7月11日、イラン原子力庁のサレヒ長官は同国中部ナタンズの核施設で起きた異常事態について「テロ」によるものだと断定した。ナタンズの核施設で2005年3月撮影(2021年 ロイター/Raheb Homavandi) [ドバイ 11日 ロイター] - イラン原子力庁のサレヒ長官は、11日に同国中部ナタンズの核施設で起きた異常事態について「テロ」によるものだと断定した。国営テレビが伝えた。 イスラエルの公共放送KANは複数の情報機関筋の話として、イスラエルの諜報機関モサドがサイバー攻撃を仕掛けたと報じている。ただイスラエル政府は公式コメントを一切出していない。ネタニヤフ首相はナタンズの施設に直接言及はせず、「イランの核武装化を阻止する戦いは重大な任務だ」とだけ発言した。