本作で彼が演じるのは、自分の分身ともいえる峠を過ぎたベテランのスタントマン。生身のアクションから、CGを使った映像表現へと時代が変化していく中で、それでも自分が信じた道を突き進む役柄は、ジャッキー自身の映画人生とも重なっている。 また劇中には『プロジェクトA』『ポリス・ストーリー/香港国際警察』などをはじめとした、これまでジャッキーが演じてきたたくさんの作品から、数多くのアクションシーンやNGシーンのフッテージが登場。まさにジャッキーがわれわれに示してきた“命懸け”のアクションを、あらためて振り返る機会となる。 13年ぶりに来日したジャッキー・チェン そんなジャッキーがおよそ13年ぶりに来日。日本のファンへの思いを聞くとともに、ジャッキー映画のトレードマークであるNGシーンについて、そして彼が熱心に取り組んでいる後進の育成などについても話を聞いた。 ――昔からジャッキーさんは親日家として知