辞書の収集を趣味にしています。中でも点数が多いのが『新明解国語辞典』第4版で、現在のところ43冊を所有しています。『新明解国語辞典』が43冊なのではありません。『新明解国語辞典』の第4版だけで43冊あるのです。みなさんも辞書の20冊や30冊はお持ちだと思いますが、『新明解国語辞典』第4版だけで40冊あるというご家庭はあまりないのではないでしょうか。あったらお友達になってください。 新明解国語辞典 第4版 作者: 金田一京助,山田明雄,柴田武,山田忠雄 出版社/メーカー: 三省堂 発売日: 1989/11 メディア: 単行本 購入: 3人 クリック: 5回 この商品を含むブログ (3件) を見る 『新明解国語辞典』の初版は1972年に刊行されました。戦前の『明解国語辞典』を母胎に、内容を一新して成立した国語辞書です。「日本でいちばん売れている小型国語辞典」を自称しており、小型国語辞書

                    『新明解国語辞典』第4版が家に43冊ある豊かな暮らし - 四次元ことばブログ
                  • 作家の長者番付 - jun-jun1965の日記

                    新聞記事から、作家の長者番付の変遷を調べてみたが、2005年以降、発表されなくなったので、今どうなっているか分からないのは不便だ。死んだら除かれるから西村京太郎ではないだろうが、今は一位は誰なんだろう。〇は初登場。 1965 1,山岡荘八、2,松本清張、3,源氏鶏太、4,石坂洋次郎、5,山田風太郎、6,柴田錬三郎、7,川口松太郎、8,水上勉、9,井上靖、10、石原慎太郎、11、司馬遼太郎 1966 1,山岡、2,源氏、3,松本、4,谷崎潤一郎、5,川口松太郎、6,柴田、7,司馬 1967 1,松本、2,源氏、3,石坂、4,山岡、5,柴田、6,井上、7,〇黒岩重吾、8,石原慎太郎、9,司馬、10、大久保康雄 1968 1,松本 2,司馬 3,源氏 4,石坂、5,〇梶山季之 6,谷崎松子、7,柴田錬三郎、8,井上靖、9,黒岩、10,山岡 1969 1,司馬、2,松本、3,梶山、4,〇佐賀潜、5

                      作家の長者番付 - jun-jun1965の日記
                    • 大東京カワセミ日記196 意外なところで巣作りを 20230319 |柳瀬 博一

                      朝イチで下流のカップルの巣作りを見たので、今度は上流のカップルを見に行く。 野球場のある、いつもいる場所よりずいぶん下流の大学の下のところで、鳴き声がして上流に飛ぶカワセミの姿。あれ、もしかするとさらに下流でも行動している? 公園脇の階段の定位置に。すぐに橋を抜けてさらに上流に。盛んに鳴き声がする。オスとメスが川の反対に。 こちらで二羽がしばらく囀りあいながら、それぞれエビを取る。 その後、オスとメスとで揃って階段の方へ。こちらでも並んでそれぞれエビを取り、この後上流へ。 公園に行ってみる。と、カワセミ迷惑おじさん看板が2ヶ所に貼っているにもかかわらず、迷惑怒鳴っちゃうおじさんが仲間のおじいさんと二人で。 人が通るたびにぶつぶつ「目の前を通ると逃げちゃうんだよな」とさすがに客にはもう怒鳴れないので隣のおじいさんに向かって話している。 で、結局公園にはカワセミ、現れなかったんだけど、なぜこの

                        大東京カワセミ日記196 意外なところで巣作りを 20230319 |柳瀬 博一
                      • REALKYOTO – CULTURAL SEARCH ENGINE » 芸術/表現の場は今、いかに可能か浅田彰×津田大介

                        2019年9月6日、京都のアートスペース「浄土複合」で、批評家の浅田彰・京都造形芸術大学大学院学術研究センター所長によるレクチャーが開催された。芸術祭内の企画展「表現の不自由展・その後」の展示中止と文化庁による補助金不交付決定で揺れる「あいちトリエンナーレ2019」問題がテーマだったが、会場に、トリエンナーレの津田大介芸術監督が予告なく登場。会期半ば、まだ「表現の不自由展・その後」の再開への道筋が見えない時点で、期せずして対談となった当夜の模様を再現する。 構成:編集部 写真:池田剛介 編集協力:真部優子 水上瑞咲 浅田 今回、この浄土複合スクールという小さなスペースで「あいちトリエンナーレ2019」の問題について話すことになったのですが、トリエンナーレの芸術監督として問題の渦中にいる津田大介さんがそれを聞きつけて来てくれました――急に決まったので事前に告知はしませんでしたが。アート・ワー

                        • 探求型小説についてのメモ - TBCN

                          はじめに 以下はmurashitさんの次の記事に触発されて書くものです。 murashit.hateblo.jp そういえば私もこのへんのハナシが好きだったはずだけど、最近読んでなかったな、と思って、じゃあ自分の好みをまとめておこうかな、という気持になったのです。 タイトルに挙げた「探求型小説」というのは仮につけたものです。この手の作品はけっこう多いので、たぶんもっと適当なネーミングをしている人がすでにいるはずですが、私は以下、この名称のもとにいくつかのジャンルに当てはまる特徴をまとめてみたいと考えています。 近いことはこれまで、「歴史ミステリ」についてだとか、「メタフィクション」についてだとかの中で、書いてきました。今回書くのは、それらの考え方を敷衍したものです。 探求型小説の特徴 私が「探求型小説」と呼ぶ型の特徴は、次の三つです。 ①主人公がある対象(謎、事件、人物など)について調査探

                            探求型小説についてのメモ - TBCN
                          • ドトール、ガスト、サイゼリヤ、チェーン店の正しい綴りクイズ!

                            1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 前の記事:商品を持った手をビタッと止めたかった > 個人サイト 片手袋大全 そこらじゅうにあるものほど、ちゃんと見てない 1970年代に『美術手帖』紙上で、赤瀬川原平さんが「資本主義リアリズム講座」という連載をしていた。その中で、知人や町の人に千円札を記憶のみで描いて貰う、という実験が行われた。 その結果、誰も正しく描けなかったのである。誰だって喉から手が出るほど欲しいお金。しかし、それがどんな姿形をしているのか誰も知らない。なんだかゾクゾクする結果だった。 考えてみれば私が20年近く研究を続けている片手袋も、どこにでもあるのに誰もちゃんと見ていないものだ。 そういうものは我々の身の回りに沢山溢れている。今回はそ

                              ドトール、ガスト、サイゼリヤ、チェーン店の正しい綴りクイズ!
                            • 「鴨川を読む×書く」澤西祐典×円城塔×福永信|京都文学レジデンシー

                              澤西:私たちはこれまで、日本文学のデータベース「青空文庫」で特定の地名を検索し、そのキーワードを本文に含む作品を読むことで、土地が文学にどのように描かれてきたのかを鑑賞する、というイベントを行なってきました。作品鑑賞までが第一部で、その地名を用いた短い小説をイベント前日に、それぞれ書き下ろし、朗読してコメントしあうのが第二部という、二部構成です(※)。別府、富山、静岡、尾道、岡山とつづき、今回は「鴨川」をとりあげようと思います。コロナ以前は現地に行くことを大切なルールにしていて、我々の中ではこのイベントを「勝手に町おこし」企画と呼んだりしていました。いわば自前で文学レジデンシーをしていたのかもしれません。 円城:今回は、表記ゆれも含めて、「鴨川」「賀茂川」「加茂川」の三つのワードで検索したところ、71作家の作品がヒットしました。文学テキストの本文を参照しながらイベントをオンラインで行なうこ

                                「鴨川を読む×書く」澤西祐典×円城塔×福永信|京都文学レジデンシー
                              • 【画像】こういう意味不明な階段とかドアって何の意味があるの? : 哲学ニュースnwk

                                2023年09月10日00:03 【画像】こういう意味不明な階段とかドアって何の意味があるの? Tweet 1: 名無し募集中。。。@\(^o^)/ 2015/01/18(日) 19:45:22.67 0.net 転載元:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/morningcoffee/1421577922/ 暇だから温泉がある夜の街に来た 2: 名無し募集中。。。@\(^o^)/ 2015/01/18(日) 19:47:37.09 0.net トマソンだっけと思ってぐぐったら一番下の画像があった 赤瀬川原平らの発見による芸術上の概念。不動産に付属し、まるで展示するかのように美しく保存されている無用の長物。存在がまるで芸術のようでありながら、その役にたたなさ・非実用において芸術よりももっと芸術らしい物を「超芸術」と呼び、その中でも不動産に属するものをト

                                  【画像】こういう意味不明な階段とかドアって何の意味があるの? : 哲学ニュースnwk
                                • 海外に日本マンガを届けた人々<br>第1回 編集者・向出雅一 - メディア芸術カレントコンテンツ

                                  メディア芸術領域の現状をより深く、広く伝えるため愛称を「MACC」とし、総合的な広報用ウェブサイト「メディア芸術カレントコンテンツ(MACC)」として令和5年2月13日リニューアルオープンしました。 (https://macc.bunka.go.jp/) 当サイトは、これまでの記事をアーカイブとして掲載しています。 今でこそ日本マンガは世界中で熱狂的なファンを獲得している。しかし、日本マンガの海外進出のきっかけが個人の情熱であったこと、その苦労の道のりをご存知だろうか。本コラムでは、海外コミックの翻訳や海外の日本マンガ事情に関する記事を執筆する筆者が、日本マンガを海外に紹介した先人たちを取材し、知られざる日本マンガの国際化の一端を探る。 『MANGA』表紙 日本マンガをアメリカへ 日本マンガのアメリカにおける出版の歴史を考える時、その嚆矢は小学館が現地に子会社Viz Communicati

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                                  • 考え事で疲れたときに読みたい路上観察本「無言板アート入門」

                                    デイリーポータルZのライター、関係者が愛読している本を語ります。 今回はライターのスズキナオさん。レコメンドは「無言板アート入門」(ちくま文庫) 聞き手はパリッコ、石川です。 ではスズキナオさん、お願いします。 ​ スズキナオ: 楠見清さんっていう、美術手帖の編集長をしてた方の本です。表紙を見てもわかるんですけど、 無言板アート入門 楠見清 (著) ちくま文庫 表紙(以下、引用は全て本書より) スズキナオ: 町の中のなんも書いてない看板とか、色あせちゃったやつとかね。これは地図なのに、町名とか全部消えて、なんもなくなってる 54~55ページより引用 スズキナオ: こういうのを収集して、ジャンル別に分類した本です。 石川: 情報がなくなっちゃった看板。 パリッコ: 無言板って名付けたんですね。いや~、いい。 スズキナオ: 昔からトマソン(※)って呼ばれるものがありますけど、トマソンの中にも無

                                      考え事で疲れたときに読みたい路上観察本「無言板アート入門」
                                    • 福祉やアートである前に。田中みゆき評「空気の人/分光する庭 鈴木康広」展

                                      福祉やアートである前に。田中みゆき評「空気の人/分光する庭 鈴木康広」展神奈川県・座間市の座間市役所で開催された「空気の人/分光する庭 鈴木康広」は、市役所の企画で開催され、当初の想定を大きく上回る来場者が集まった。相談支援の現場で働くひとりの職員の思いから始まった本展覧会の背景や福祉とアート、社会と個の関係性について、作家と企画者へのインタビューをもとにひも解く。 文=田中みゆき 市役所のロビーの空中に大きく横たわる《空気の人(6メートル)》。下では市民が休憩したり、展示を見たりしている。奥に市役所の高齢者福祉の窓口が見える 撮影=Timothée Lambrecq 「空気の人|分光する庭 鈴木康広」は、アーティストの鈴木康広と、座間市福祉部地域福祉課の職員である武藤清哉、ふたりのあいだでつくり上げられた展覧会だ。その背後には、内閣官房による「地方版孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム

                                        福祉やアートである前に。田中みゆき評「空気の人/分光する庭 鈴木康広」展
                                      • 27年前の戦後日本美術ベストテンを見直す - mmpoloの日記

                                        久しぶりに『芸術新潮』1993年2月号を書棚から取り出した。30人の美術評論家が選んだ戦後美術のベストテンが特集されている。1993年、平成5年、戦後48年。この年は現天皇の当時皇太子が結婚した。細川護熙・非自民8党派連立内閣成立、田中角栄元首相が亡くなった。そのベストテンを見てみる。 1. 河原温 2. 斎藤義重 3. 草間弥生・白髪一雄・リーウーファン 6. 荒川修作・関根伸夫・三木富雄 9. 岡本太郎・鶴岡政男 11. 川俣正・山田正亮・若林奮 14. 赤瀬川原平・戸谷成雄・中西夏之・山口長男・山下菊二 19. 靉嘔・工藤哲巳・菅木志雄・高松次郎・堀内正和・八木一夫・横尾忠則 26. 今井俊満・宇佐美圭司・榎倉康二・環境造形Q・菊畑茂久馬・堂本尚郎・ハイレッドセンター・彦坂尚嘉・土方巽・堀浩哉・村岡三郎・吉原治良 以上1位から37位まで。これは30人の評論家たちから3票以上集めた作家

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                                        • 日本まんが界の巨匠②『水木先生とぼく』作:水木プロダクション/画:村澤昌夫+関連イベント情報 - 嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

                                          日本まんが界の巨匠② 『水木先生とぼく』 作:水木プロダクション/画:村澤昌夫 発行日:2017年11月29日 初版発行 発行所:株式会社KADOKAWA 水木しげるさんは、「「ゲゲゲの鬼太郎」をはじめ、「河童の三平」「悪魔くん」など数々のヒット作、人気キャラクターを生み出しました。妻の布枝さんの著書「ゲゲゲの女房」は松下奈緒さん、向井理さん主演でNHK連続テレビ小説としてドラマ化もされ話題となりました。 本書は、1977年に水木プロダクションにアシスタントとして入社、以来40年(2017年時点)に渡り、水木しげるさんの画業を支えた村澤昌夫さん(本書の主人公「ぼく」のモデル)が、水木先生との思い出や創作秘話を描いた作品となります。 その絵柄は、キャラクターの表情から、描線に至るまで、まさに水木しげるさんそのものといえるほどのタッチであり、点描をはじめとしてその緻密さには驚かされます。 背景

                                            日本まんが界の巨匠②『水木先生とぼく』作:水木プロダクション/画:村澤昌夫+関連イベント情報 - 嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2
                                          • あいちトリエンナーレ『表現の不自由展、その後』展示雑感: 極東ブログ

                                            あいちトリエンナーレ『表現の不自由展、その後』展示を私は見ていない。私はあまりこの展示に関心がないからだ。理由は単純で、報道を通して知るだけだが、これらは、およそ芸術と呼べるようなレベルに達してない作品だと感じたからである。 もちろん、そういう私の感性が、芸術の価値を決めるものではない。およそ、芸術というのは、個々人が「これが芸術だといえば芸術だ」といった単純なものではない。その芸術作品が複数の人々に与えるインパクトに加え、批評家による批評、キュレーターによる考察などが加わり公の議論を誘うことで、その作品が、公的に芸術であることが問われていく、というものである。そうでなければ、街のギャラリーなどで自由に展示すればいい。 なので、あいちトリエンナーレ『表現の不自由展、その後』展示について、私がまず関心を向けたのは、キュレーターであり、学芸員である。日本の場合、学芸員には、養成の専門講座を設置

                                            • 辞書マニアが語る“『新明解国語辞典』第4版を43冊持っている理由” 繰り返しますが「第4版だけで43冊」です

                                              僕は国語辞書の収集を趣味にしています。中でも点数が多いのが『新明解国語辞典』第4版で、現在のところ43冊を所有しています。『新明解国語辞典』が43冊なのではありません。『新明解国語辞典』の第4版だけで43冊あるのです。 みなさんも辞書の20冊や30冊はお持ちだと思いますが、『新明解国語辞典』第4版だけで40冊あるというご家庭はあまりないのではないでしょうか。あったらお友達になってください。 一部 全ての画像を見る ライター:ながさわ(Twitter:@kaichosanEX/ブログ:四次元ことばブログ) 数百冊の辞書を保有する辞書コレクター。暇さえあれば辞書を引いている。「四次元ことばブログ」(http://fngsw.hatenablog.com/)で辞書や日本語について発信中。 『新明解国語辞典』の初版は1972年に刊行されました。戦前の『明解国語辞典』を母胎に、内容を一新して成立した

                                                辞書マニアが語る“『新明解国語辞典』第4版を43冊持っている理由” 繰り返しますが「第4版だけで43冊」です
                                              • 津田大介氏は「表現の不自由展」で何を目指したのか 開幕前に語っていた「企画意図」

                                                国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の芸術監督をつとめるジャーナリスト・津田大介氏は開幕前、インターネット番組に出演し、結果的にわずか3日で中止となった企画展「表現の不自由展・その後」に対する強いこだわりを語っていた。 「天皇」をモチーフとする作品が展示される可能性があることにもここで触れていた。津田氏はどんな思いを抱いていたのか。 「表現の不自由展・その後」への思い入れ語る あいちトリエンナーレは2019年8月1日に開幕すると、企画展「表現の不自由展・その後」では昭和天皇とみられる写真を燃やす映像作品などを展示して物議を醸し、3日に展示中止となった。 開幕約4か月前の4月8日、津田氏は哲学者の東浩紀氏とともにネット番組「ニコニコ生放送」に出演し、「あいちトリエンナーレの裏側を語る」とのテーマでトークしていた。冒頭、同芸術祭のコンセプトとして「情」という言葉が深く関わっているとし、「

                                                  津田大介氏は「表現の不自由展」で何を目指したのか 開幕前に語っていた「企画意図」
                                                • REAL-JAPAN » 盗作事件史から考える佐野眞一の盗作疑惑事件

                                                  (以下の原稿は、溝口敦&荒井香織編著『ノンフィクションの「巨人」佐野眞一が殺したジャーナリズム 大手出版社が沈黙しつづける盗用・剽窃問題の真相』(宝島社)への執筆依頼に応じて書いたものの、編集部の独断で掲載見送りとなったものです。初稿を送った段階で一悶着あったのですが、こちらから譲歩できる限りでの書き直しなどを提案しても返信すらなく、校了を他の執筆者のツイートで知り驚いて連絡したところ事後的に掲載取り止めを伝えられたという、ちょっと経験したことのない経緯でのボツでした。編集部から告げられた掲載不可の理由は「他の執筆者への仁義にもとるから」というものでした。自分としてはそんなにヘンなことを書いたつもりはないし、多少は役に立つことも書いてあるんじゃないかと思っているものでもあったので、「Real-Japan」編集部に相談し掲載していただくことにしました。字数調整のために削除した部分を戻したり、

                                                  • 新年度向け!美術必読リスト|みなみしま

                                                    本当は必読なんて本はないけど、以下は手始めに気にしておくと良いかもって本です。(順不同) 2024年4月24日から始まるアートの新番組「みなみしまの芸術時評」内で、100冊から選出したベストブック10を発表しますので、まずはどこから読めばいいか分からない方は、ぜひご視聴ください。 なお100冊のリストについては過去の視聴者の特典とさせていただいていましたが、もし本気で100冊読むという意欲のある方はご連絡ください。 松井みどり『アート:“芸術”が終わった後の“アート”』 山本浩貴『現代美術史 欧米、日本、トランスナショナル』 →ぱっと読んで自分と関係のある現代アートの歴史を知ろう。そして気になるものは調べ始めよう。 デイヴィッド・ホックニー『絵画の歴史』 →作家の語る美術史というジャンルがあるんです!たぶん エルンスト・H・ゴンブリッチ『棒馬考』、『美術の物語』 →『棒馬考』が面白いよ。

                                                      新年度向け!美術必読リスト|みなみしま
                                                    • なごやトリエンナーレについて『情況』2019秋号に寄せたテキスト - ohnosakiko’s blog

                                                      あいちトリエンナーレ2019と同時期に開催された「なごやトリエンナーレ」について、『情況』2019秋号の「あいちトリエンナーレ逮捕事件の真相 謎の団体を解剖する! なごやトリエンナーレ」というインタビュー記事の後に、論評「「なごやトリエンナーレ」への視角」としてテキストを寄せています。 発売から一ヶ月以上経ちましたので、こちらに拙テキストの全文を掲載しておきます。 ● 受動的「自由」の拒否から立ち上がる世界への「強制」 芸術は能動的な行為とされている。美術ならば物やイメージに働きかけ、その結果としての作品によって観客や社会に働きかける。今年のあいちトリエンナーレはまさにそのような芸術の能動性を寿ぐものだった。だが「超芸術」を標榜するなごやトリエンナーレに、芸術的能動性はない。唯一の能動的行為として当初からあったのは、サイトに掲載された「無上の時代」というステートメントのみである。 7月31

                                                        なごやトリエンナーレについて『情況』2019秋号に寄せたテキスト - ohnosakiko’s blog
                                                      • 絓秀実的な、あまりに絓秀実的な「なごやトリエンナーレ」論|外山恒一

                                                        【外山恒一の「note」コンテンツ一覧】 ※絓秀実氏の(とくに『革命的な、あまりに革命的な』第9章で赤瀬川原平を絶賛した部分の)文体模写(一部まるパクリ)です。正確には、文体模写と丸写しの中間、“替え歌”ぐらいでしょうか。内容に関しては、私自身もところどころ自分で何を云っているのか分かりません(笑)。 「なごやトリエンナーレ」事件を、それを担った者たち自身もおそらくは(肯定的であると否定的であるとにかかわらず)参照していると思われる赤瀬川原平らのかつての一連の「反芸術」運動の文脈において(のみ)捉えることは、赤瀬川らが、例えば「反芸術」としての模型千円札の「芸術」たるゆえんを述べることで無罪を主張し、「反芸術」を従来の「芸術」の文脈に回収してしまう限界を露呈したことに比して、「なごやトリエンナーレ」の担い手たちがあくまで自らの有罪性を引き受けようとしているという決定的な差異から目をそらし、

                                                          絓秀実的な、あまりに絓秀実的な「なごやトリエンナーレ」論|外山恒一
                                                        • 【連載】イザナギと呼ばれた時代の美術 #3:反戦運動から大阪万博へと至る統治のテクノロジー。密告と監視の“空気”はいかに醸成されたか(文:長谷川新)

                                                          【連載】イザナギと呼ばれた時代の美術 #3:反戦運動から大阪万博へと至る統治のテクノロジー。密告と監視の“空気”はいかに醸成されたか(文:長谷川新) インディペンデントキュレーター、長谷川新による連載第3回。本連載は、1960〜70年代の「日本戦後美術」を、これまであまり光が当てられてこなかった「ベトナム戦争」を軸に辿り直すもの。ベトナム戦争を背景にした「イザナギ景気」に日本列島が沸いた時代の、新たな戦後美術史を立ち上げる。(不定期連載)

                                                            【連載】イザナギと呼ばれた時代の美術 #3:反戦運動から大阪万博へと至る統治のテクノロジー。密告と監視の“空気”はいかに醸成されたか(文:長谷川新)
                                                          • 「芥川賞ぜんぶ読む」菊池良さん×「直木賞のすべて」川口則弘さん対談〈前編〉 受賞作、全部読んでわかったこと|好書好日

                                                            芥川賞受賞作一覧に線を引いていくのが楽しい ――菊池さんの新刊『芥川賞ぜんぶ読む』は、書名のとおり、過去84年間の芥川賞180作品を全部読み、それぞれの内容を紹介したガイドブックです。そもそもなぜ、全部読もうと思ったのですか。 菊池良さん 富士山を登るみたいな感じで、登山的なモチベーションでやりましたね。誰もやっていない山を登頂するような。でも、文学賞を全部読むというのは初めてです。 川口則弘さん なんで芥川賞なのですか。全部の中でもいろいろある中で。 菊池 前から気になっていた賞でした。受賞の記者会見がニュースで流れますし、マスコミ的興味といいますか。一番有名な賞なので富士山を登るみたいな感じでいっちょやってみようって。 ――川口さんは20年にわたり、ウェブサイト「直木賞のすべて」を運営されています。芥川賞もすべて読まれているそうですが、直木賞の方が先ですよね。 川口 そんなことはないで

                                                              「芥川賞ぜんぶ読む」菊池良さん×「直木賞のすべて」川口則弘さん対談〈前編〉 受賞作、全部読んでわかったこと|好書好日
                                                            • 坂本龍一、李禹煥に出会う──解体から沈黙へ

                                                              坂本龍一、李禹煥に出会う──解体から沈黙へ坂本龍一が敬愛し、最後のアルバムとなった『12』のジャケットを手掛けたアーティスト、李禹煥。このふたりの実質的な交流の期間は数年間であるが、約半世紀にわたりその思想や作品で通底し合っていたようにも見える。​​年齢や出自が違う彼らをつなぐものとは何か? 本記事は、『12』を紐解くためのコラムの第二弾で、シリーズの最終回。 文=松井茂(詩人、情報科学芸術大学院大学[IAMAS]教授) 2018年12月31日。李の自宅兼アトリエにて 撮影=李美那 ※去る3月28日に坂本龍一さんがご逝去されました。謹んでご冥福をお祈りいたします。本原稿は坂本さんの生前に書かれたものです。 解体から始まる 1969年。李禹煥(1936〜)は、高松次郎(1936〜98)について論じた文章で次のように書いている。 自然な世界のあるがままの光景にそのまま「出会い」たいという渇望─

                                                                坂本龍一、李禹煥に出会う──解体から沈黙へ
                                                              • リミナルスペース座談会|かつて敗れていったツンデレ系サブヒロイン

                                                                ※この記事は、「第三十四回文学フリマ東京」(2022年5月29日(日))にて頒布予定の『感傷マゾvol.07 仮想感傷と未来特集号』に掲載予定の「架空のノスタルジー座談会」の中から、「リミナルスペース」に関する部分を抜き出したものです。 Twitterのリミナルスペースbot(@SpaceLiminalBot)が投稿した画像を見ると、「一時的に立ち寄る無人の場所」から懐かしさと不気味さが共存した感情を覚えます。深夜のオフィスや閉店後のデパート、もしかすると子供の頃に見た夢の中で似たような場所を歩いたことがあるのかもしれません。この言語化が難しい不思議な場所について、今回はノスタルジーに詳しい三人の方と座談会でお話させていただきました。 「架空のノスタルジー座談会」では、その他にも面白いお話がされており、現在、編集作業中です。 「もしも、生まれつきVR機器が手元にある世代にとっての思い出とな

                                                                  リミナルスペース座談会|かつて敗れていったツンデレ系サブヒロイン
                                                                • キューブリックの映画『2001年宇宙の旅』テーマの展覧会が表参道・ジャイルで、宇宙閉じ込めた缶詰など

                                                                  展覧会「2021年宇宙の旅 モノリス_ウイルスとしての記憶、そしてニュー・ダーク・エイジの彼方へ」が、2021年2月19日(金)から4月25日(日)まで東京・表参道のジャイル・ギャラリー(GYRE GALLERY)にて開催される。 映画『2001年宇宙の旅』テーマの展覧会ピエール・ユイグ / 100万年王国 2001 映像6分「2021年宇宙の旅 モノリス_ウイルスとしての記憶、そしてニュー・ダーク・エイジの彼方へ」は、1968年に公開された、巨匠スタンリー・キューブリックが手掛けた映画『2001年宇宙の旅』をテーマにした展覧会。同作品は、人間と科学技術の関係や人類の進化を描いたSF映画で、今も尚、世界中の人から愛されている。 アニッシュ・カプーア / Syphone Mirror Kuro 2008 140 x 140 x 45 cm 樹脂、漆 / Synthetic wood, Jap

                                                                    キューブリックの映画『2001年宇宙の旅』テーマの展覧会が表参道・ジャイルで、宇宙閉じ込めた缶詰など
                                                                  • 外出自粛だけど、廃墟ガールとクロアチアを楽しんできた - ふと思い立って、プチ冒険

                                                                    皆さん、外出自粛期間をいかがお過ごしでしょうか? 地図子ブログの読者には散歩好きの方が多いのではないかとお察しします。 旅行にも写真撮影にも気ままな散歩にも出られず、ストレスを溜めているはず・・・! 地図子もだいぶ多動症ですが、そんな類友がお一人・・・ 地図子さーん!ずっとお家にいて、ウズウズしてきました。2メートル以上離れて遊びましょう! 2メートル以上離れる・・・ソロで自転車に乗って2メートル離れながら会って帰ってくる?それかバーチャル散歩ですかね? 自転車も漕ぎたいですけど、バーチャル散歩いいですね♡Google Earthで歩きましょう! 危うく数10km自転車を漕ぐことになりかけましたが、 こんなご時世なのでヒヤパさんとバーチャル散歩に挑戦することにしました!! 場所はどうしましょう?せっかくだから普段行けない海外とかもいいですよね! 暗渠担当として海外の暗渠・・・は!そういえば

                                                                      外出自粛だけど、廃墟ガールとクロアチアを楽しんできた - ふと思い立って、プチ冒険
                                                                    • 『孤独のグルメ』はどのようにして生まれたのか? 原作者・久住昌之×初代編集担当・壹岐真也 特別インタビュー - 孤独のグルメ

                                                                      近年、ドラマ化もされ国内だけでなく海外にもファンが多い『孤独のグルメ』。この人気作品はいかにして生まれたのか……。原作者・久住氏と初代編集担当・壹岐氏にその知られざる制作過程を赤裸々に語ってもらった! 『孤独のグルメ』連載のきっかけは ーーマンガ『孤独のグルメ』の連載がスタートしたのは'94年。そもそものきっかけはなんだったのでしょうか? 壹岐:『月刊PANJA』という『SPA!』の兄弟誌を出すことになり、そこで久住さんに食べもの絡みの漫画原作を描いてほしいとお願いしたのがきっかけです。 久住:編集者が突然、家にやって来て「昨今のグルメブームがムカつく」と(笑) 壹岐:80年代半ばくらいに山本益博さんがいわゆる“グルメ本”を出し始めて、その辺りから世間がグルメブームというか、そういう風潮になってきていました。 久住:バブルの頃、流行ってましたね。 壹岐:おいしいものとか高いものとかがもては

                                                                        『孤独のグルメ』はどのようにして生まれたのか? 原作者・久住昌之×初代編集担当・壹岐真也 特別インタビュー - 孤独のグルメ
                                                                      • 『キッパリ!』から『全裸監督』までベストセラー多数! 穂原俊二が明かす編集者人生「本は今生きている現実と必ずつながる」

                                                                        『キッパリ!』から『全裸監督』までベストセラー多数! 穂原俊二が明かす編集者人生「本は今生きている現実と必ずつながる」 爆笑問題がオウム裁判から薬害エイズまで語り尽くした『爆笑問題の日本原論』(宝島社/1997年)、「新世紀の資本論」と評された橘玲『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』(幻冬舎/2002年)、単行本が135万部を突破した上大岡トメによる異例の自己啓発本『キッパリ!―たった5分間で自分を変える方法』(幻冬舎/2004年)、村上隆が自らの芸術論を明かした『芸術起業論』(幻冬舎/2006年)、Netflixドラマ化で物議を醸した『全裸監督―村西とおる伝―』(太田出版/2016年のち新潮文庫)、最近では奈倉有里『夕暮れに夜明けの歌を』(イースト・プレス/2021年)、小田嶋隆『東京四次元紀行』、斎藤真理子『韓国文学の中心にあるもの』(ともにイースト・プレス/2022年)……。 さま

                                                                          『キッパリ!』から『全裸監督』までベストセラー多数! 穂原俊二が明かす編集者人生「本は今生きている現実と必ずつながる」
                                                                        • ヴィーガン、反ヴィーガン、いろいろあるけどその中間あたりにいてもいいよな - 関内関外日記

                                                                          先日、東海林さだおと赤瀬川原平の対談集を読んだ。そこでこんなやりとりがなされていた。その感想文でも引用した箇所だが、また引用する。 赤瀬川 でも、そうはいかなかったんだよね。この世の中は。確かにつくったときの計算が間違ったのかもしれない。 東海林 まずいよねえ(笑)。牛だって可哀相でしょう。 赤瀬川 ねえ。僕らが生きるために殺されて、一生が終わっちゃうんだもんね。 東海林 できることなら、なるべく少ない殺生で生きたいね。 赤瀬川 うん。もし僕が牛だったら、あるいは人間が食料にするなにか巨大な生きものだったら、やっぱり「こいつの一食のために俺が命を落とすのはもったいない」って思うもん(笑)。 東海林 殺される方の論理ね。牛なんか、生まれたときからそういう一生の生活設計ができてるわけでしょ。 赤瀬川 本人は知らないけどね。 東海林 人間に食べられれるために生きている。よく考えたらこんな罪はない

                                                                            ヴィーガン、反ヴィーガン、いろいろあるけどその中間あたりにいてもいいよな - 関内関外日記
                                                                          • 《信仰の寓意》ヨハネス・フェルメール(メトロポリタン美術館展) - 面白がって ご機嫌に生きる

                                                                            メトロポリタン美術館展の《信仰の寓意》。 リーフレットの表紙にフェルメールは使われていないんですね。ラ・トゥールの《女占い師》やドガの《踊り子たち、ピンクと緑》が配置されています。 これは目玉作品ではないのかな…と後で数冊の本を調べたところ、フェルメール作品の中でも、評価が低いようですね。赤瀬川原平さんが「フェルメールさんにしては変な絵。スカートのしわも雑」とかなり辛辣な評を書いています。 引用:メトロポリタン美術館展公式サイトより これも説明文を読まないと、解読が難しいタイプの絵ですね。フェルメールの多くは、窓辺の近くで静かに過ごす普通の人たちを描いたものなので、確かに寓意絵は異色です。 床にかじった林檎と、頭を押しつぶされた蛇が転がっているところから、女性は楽園を追われたイブの象徴で、地球儀を踏みつけているのは今の生活を憎悪している―――という意味かと思いました。 呪いも信仰のひとつで

                                                                              《信仰の寓意》ヨハネス・フェルメール(メトロポリタン美術館展) - 面白がって ご機嫌に生きる
                                                                            • インターネット・バロックの余生者たち~『新蒸気波要点ガイド』書評 by 赤帯さん|DU BOOKS

                                                                              このたびは大好評発売中の『新蒸気波要点ガイド ヴェイパーウェイヴ・アーカイブス2009-2019』(佐藤秀彦著、New Masterpiece編)の書評を公開いたします。執筆者は、本書に「蒸気波分布図」を寄稿くださった赤帯さん。「Vaporwaveにとってサンプリングはレアグルーヴのような「穏当で健全な」行為ではなく、腐敗化なのだ」(書評より)。ぜひご一読ください。 ■ インターネット・バロックの余生者たち――『新蒸気波要点ガイド』に寄せて(文:赤帯) ある散文詩のなかで、ボードレールは街路の詩人たる「私」を通して、他人の生を想像する効用について説いた。「開いている窓を通して外から見る者は、決して、閉ざされた窓を見る者ほどに多くを見はしない。(…)この暗い、あるいは明るい穴の中に、生命[いのち]が生き、生命が夢み、生命が悩んでいるのだ」(「窓」『ボードレール全詩集Ⅱ』阿部良雄訳、ちくま文庫

                                                                                インターネット・バロックの余生者たち~『新蒸気波要点ガイド』書評 by 赤帯さん|DU BOOKS
                                                                              • 372年ぶり夏至の日食、予報は曇り時々晴れ(森田正光) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                                2020年6月21日と聞いてザワザワする方、そう、たぶん「日食病(関連記事参照)」にかかっています。この日、東京を含め日本から東南アジア、アフリカにかけて広範囲に部分日食と一部で金環日食が見られます。 日食には「部分」「金環」「皆既」の三種類があります。作家の故・赤瀬川原平氏は「金環日食が10万円だとすると皆既日食は100万円ぐらい」と述べていますが私自身は、金環日食は部分日食と同じカテゴリーで、価値は皆既日食の足元にも及ばないと思っています。(もちろん天文学的な意味では無く、個人の趣味としての感想です) 日食は地球と月の距離で決まる 皆既日食も金環日食も、太陽が月によって隠されるのは共通していますが、地球と月との距離が遠いと金環日食になります。 地球と月の平均距離はおよそ38万キロ。±2~3万キロほど変化します。前回(2019年7月)南米で起きた皆既日食では、月と地球の距離は36万キロ。

                                                                                  372年ぶり夏至の日食、予報は曇り時々晴れ(森田正光) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                                • イラストレーション、はじまりのマグマ。 | 南伸坊 | ほぼ日刊イトイ新聞

                                                                                  南伸坊さんの『私のイラストレーション史』の 刊行を記念して、シンボーさんとイトイが 「イラストレーション」をテーマに 公開対談をおこないました。 連載の「黄昏」では、他愛のない冗談で 笑いあってばかりのふたりですが、 今回は笑いを交えながらも考えさせられる、 ものづくりの話になりました。 昔の話がたくさん登場して、 チョットややこしい‥‥だけどおもしろい、 いくつもの発見のある話だと思います。 どうぞ、読んでみてください。 >南伸坊さんのプロフィール 1947年東京生まれ。東京都立工芸高等学校デザイン科卒業、美学校・木村恒久教場、赤瀬川原平教場に学ぶ。イラストレーター・装丁デザイナー・エッセイスト。雑誌「ガロ」の編集長を経て、フリー。主な著書に『ぼくのコドモ時間』『笑う茶碗』(共にちくま文庫)、『装丁/南伸坊』(フレーベル館)、『ねこはい』(青林工藝舎)、『本人伝説』(文春文庫)、『おじい

                                                                                    イラストレーション、はじまりのマグマ。 | 南伸坊 | ほぼ日刊イトイ新聞