「作り手への迷惑行為が急増している」と語るアニメ監督の幾原邦彦さん=東京都三鷹市で2023年9月13日、宮本明登撮影 「私の作品が盗用されています。深い傷を心に負いました」――。有名アニメ監督の元に、SNS(ネット交流サービス)を通じて心当たりのない「抗議」が寄せられた。相手は見ず知らずの女性で、仕事仲間にも同様のメッセージが届き、事態は関係するイベントの中止にまで発展した。監督は女性に賠償を求める訴訟を起こし、法廷に立った。胸中にあったのは「京アニ事件」と、業界の未来への危惧だった。
つい先日、Twitterである動画が話題になった。それは渋谷で撮られたと思われる映像で、男を小突いた女性が、男からの反撃で思い切り殴られて、地面に頭を打つ映像だった。 暴行の現場がおさめられたショッキングな映像だったが、より衝撃的だったのは、Twitterでは女性を殴った男に対する称賛が集まったことだった。男どもは、女性が男を小突いたことを盾にして、「男女平等パンチだ」「ざまあみろ」などと持て囃したのである。 既に再三指摘されている通り、男女には根本的な体格差があり、女性に対して男が殴り返すことは正当防衛にはならない。にもかかわらず、こうした映像が男たちに「スカッとする動画」として消費されている現状に、今の日本のミソジニーの酷さを認識した。 動画に関連してミソジニーがこれだけ増えた理由について「女性たちの態度が悪いから」と主張する男もいたが、これはどうやらTwitterで女性たちが萌え絵を
「見えてる世界が違うこと。」 https://trajectory.hateblo.jp/entry/2022/05/01/122007 セクハラや痴漢やもっと酷い被害には心から同情するし、あってはならないものだと思う。 だからセクハラ犯や痴漢の犯人や性犯罪者は徹底的に糾弾すべきだし、そういう犯罪がおこらないような防犯体制は今以上に整えていくべきだと思う。 でも、その文脈において、微妙にセクシャルなイラストを規制することの優先度はかなり低い。 イラスト規制が犯罪防止に有効であるという根拠は限りなく薄い。 上記ブログエントリーを見てもわかるとおり、過去に犯罪被害を受けた者は、ささいな表象と過去の記憶を容易に結びつけてしまうため、 (大変申し訳ないけれど)ルール作りの議論に参加するには不適切としか言えない。 イラストを見て過去の被害を思い出してしまう、という被害者の声には耳を傾けるし同情もする
4月4日の日本経済新聞朝刊に掲載された、コミックス「月曜日のたわわ」(講談社)の全面広告を巡って論争が起きている。国連女性機関は「男性が未成年の女性を性的に搾取することを奨励するかのような危険もはらむ」と広告を掲載した日経新聞を非難。一方で、「表現の自由への侵害」にあたると日経新聞や講談社を擁護する声も多い。そもそも、「月曜日のたわわ」とはどういった作品なのか。二人の女性に読んでもらい、意見を聞いてみた。 *** 【写真】問題となった日経新聞に掲載された全面広告 裸や性交シーンはない 都内の大型書店で、コミックスは販売されていた。全4巻で、値段は各巻約700円と高め。いずれも表紙に制服がはちきれんばかりに胸が強調された女子高生のイラストが載っており、レジまで持っていくのが恥ずかしい。特に4巻は、主人公の胸を後ろから同級生の女性が鷲づかむ過激なイラストで、一目でいやらしい漫画だとわかってしま
人気音楽ユニット「YOASOBI」のキービジュアルなどを手がけたイラストレーターの古塔(ことう)つみさんが描いた作品について、ネット上で著作権侵害があるのではないかと指摘が出ているとして、大手雑貨メーカー「マークス」が事実関係を確認するため、古塔さんのデザインした商品を一時販売停止にしたことが分かった。 【写真】販売停止となった手帳 一方、人気ゲーム「ポケットモンスター」のキャラを元に古塔さんがデザインした商品について、ゲームの関連事業を行う会社のポケモンは、著作権侵害があるかについて、「調査を行った結果、事実ではなかった」と取材に答え、商品の販売を続けることを明らかにした。 ■コレコレさんのライブ配信で、画家の女性が疑いを指摘 古塔さんは、主に若い女性のイラストを手がけ、「あっ、女子しか描けません。すてきな人しか描けません」をキャッチフレーズにしている。人気も高く、ツイッターに約11万、
例の巨乳アニメキャラの献血キャンペーンイラストを擁護してるオタク連中、なにもわかってないなあ。 巨乳は存在自体がセクハラなのか!とか、 少しでもセクシーな要素があったら駄目なのか!とかそういう問題じゃないの。 あのイラストがアウトなのは巨乳だからでもないし ボディラインが出ているからでもなければ表情がいやらしいからでもない。 それらの要素でもって「女に縁がないキモいオタクが楽しむためにデザインされたであろうものである」という事がギルティなの。 雑誌の水着グラビアも同じ。 非モテのキモ男を喜ばせるために女の子に水着着せたりポージングさせたりしてる、その動機がダメなんだよ。 巨乳の峰不二子が叩かれないのも セーラームーンのセクシーな衣装が叩かれないのも 露出度の高い下着広告が叩かれないのも、 キモい男の性的充足を目的に生み出されたものじゃないから。 「モテないキモ男が」ってのがポイントだからな
追記しました。 追記の前置きいろいろな人の意見が見れて良かったです。ありがとう。 「思考停止」というタイトルにしたのは沢山の人に見てほしくて、煽りも含めてつけました。 結果、沢山の人には見てもらえたけど、ここに突っかかって議論が違う方向にいってしまったことは反省してます。 また、ブコメやツイッターは文字数制限や文化から短文で「また変なのが騒いでる」とか「なんでも規制するな」みたいに、問題の表面だけ見てコメントして終わっている人が多いと感じたからです。 (最近のネットにありがちな悪なら無条件に叩いても良いという雰囲気とあいまって余計にそう感じてしまったところがあります) また「性的消費」という言葉が全てまとめてしまい、伝わりにくい表現にしてしまったことも私の落ち度です。 文章が長くなりすぎないように、便利な言葉として使ってしまいました。 議論の妨げになりそうなので使うのをやめます。 また、文
こんにちは。 今日のテーマは「キズナアイ」。動画サイト「youtube」で架空のキャラながら動画作成、公開を続ける「バーチャルyou tuber」として人気を博しております。そのキズナアイが先日、NHKの特設Webサイト「まるわかりノーベル賞2018」に登場。物理学や化学など各分野の有識者から説明を受ける聞き手を務めたそうな。そのノーベル賞解説にNHKがキズナアイを起用したことについてフェミニズム的立場の有識者が批判。女性の性的搾取や女性を性的対象としてみなす社会への反論に対してオタク共が噛みついたことで発生した、いわゆる「キズナアイ騒動」は、今もツイッターでは激しく是非を問われて意見や罵詈雑言が飛び交っています。 キズナアイ騒動の発端のおさらい キズナアイ騒動バッシングの背後にある本音 女性はモノを売り、人目を引くためのツールである プロの考える女性イラストの区別 衆目を集めるのが目的の
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