企画書の書き方を指導する機会が増えてくると、企画書を書き慣れていない人がつまずく傾向が見えてきたりします。 今日はそんな人に向けて、つまずきを解消するための基礎的なアドバイスをひとつ。 「すべてを書こうとするな!」 慣れていない人は、言いたいことをすべてを書こうとしてしまいます。 それをやってしまうと、途中で自分が本当に伝えたいかことは何か、相手にとって大事なことが何かがわからなくなってくる。何とか企画書としてまとまったとしても、読む相手もあれもこれもと言われているようで、疲れてしまう…。そう、コミュニケーションが成立しない企画書になってしまいます。 では、どうすればいいのか? まず、伝えたいことを書き出してみる。そして、「何を書かないか」を決める。書き出したことをじっくりと眺めてみると、わざわざ書かなくてもいいこと、書く必要のないことがきっと見えてくるはずです。それらを丁寧に削っていくと