経済産業省は2021年2月22日、ICN(Information Centric Network:情報指向ネットワーク)技術を既存のTCP/IPネットワークと共存できるようにするための仕組みが、「ISO/IEC 30161-1 Data exchange platform for IoT services - Part 1:General requirements and architecture」として2020年11月27日に正式に国際規格として発行されたと発表した。 ICN技術は、データやコンテンツに付けられた「名前」を基に、ネットワーク上にキャッシュされた情報を取得する技術。相手のIPアドレスを指定して通信するTCP/IPとは異なる。ICN技術では、データのヘッダを軽量化できる点で、小さいデータを大量にやりとりするIoT(Internet of Things)アプリケーションと相性が