箱根駅伝のタブー「試走問題」にモノ申す! あの悲劇を繰り返すな 女編集者・花房麗子の「箱根裏物語」最終回 箱根駅伝を愛しすぎて箱根に別荘を買った女編集者・花房麗子。短期集中連載の復路10区に当たる最終回は、箱根のタブーともいえる「試走問題」に斬り込みます。 レース観戦のためのホテルを探すのは至難の業! おはようございます。往路のレース結果を受けて眠れない夜をすごした方も、ぐっすり安眠できた方もいたと思う。 復路の日、箱根の朝は早い。 中継番組は朝7時から始まるが、山下りの選手たちは午前3時前に起きて、4時には食事をとっている。食事といっても、ほとんど軽い食事で、せいぜいバナナとかウィダーイン・ゼリーのようなサプリ程度しか食べられない選手も少なくない。 余談だが、「箱根駅伝では、観戦のため泊まった宿泊客がレースが終わると『来年も宿泊します』と、その場で予約していってしまうので、いつまでたって