コー・ケー遺跡群 コー・ケー遺跡群は、シェムリアップの北東約100kmのジャングルの中に、10世紀に造成された都城遺跡群です。 921年〜944年という短い期間だけ、アンコールの地より遷都されたため「幻の都」とも呼ばれています。アンコール最大規模のピラミッド型寺院プランが見どころです。 コー・ケー遺跡群は、昨年2023年9月にカンボジアで4番目の世界遺産に登録されたばかりで、今大注目の遺跡のひとつ。こちらは、アンコールパスの対象外になっているため、別途チケットの購入(15USD)が必要です。 コー・ケー遺跡群の遺跡数は60ともいわれていて、かつては道路状態が悪く、訪問そのものが困難な地域でした。現在はアンコール地域と同様にゾーンニングが施されており、約9km四方一帯が全面的に守られています。それぞれの遺跡が点在し、遺跡周囲の森の中には地雷の危険が残るため、無用に道を外れないように注意が必要