[東京 18日 ロイター] - ソニー6758.Tは人工知能(AI)の開発と事業化を本格的に強化する方針だ。第一弾として米AI専門企業コジタイ社(カリフォルニア州)に出資(金額は非公表)。共同開発を通じてAIを駆使した製品やサービスを、早ければ来年にも投入する。 5月17日、ソニーはAIの開発と事業化を本格的に強化する方針だ。写真はソニーが2006年に撤退を決めたヒト型ロボット「QRIO(キュリオ)」。2005年12月撮影。(2016年 ロイター/Yuriko Nakao) 具体的にどのような製品かは明らかではないが、ソニーがかつて手掛けていたロボットを復活させる可能性もありそうだ。 ソニーグループでAI関連の研究開発を統括するソニーコンピュータサイエンス研究所(ソニーCSL)の北野宏明社長と、ソニーが開発、販売していた犬型ロボット「AIBO(アイボ)」を手掛けた藤田雅博氏(中長期事業開発