井上の研究に関する問い合わせは 電子メールで結構ですので, お気軽に j_inoue[at mark]complex.eng.hokudai.ac.jp までお願いいたします. もう少し具体的に言わせて頂きますと, スピングラス※1に代表される ランダムスピン系 --- 空間的に乱れた磁石の数学模型 --- に対する 統計力学の手法や確率過程・確率論の方法を, 情報科学や統計科学, 脳科学, あるいはもう一歩ふみ出して経済学 (金融工学)/ 社会科学など(⇒ 例えばこのような経済現象), いくつかの分野にまたがる境界領域の課題に応用する研究 をしています※2. ※1 原子スケールの小磁石である「スピン」の 集まりによって形成される一種の「ガラス状態」. スピンのガラス → スピングラス ※2 主に解析計算(手計算)に基づく研究の進め方を好みますが,