家を売買する大きなきっかけとなる「相続」。 相続は「生と死」、親族間の「対立と和解」、「欲望と絆」など、人間模様がギュッと濃縮されるテーマでもあります。そのため、小説やドラマ、映画……数多くの作品で扱われてきました。 今回は、2000年から続く映画サイト「破壊屋」管理人・ギッチョさんに、相続映画を5作品ピックアップしていただき、マニアックな視点からそれぞれの見どころを解説していただきました。 一見すると同じような舞台設定に見えても、そこには各国の映画製作事情や定番パターン、相続についての「お国柄」がうかがえるのだそう。 「豪邸相続」を中心にどれも楽しめる作品ばかり。年末年始に家族で鑑賞してみませんか。 皆さん、こんにちは。私は「破壊屋」という2000年から続く映画サイトの管理人です。今回は映画で描かれる相続についてご紹介したいと思います。 相続映画には「お国柄」が出ます。たとえば、アメリカ