また過去のことをぐだぐだ言いだしたけど、過去のことをわざわざ語りたがるのは生活に余裕がでてきた証拠かな。今は、自分好みの男性と結婚できて、毎日それなりに楽しく過ごしているので、過去のことをわざわざ掘り起こす必要もないのだけど。二人で居ても時々、理屈じゃない部分の、自分の内部での問題に襲われて何も考えられなくなる瞬間が多々ある。 そんな理屈じゃない痛みや悲しみを、二人で過ごす時間の中に降り積もらせていくことは、優しいようで、とても残酷だと思った。 幸せの中に窮屈に閉じ込められてしまった、過去の悲しみがあるからこそ、それを必要以上に言わないからこそ、今目の前にいる相手を心から大切に想えるのだと思った。 結婚するまでは、自分に何があろうとも、自分の両親の墓に線香を立てるまでは死ぬわけにはいかない。自分は最後はどうなろうとも、親が将来倒れたときは精一杯面倒を見て、それから死ぬんだと思って生きてきた
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