例年とは違い、マスク着用がエチケットとなった今年の夏。マスクをしていると、のどの渇きが分かりにくいため、水分補給が遅れるといわれています。ですから熱中症対策のためには、こまめに水分を取ることが重要です。しかし、気をつけたいのは水分の取り方。一つ間違えると「ペットボトル症候群」を引き起こすことがあります。正式名は「ソフトドリンク(清涼飲料水)ケトーシス」といいます。 【写真】夏場に増える「アイスクリーム頭痛」って何? ■暑い日は要注意? 「暑い日は汗も出やすく、のども乾いて、自動販売機を見つけては冷たい飲み物をつい買ってしまう」という声が少なくありません。その時、どんな飲み物を買うかが問題です。スポーツドリンクやジュース、炭酸飲料などの清涼飲料水をよく飲むという人は「ペットボトル症候群」に注意してください。 というのも、スポーツドリンクや清涼飲料水には通常100mlあたり5g~10g前後の糖