計算速度などで世界一となったスーパーコンピューター「富岳」を使って、高校生や高専生がプログラミングの腕前を競い合うイベントが9月13日から22日まで、オンラインで開催される。出場するのは、新型コロナウイルスの感染拡大で中止となった第26回スーパーコンピューティングコンテスト(SuperCon)の本選に出場予定だった、高校生や高専生の19チーム。富岳を開発している理化学研究所と東京工業大学、大阪大学が8月28日、「スパコン甲子園」として発表した。 例年のSuperConは夏休みの5日間に、東京会場(東工大)と大阪会場(阪大)に全チームが集まり、計算速度の優劣を競うが、今回はオンライン開催で、高校生や高専生が世界最高性能の富岳を体験することが主な目的とされている。 参加チームは、課題として出された問題を解くプログラムを作成し、閉会式で各チームのプログラムに対する講評が行われる。学期中のため、参