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  • はじめに | OS in 1,000 Lines

    1000行でOSを作ってみよう ​本書では、小さなOSをゼロから少しずつ作っていきます。 OSと聞くと腰が引けるかもしれませんが、OS (特にカーネル) の基本機能は案外単純です。巨大なオープンソースソフトウェアとしてよく挙げられるLinuxでさえ、バージョン0.01はたった8413行でした。様々な要求に応えるために次第に肥大化していっただけで、当初は大変素朴な実装になっていました。 本書ではコンテキストスイッチ、ページング、ユーザーモード、コマンドラインシェル、ディスクデバイスドライバ、ファイルの読み書きをC言語で実装します。これだけ様々な機能が詰め込まれているのに、コードは合計でたった1000行未満です。 「1000行なら1日でできそう」と思うかもしれませんが、初学者には少なくとも3日はかかるでしょう。OS自作のハマりポイントは「デバッグ」です。アプリケーション開発とは違うデバッグ手法

    • Goで解放したメモリが少しずつ戻ってくる現象 - knqyf263's blog

      情報を発信する人のところに情報が集まることを日々実感しているので、Linuxのメモリ管理に特に詳しいわけではないのですが最近遭遇した問題について自分の理解を書いておきます。ざっと調べても同じことを書いている人を見つけられなかったので、公開には意義があると考えています。識者の方がフィードバックをくださると嬉しいです。 ※ AIの出力をベースに書いているのでいつもと少し文体が違います。 背景 要約 調査 再現の難しさ Goアプリケーションの調査 pprofによる分析 GCログの調査 Linuxの調査 Goランタイムの調査 GoのGCとTHP khugepagedの問題 Goランタイムにおける回避策 回避策の削除 max_ptes_noneのデフォルト値について MADV_NOHUGEPAGEをやめた理由 調査内容まとめ 解決策 検証 C言語 Go言語 まとめ 背景 Go言語で書かれたOSSのア

        Goで解放したメモリが少しずつ戻ってくる現象 - knqyf263's blog
      • 【研修資料公開】低レイヤを学ぶ、Linuxカーネルとコンテナの仕組みの研修 | Raccoon Tech Blog [株式会社ラクーンホールディングス 技術戦略部ブログ]

        こんにちは、羽山です。 今回はラクーンホールディングスの座学研修で私が講師を担当する 3年次 Linux && Docker研修 をご紹介します。当社は教育制度に力をいれており、入社直後に5~6ヶ月間の研修があります。そしてさらに n年次研修 という枠組みで2年次、3年次、4年次と定期的に研修を実施して、経験を積んだ各ステージに必要な知識・スキルを補完しています。 3年次 Linux && Docker研修は入社から3年目の1~2月頃(4年目目前)に実施していて、エンジニアとしての実力も付いてきた段階で受けることになります。 4年目目前ともなれば Linux や Docker を普段から開発に利用していて基本操作には困っていないはずです。 一方で Linuxカーネルの役割を聞かれたら返答に窮したり、コンテナとはプロセスと言葉では知っていても実はよく分からなかったり、そういうあたりが本研修の

          【研修資料公開】低レイヤを学ぶ、Linuxカーネルとコンテナの仕組みの研修 | Raccoon Tech Blog [株式会社ラクーンホールディングス 技術戦略部ブログ]
        • 「ロシア人がLinuxのカーネルメンテナーを解任されている件」についてリーナス・トーバルズが説明

          by TED Conference 2024年10月20日にリリースされたLinux 6.12-rc4カーネルで、Linuxのカーネルメンテナーからロシア人あるいはロシアと関連するアカウントを削除する提案がマージされ、Linuxコミュニティで激しい議論が巻き起こったため、Linuxカーネルの優しい終身の独裁者を務めるリーナス・トーバルズ氏がこの件について説明しました。 Re: [PATCH] Revert "MAINTAINERS: Remove some entries due to various compliance requirements." - Linus Torvalds https://lore.kernel.org/all/CAHk-=whNGNVnYHHSXUAsWds_MoZ-iEgRMQMxZZ0z-jY4uHT+Gg@mail.gmail.com/ Linus T

            「ロシア人がLinuxのカーネルメンテナーを解任されている件」についてリーナス・トーバルズが説明
          • 「絵で見てわかるLinuxカーネルの仕組み」という本の宣伝 - 覚書

            本日10/23発売の「絵で見てわかるLinuxカーネルの仕組み」という本を自分含め6人で書きましたので、宣伝します。 絵で見てわかるLinuxカーネルの仕組み 作者:市川 正美,大岩 尚宏,島本 裕志,武内 覚,田中 隆久,丸山 翔平翔泳社Amazon 本書はIT技術のさまざまな分野について視覚的に理解するための翔泳社の「絵で見てわかる」シリーズの中の一冊です。 www.shoeisha.co.jp このシリーズは、これまでに「ITインフラの仕組み」、「Webアプリ開発の仕組み」、「マイクロサービスの仕組み」など、さまざまなものを扱ってきました。本書は「Linuxカーネル*1の仕組み」を扱います。Linuxカーネルを絵から理解するというコンセプトの本です。 Linuxカーネルは Red Hat Enterprise LinuxやUbuntuといったLinuxディストリビューションの核(カー

              「絵で見てわかるLinuxカーネルの仕組み」という本の宣伝 - 覚書
            • “ロシアのトロールどもに告ぐ、この変更が元に戻ることはない” ―Linus、ロシア系メンテナーの"追放"を認める | gihyo.jp

              Linux Daily Topics “ロシアのトロールどもに告ぐ⁠⁠、この変更が元に戻ることはない” ―Linus⁠⁠、ロシア系メンテナーの"追放"を認める 開発中の次期カーネル「Linux 6.12」の4本目のリリース候補版となる「Linux 6.12-rc4」は、スケジュール通りに10月20日に公開されたが、その前々日となる10月18日、カーネルメンテナーのGreg Kroah-Hartman(GKH)はいつもとは雰囲気が異なるパッチをカーネル開発者のメーリングリストに投稿した。 [PATCH] MAINTAINERS: Remove some entries due to various compliance requirements. -Greg Kroah-Hartman Remove some entries due to various compliance require

                “ロシアのトロールどもに告ぐ、この変更が元に戻ることはない” ―Linus、ロシア系メンテナーの"追放"を認める | gihyo.jp
              • AWS Lambdaを支える技術 - ABEJA Tech Blog

                こんにちは、今年の4月に新卒入社でABEJAに入社しました島倉と申します。 現在はプロジェクトマネージャーとして働いています。 これはABEJAアドベントカレンダー2024の9日目の記事です。 なぜFirecrackerが開発されたのか 従来の仮想化技術の課題 Firecrackerの設計要件 Firecrackerとは何か Firecrackerのアーキテクチャ Firecrackerのコード解説とその仕組み microVMの仕組み MicroVMはなぜ軽量なのか 1. 起動プロセスでカーネルを直接ロード 2. mmap による効率的なメモリ管理 3. KVMを利用したvCPU管理 4. Seccompで不要なシステムコールを制限 5. 最小限のVirtIOデバイス まとめ We Are Hiring! 今回は、生成AIの発展が注目されている中あえて、「地味だけど重要な技術」にフォーカス

                  AWS Lambdaを支える技術 - ABEJA Tech Blog
                • Linuxカーネルパラメータのチューニング&設計 - Qiita

                  Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? Linuxカーネルパラメータのチューニング&設計 0.目的 【カーネルパラメータのチューニング】を修得する目的は、サーバの特性を理解し、それぞれに合ったカーネルパラメータのチューニングすることでリソースの有効活用をできるようになることを目的とし、私個人の経験を元にした見解を以下の記事に掲載します。 1.最初に サーバには、それぞれ必要なリソース特性があり、それに合わせたカーネルパラメータのチューニングが必要となります。 世の中の流れはオンプレよりクラウドに移行してはいるので、カーネルパラメータのチューニングよりスケールアップなりスケール

                    Linuxカーネルパラメータのチューニング&設計 - Qiita
                  • Microsoftが「CrowdStrikeの障害の原因は欧州委員会のクレーム」と当てこすり、なぜMacは無傷だったのかも浮き彫りに

                    2024年7月19日に発生した世界的なIT障害であるクラウドストライク事件に関連し、Microsoftが「2009年に欧州委員会からの要求に応じたのが原因でCrowdStrikeのクラッシュがWindowsに波及するのを防げなかった」と示唆したことが報じられました。 Blue Screens Everywhere Are Latest Tech Woe for Microsoft - WSJ https://www.wsj.com/tech/cybersecurity/microsoft-tech-outage-role-crowdstrike-50917b90 Microsoft points finger at the EU for not being able to lock down Windows - Neowin https://www.neowin.net/news/micr

                      Microsoftが「CrowdStrikeの障害の原因は欧州委員会のクレーム」と当てこすり、なぜMacは無傷だったのかも浮き彫りに
                    • 「これが世界か!」と打ち震えた。偶然出会ったLinuxカーネルで、メンテナーとして認められるまで【フォーカス】 レバテックラボ(レバテックLAB)

                      TOPフォーカス「これが世界か!」と打ち震えた。偶然出会ったLinuxカーネルで、メンテナーとして認められるまで【フォーカス】 Linuxカーネル メンテナー 森本 國文(もりもと くにのり) 1979年生まれ。博士(工学)。Linuxカーネル主要コントリビューターのひとり。2008年、茨城大学大学院理工学研究科博士課程修了。2008年7月よりルネサスエレクトロニクス株式会社にてLinuxカーネルへのコントリビュートを開始。現在、サウンドアーキテクチャ「ALSA」や、ALSAのサブセット「ASoC」を中心領域として、メンテナーを務める。カーネルの特定バージョンごとのコントリビューション数ランキングでは、「v4.17」(2018年)や「v5.3」(2019年)などで世界1位に輝いた。 GitLab:@morimoto.kuninori 「Linuxカーネル」への合計コントリビューション数が、

                        「これが世界か!」と打ち震えた。偶然出会ったLinuxカーネルで、メンテナーとして認められるまで【フォーカス】 レバテックラボ(レバテックLAB)
                      • 絵で見てわかるLinuxカーネルの仕組み | 翔泳社

                        ハードとソフトの世界をつなぐ OSの根幹となる仕組みを理解しよう OSにおいて、カーネルとはその名のとおり「核」となるコンポーネントであり、記憶領域やファイルシステムの管理、プロセス制御、スケジューリング、ネットワーキングなど、ハードウェア制御に関わる幅広い機能を担っています。 Webやエンタープライズ、組み込みに至るまで、世界中のあらゆるところで、Linuxを基本OSとするシステムが稼働しています。Linuxはオープンソースソフトウェアであり、誰でも広くアクセスできることがその発展を支える特徴の1つといえるでしょう。しかし、その土台となるカーネルに限ってみても、ソースコードを読み込んで理解するにはあまりにも大規模かつ複雑な存在です。そのため、Linuxカーネルの役割や仕組みを理解している人が少ないのもまた事実なのです。 ソフトウェアの開発・利用において、カーネルのような根幹部分について理

                          絵で見てわかるLinuxカーネルの仕組み | 翔泳社
                        • リーナス・トーバルズが「Linux 6.14のリリースを丸一日忘れていた」と謝罪

                          by Space Dictator Linuxカーネルの開発者、リーナス・トーバルズ氏がLinux 6.14のリリースを「忘れていた」ことを明らかにし、「純粋に無能だった」と謝罪しました。 Linus Torvalds forgot to release Linux 6.14 for a day • The Register https://www.theregister.com/2025/03/25/linux_6_14_day_late/ 2025年3月16日、Linux 6.14-rc7(リリース候補版)を公開したトーバルズ氏は「事態はかなり落ち着いているようなので、よほどのことがない限り、来週末には6.14の最終版をリリースできるだろう」と伝えました。 ところが、週末の23日になってもLinux 6.14はリリースされませんでした。 翌24日、トーバルズ氏は思い出したかのようにLi

                            リーナス・トーバルズが「Linux 6.14のリリースを丸一日忘れていた」と謝罪
                          • Linuxのソースコード内に「fuck」「クソ」「まぬけ」などの暴言がどれだけ含まれているかをグラフ化、2018年を境に「fuck」の出現頻度が激減

                            Linux開発プロジェクトのメーリングリストではリーナス・トーバルズ氏による強烈なフレーズを含んだメッセージが飛び交っていることが知られていますが、Linuxのソースコード自体にも「fuck」「crap(クソ)」「idiot(ばか、まぬけ)」といったフレーズが大量に含まれています。Linuxのカーネルのソースコードにどれだけの暴言が含まれているのかを可視化できるウェブアプリ「Linux kernel word count」が話題になっていたので、実際に使ってみました。 Linux kernel word count https://www.vidarholen.net/contents/wordcount/ Linuxの生みの親であるトーバルズ氏は過激な発言が話題になることも多く、Linux開発プロジェクトのメーリングリストにはトーバルズ氏の怒りのメールが頻繁に投じられています。最近では2

                              Linuxのソースコード内に「fuck」「クソ」「まぬけ」などの暴言がどれだけ含まれているかをグラフ化、2018年を境に「fuck」の出現頻度が激減
                            • 新Linuxカーネル解読室 - パケット受信処理 ~IPレイヤーにおける受信処理~ - VA Linux エンジニアブログ

                              「Linuxカーネル2.6解読室」(以降、旧版)出版後、Linuxには多くの機能が追加され、エンタープライズ領域をはじめとする様々な場所で使われるようになりました。 それに伴いコードが肥大かつ複雑化し、多くのエンジニアにとって解読不能なブラックボックスとなっています。 世界中のトップエンジニア達の傑作であるLinuxカーネルにメスを入れ、ブラックボックスをこじ開けて、時に好奇心の赴くままにカーネルの世界を解読する「新Linuxカーネル解読室」プロジェクト。 本稿では、ネットワーク機能のIPレイヤーの受信処理ついてカーネルv6.8のコードをベースに解説します。 はじめに 1. 概要 2. ルーティング処理 2.1 dst_entry構造体とルーティング処理 2.2 ルーティングテーブル(FIB: Forwarding Information Base)の検索処理 3. dst_entry構造

                                新Linuxカーネル解読室 - パケット受信処理 ~IPレイヤーにおける受信処理~ - VA Linux エンジニアブログ
                              • PCの起動にかかった時間を丸裸にするフリーソフト「BootPerformanceView」/カーネル、ドライバー、デバイス……それぞれの初期化にかかった時間を詳細に【レビュー】

                                  PCの起動にかかった時間を丸裸にするフリーソフト「BootPerformanceView」/カーネル、ドライバー、デバイス……それぞれの初期化にかかった時間を詳細に【レビュー】
                                • トーバルズ氏、「Linux」カーネル開発状況、「Rust」導入、AIを語る

                                  Steven J. Vaughan-Nichols (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 川村インターナショナル 2024-08-30 07:30 香港発--Linus Torvalds氏と、その友人でVerizonのオープンソースプログラムオフィスの責任者を務めるDirk Hohndel氏が、The Linux Foundationのカンファレンス「KubeCon + CloudNativeCon + Open Source Summit China」で再び対談し、「Linux」開発とそれに関連する問題について語り合い、聴衆を沸かせた。 両氏はいつものように、Linuxカーネルの現状と今後について語った。具体的には、リリースプロセス、セキュリティ、「Rust」のLinux統合、ソフトウェア開発におけるAIの役割など、Linux開発のさまざまな側面に言及した。 Torv

                                    トーバルズ氏、「Linux」カーネル開発状況、「Rust」導入、AIを語る
                                  • Asahi Linuxのリードデベロッパがアップストリームメンテナーを辞任、背景に“C vs. Rust”対立に端を発したブリゲーディング | gihyo.jp

                                    Linux Daily Topics Asahi Linuxのリードデベロッパがアップストリームメンテナーを辞任⁠⁠、背景に“C vs. Rust”対立に端を発したブリゲーディング 僕はもう、カーネル開発プロセスやコミュニティ管理アプローチになんの信頼も置いていない(I no longer have any faith left in the kernel development process or community management approach.)―2020年のプロジェクトローンチ以来、Asahi Linuxのリードデベロッパを務めてきたHector Martinは2月7日、Appleシリコン(ARM)コードのアップストリームカーネルメンテナーを辞任する意向をLinux開発者メーリングリストで表明した。突然の辞任の背景には、Cベースの古参メンテナーとRustコード推進派の対

                                      Asahi Linuxのリードデベロッパがアップストリームメンテナーを辞任、背景に“C vs. Rust”対立に端を発したブリゲーディング | gihyo.jp
                                    • Operating System in 1,000 Lines | OS in 1,000 Lines

                                      Operating System in 1,000 Lines ​Hey there! In this book, we're going to build a small operating system from scratch, step by step. You might get intimidated when you hear OS or kernel development, the basic functions of an OS (especially the kernel) are surprisingly simple. Even Linux, which is often cited as a huge open-source software, was only 8,413 lines in version 0.01. Today's Linux kernel

                                      • LinuxカーネルのメンテナがRustコードを混ぜることを「癌」と呼び、開発者間の対立が激化中

                                        2月6日、海外の技術メディアThe Registerが「Mixing Rust and C in Linux likened to cancer by maintainer」と題した記事を公開した。この記事では、LinuxカーネルにRustコードを導入しようとする開発者と、C言語での統一を重視するカーネルメンテナとの意見の対立について詳しく紹介されている。 2月6日、海外の技術メディアThe Registerが「Mixing Rust and C in Linux likened to cancer by maintainer」と題した記事を公開した。この記事では、LinuxカーネルにRustコードを導入しようとする開発者と、C言語での統一を重視するカーネルメンテナとの意見の対立について詳しく紹介されている。 以下に、その内容を紹介する。 記事によると、LinuxカーネルでRustを利用す

                                          LinuxカーネルのメンテナがRustコードを混ぜることを「癌」と呼び、開発者間の対立が激化中
                                        • Building a tiny Linux from scratch

                                          Last week, I built a tiny Linux system from scratch, and booted it on my laptop! Here’s what it looked like: Let me tell you how I got there. I wanted to learn more about how the Linux kernel works, and what’s involved in booting it. So I set myself the goal to cobble together the bare neccessities required to boot into a working shell. In the end, I had a tiny Linux system with a size of 2.5 MB,

                                            Building a tiny Linux from scratch
                                          • Linuxのコードをたった30行修正するだけでデータセンターの電力消費量を最大30%削減可能、実際にLinux 6.13から反映される

                                            「データセンターがデータトラフィックを処理する方法はもっと効率的にすることができる」として、カナダ・ウォータールー大学のマーティン・カーステン教授が提案したコード修正が、Linux 6.13で反映されます。修正により、主要データセンターのエネルギー消費量は最大で30%削減できるとのことです・ Coding for a greener internet | Waterloo News | University of Waterloo https://uwaterloo.ca/news/media/coding-greener-internet Changing Linux code could cut data center energy use by 30%, researchers claim - DCD https://www.datacenterdynamics.com/en/new

                                              Linuxのコードをたった30行修正するだけでデータセンターの電力消費量を最大30%削減可能、実際にLinux 6.13から反映される
                                            • eBPFのこれまでとこれから

                                              情報科学若手の会2024

                                                eBPFのこれまでとこれから
                                              • ブルスクを引き起こしたCrowdStrikeはなぜリスクが高い「カーネルモードドライバ」で動作していたのか

                                                  ブルスクを引き起こしたCrowdStrikeはなぜリスクが高い「カーネルモードドライバ」で動作していたのか
                                                • Linuxカーネルのコンテナ技術を解説する人気シリーズ『Linux Container Book』第3弾が発売/『Linux Container Book 3』は特殊な機能やセキュリティ面における興味深い点を深掘り【Book Watch/ニュース】

                                                    Linuxカーネルのコンテナ技術を解説する人気シリーズ『Linux Container Book』第3弾が発売/『Linux Container Book 3』は特殊な機能やセキュリティ面における興味深い点を深掘り【Book Watch/ニュース】
                                                  • 新Linuxカーネル解読室 - リアルタイムカーネル - VA Linux エンジニアブログ

                                                    「Linuxカーネル2.6解読室」(以降、旧版)出版後、Linuxには多くの機能が追加され、エンタープライズ領域をはじめとする様々な場所で使われるようになりました。 それに伴いコードが肥大かつ複雑化し、多くのエンジニアにとって解読不能なブラックボックスとなっています。 世界中のトップエンジニア達の傑作であるLinuxカーネルにメスを入れ、ブラックボックスをこじ開けて、時に好奇心の赴くままにカーネルの世界を解読する「新Linuxカーネル解読室」プロジェクト。 はじめに 応答性に関わる機能 応答性とは 割り込み処理のスレッド化 排他制御における優先度継承 Preemptibleなスピンロック 割り込み禁止区間中のスピンロック取得 RCU参照区間におけるスピンロック Preemptibleなソフト割り込み禁止区間 余談 執筆者 : 高倉 遼 はじめに Linuxカーネルをリアルタイム化するための

                                                      新Linuxカーネル解読室 - リアルタイムカーネル - VA Linux エンジニアブログ
                                                    • 新Linuxカーネル解読室 - パケット受信処理 ~Ethernetドライバ 概要編~ - VA Linux エンジニアブログ

                                                      「Linuxカーネル2.6解読室」(以降、旧版)出版後、Linuxには多くの機能が追加され、エンタープライズ領域をはじめとする様々な場所で使われるようになりました。 それに伴いコードが肥大かつ複雑化し、多くのエンジニアにとって解読不能なブラックボックスとなっています。 世界中のトップエンジニア達の傑作であるLinuxカーネルにメスを入れ、ブラックボックスをこじ開けて、時に好奇心の赴くままにカーネルの世界を解読する「新Linuxカーネル解読室」プロジェクト。 本稿では、ネットワーク機能の受信処理におけるEthernetドライバについてカーネルv6.8のコードをベースに解説します。 はじめに 前提条件 1. 概要 2. 割り込みハンドラにおける処理 3. ポーリングハンドラ(NAPI)による受信処理 3.1 前提知識: sk_buff構造体 3.2 概要 4. sk_buff構造体の生成 4.

                                                        新Linuxカーネル解読室 - パケット受信処理 ~Ethernetドライバ 概要編~ - VA Linux エンジニアブログ
                                                      • C++でシェーダを書く

                                                        何とかして近代的なC++の言語機能を使ってシェーダを書けないか、色々な方法を試します これは2024年11月9日に行われた Kernel/VM探検隊@北陸 Part 7 での発表動画です 発表動画 : https://youtu.be/flH2Y6XoDZY ソースコード : https://gi…

                                                          C++でシェーダを書く
                                                        • Apple’s Darwin OS and XNU Kernel Deep Dive

                                                          A deep dive into Apple’s Darwin OS and XNU kernel architecture, tracing its evolution from Mach and BSD roots to powering macOS, iOS, and Apple Silicon. This post explores the hybrid kernel’s design, its adaptation to new hardware and security paradigms, and why XNU remains a uniquely resilient and scalable foundation for Apple’s platforms. This post is the result of me going down a several week l

                                                          • Windowsカーネルから見るオブジェクトハンドル - ラック・セキュリティごった煮ブログ

                                                            デジタルペンテスト部の北原です。 今回は、Windowsでのツール開発者にとっては重要なハンドルの内部について解説します。 Windowsでは、ファイルやプロセスから始まりすべてのリソースはオブジェクトとして扱われ、ファイルの削除やメモリの確保にはハンドルを取得する必要があります。 ツールやアプリケーションの開発者にとっては、日常的にハンドルを操作する機会がありますが、通常の利用者にとってはあまり意識するものではありません。 本記事では、Windows OSでのハンドルの役割と、OS内部でどの様に管理されているのかについて解説します。 記事の構成は以下の通りです。 ハンドルの役割とアクセス権限 ハンドルへの情報の問い合わせと操作 カーネル空間でのハンドル管理 応用例1 - オブジェクトをロックしているプロセスの特定 応用例2 - カーネルモードルートキット 本記事は以下の読者層を想定してい

                                                              Windowsカーネルから見るオブジェクトハンドル - ラック・セキュリティごった煮ブログ
                                                            • 利きプロセススケジューラ

                                                              kernel/vm探検隊part7の発表スライドです。 https://kernelvm.connpass.com/event/330079/ 以下再演動画のテキストでもあります。 https://youtu.be/kJzG-o0_m24

                                                                利きプロセススケジューラ
                                                              • UEFI ブートキット入門 - FFRIエンジニアブログ

                                                                はじめに 基礎技術研究部の松尾です。 PC やサーバーの電源を入れた際、まずはじめに実行されるのが Basic Input/Output System (BIOS) というシステムファームウェアです。 もし BIOS が攻撃者に乗っ取られたら、その後に起動される OS 等を好き勝手に改ざんできる事になります。 この、BIOS に感染するマルウェアの事を「ブートキット (Bootkit)」と呼びます。 そこまでして感染させる必要があるのかと思う方も多いと思いますが、ブートキットは机上の話ではなく、数は少ないものの実際に観測されている脅威です。 確かに民間企業を狙うマルウェアであれば、BIOS まで狙うのはオーバーキルだと思います。しかし、安全保障に関わる領域、クラウドや Trusted Execution Environment (TEE) 等のハイパーバイザーベースのセキュリティが絡む領域

                                                                  UEFI ブートキット入門 - FFRIエンジニアブログ
                                                                • 「リアルタイムLinux」がメインラインカーネルに完全統合--20年に及ぶ開発を振り返る

                                                                  Steven J. Vaughan-Nichols (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 川村インターナショナル 2024-09-25 07:00 ウィーン発--20年の開発期間を経て、「リアルタイムLinux」(「PREEMPT_RT」)がついに、ようやくメインラインカーネルに統合された。Linus Torvalds氏は「Open Source Summit Europe」に参加した際に、PREEMPT_RTを賞賛した。なぜこれが重要なのだろうか。まずは、「リアルタイムOS」(RTOS)とは何か、どのような利点があるのかを説明しよう。 RTOSとは RTOSは、処理速度が重視されるタスクを正確かつ確実に処理できるように設計された特殊なOSだ。「Windows」や「macOS」などの汎用OSと異なり、多くの場合、ミリ秒単位やマイクロ秒単位で測定される厳しい時間制約の中で

                                                                    「リアルタイムLinux」がメインラインカーネルに完全統合--20年に及ぶ開発を振り返る
                                                                  • 新Linuxカーネル解読室 - パケット受信処理 ~Ethernetドライバ ポーリング処理編~ - VA Linux エンジニアブログ

                                                                    「Linuxカーネル2.6解読室」(以降、旧版)出版後、Linuxには多くの機能が追加され、エンタープライズ領域をはじめとする様々な場所で使われるようになりました。 それに伴いコードが肥大かつ複雑化し、多くのエンジニアにとって解読不能なブラックボックスとなっています。 世界中のトップエンジニア達の傑作であるLinuxカーネルにメスを入れ、ブラックボックスをこじ開けて、時に好奇心の赴くままにカーネルの世界を解読する「新Linuxカーネル解読室」プロジェクト。 本稿では、ネットワーク機能におけるパケットの受信処理についてカーネルv6.8のコードをベースに解説します。 はじめに 1. 前回のおさらい 2. 上位レイヤへの配送: e1000_receive_skb()関数以降の処理について 2.1 前提知識: EtherTypeとpacket_type構造体 2.2 概要 2.3 __netif_

                                                                      新Linuxカーネル解読室 - パケット受信処理 ~Ethernetドライバ ポーリング処理編~ - VA Linux エンジニアブログ
                                                                    • ついに生産が終わったけどZ80でまだまだ遊びたい

                                                                      Kernel/VM探検隊@東京 No17 で発表した内容です。 スライド内で紹介した配信のアーカイブはこちら(2本に分かれています): 【前半戦】Z80をRustで動かすまで年が越せない配信【年末特番】 https://youtube.com/live/9eTlxU6kQxg 【後半戦】…

                                                                        ついに生産が終わったけどZ80でまだまだ遊びたい
                                                                      • 一定時間以内の応答を保証する「Real Time Linux」が正式にカーネルに組み込まれる

                                                                        Linuxの生みの親であるリーナス・トーバルズ氏が、2024年9月20日にReal Time Linuxとして知られる「PREEMPT_RT」を正式にLinuxカーネルへと組み込みました。 Merge tag 'sched-rt-2024-09-17' of git://git.kernel.org/pub/scm/linux/kernel/git/tip/tip - kernel/git/torvalds/linux.git - Linux kernel source tree https://git.kernel.org/pub/scm/linux/kernel/git/torvalds/linux.git/commit/?id=baeb9a7d8b60b021d907127509c44507539c15e5 Real-time Linux is officially part of

                                                                          一定時間以内の応答を保証する「Real Time Linux」が正式にカーネルに組み込まれる
                                                                        • mallocの旅_glibc編.pdf

                                                                          Deoptimization: How YJIT Speeds Up Ruby by Slowing Down / RubyKaigi 2025

                                                                            mallocの旅_glibc編.pdf
                                                                          • グーグル、ついに新OS「Fuchsia」をAndroidスマホ搭載へ!仮想マシンで - すまほん!!

                                                                            Googleが、AndroidとChromeOSではない、第三のOS「Fuchsia(フクシア、フューシャ)」を、近いうちにAndroidデバイスでも利用可能にするかもしれません。Android Authorityが伝えました。 それによると、どうやらGoogleはこの新OSを仮想マシンとしてAndroidデバイス上で動作させる計画を進めているものと見られます。 Fuchsia OSは2016年に初めてその存在が明らかになり、2021年に初代Nest Hubで商用化。当初は、スマートフォンでAndroidに取って代わったり、腕時計などのスマートデバイスで動作する汎用OSになったりすることが期待されていましたが、現在のところそこまでには至っていません。 グーグルの新開発OS「フクシア」の姿。 Fuchsiaはオープンソースのオペレーティングシステムですが、AndroidやChromeOSとは

                                                                              グーグル、ついに新OS「Fuchsia」をAndroidスマホ搭載へ!仮想マシンで - すまほん!!
                                                                            • 知育おもちゃの遊び方 Lv. 999

                                                                              Kernel/VM 探検隊@東京 No. 17

                                                                                知育おもちゃの遊び方 Lv. 999
                                                                              • Rustで実装するLinuxカーネル(アセンブリ言語編)

                                                                                「安全よりもスリルを!」 メモリ安全性のために、LinuxカーネルモジュールはRustで実装すべし、と世間に大声で訴えているけれど、本当はちょっと物足りない…危険に惹かれてしまう、そういう秘めた自分の気持ち、大切にしたいですよね! 今回は、いかなる安全性も保証しないアセンブリ言語とRustを組み合わせて、Linuxカーネルの機能を実装してみました。 アセンブリ言語?「アセンブリ言語、何それ?」と思ったデジタルネイティブ世代の読者も大勢いることでしょう。CやRustのような高級プログラミング言語では、人間が理解しやすい型や構文などを使った記述形式をコンパイラを使って、CPUが実行できる形式へと翻訳します。一方、アセンブリ言語では、CPUが実行できる形式に限りなく近い記述形式を使います。自分の気持ちをインスタやLINEのメッセージで伝えるのは難しいですよね?アセンブリ言語はCPUへ直接気持ちを

                                                                                  Rustで実装するLinuxカーネル(アセンブリ言語編)
                                                                                • 第843回 UbuntuでNVMe over TCPを試す | gihyo.jp

                                                                                  去る10月にUbuntu DiscourseにてNVMe/TCPを使い仮想マシンをストレージレスでUbuntu Server 24.10をブートするというProof of Concept(PoC)デモが紹介されました。NVMe/TCPは2024年3月8日のUbuntu Weekly Topicsでも紹介されているように「iSCSIの後継」といえるものです。 このPoCについては、実際に試せるスクリプト群がGitHubのnvme-tcp-pocレポジトリ(以下、PoCレポジトリ)で公開されています。これを使えば、ネットワークの構成から仮想マシンのセットアップ、Ubuntu ServerのインストールやUEFIの設定までほとんど自動で済んでしまいます。つまり、動かしてみるだけならPoCレポジトリの案内に従えば(あまり問題に遭遇することなく)実現できます。 でも、それでは「なんとなく動いたことは

                                                                                    第843回 UbuntuでNVMe over TCPを試す | gihyo.jp