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第二次世界大戦の検索結果1 - 40 件 / 59件

第二次世界大戦に関するエントリは59件あります。 歴史戦争history などが関連タグです。 人気エントリには 『人は「楽と感じる方法」しか選ばないことを前提に、仕組みを作らなければならない。』などがあります。
  • 人は「楽と感じる方法」しか選ばないことを前提に、仕組みを作らなければならない。

    少し以前のことだが、あるベンチャー企業のドキュメンタリーをみていた時のことだ。 その会社では、社運を賭け画期的な生活家電の製造・販売に乗り出し、デパートの催事場で展示即売会を仕掛けるという。 出陣式のようなものまで開き、やる気みなぎるように見えるシーンには熱気を感じる。 しかしいざフタを開けてみれば、販売目標50台に対して売れたのはたったの10台。 営業部長以下、社員全員が意気消沈してしまい、社に戻るとさっそく反省会を始めることにした。 そしてその際、社員たちから出てきた反省の言葉は要旨、以下のようなものだった。 「お客様から質問をして頂いても、ほとんど答えることができなかった」 「新機能をどのように使うのかなど、生活に即したアドバイスができなかった」 表現はそれぞれだが、社員たちの言葉は製品を理解していないために売れなかった、という趣旨のものだった。 それらの言葉を受け、営業部長は居合わ

      人は「楽と感じる方法」しか選ばないことを前提に、仕組みを作らなければならない。
    • 8割が餓死・病死、倒れたら自決を “地獄”を生きた104歳元兵士の怒り「検証していない」(毎日新聞)

      104歳の中野清香(なかの・きよか)さんは「地獄」を知っている。約80年前、そこにいたからだ。 水たまりに頭を突っ込んで倒れている兵士がいた。まだ生きているのに、誰も助け起こさない。 蛆(うじ)がわく死体の隣で眠っても、死臭が気にならなくなっていた――。 「戦争が終わった時、喜怒哀楽の感情がすっかり抜けていた。今考えると、とても恐ろしい」 子犬の肉球まで食った 太平洋戦争で最も悲惨な戦場の1つといわれる東部ニューギニア(現在のパプアニューギニア)の戦い。日本に戻ることができた兵士は1割もいないとされる。 「食い物のことしか頭にない。敵の攻撃も恐ろしくなかった」 イナゴを捕まえて羽をむしり、そのまま食べた。10センチぐらいのトカゲを火の中に放り込んで口にいれた。山中でちょろちょろと歩いてきた子犬を殺し、足裏の肉球まで食らいついた。 降伏は許されず、突入して潔く死ぬよう玉砕命令が出た時、銃1丁

        8割が餓死・病死、倒れたら自決を “地獄”を生きた104歳元兵士の怒り「検証していない」(毎日新聞)
      • 米国人に「日本はなぜ真珠湾を攻撃したのか」と聞かれたら、どう説明しますか? | 日本とアメリカの終戦記念日は違う

        日本の終戦記念日は8月15日だが、アメリカでは日本が降伏文書に署名した9月2日を「戦勝記念日」としている。そのアメリカに住んでいると、日米開戦の引き金となった真珠湾攻撃について尋ねられることがある。ニューヨーク在住で日米中の歴史に詳しい作家の譚璐美氏は、つい先日もそんな質問を受けて……。 留学前に日本の歴史を学ぼう コロナ下の東京オリンピックが終わり、間もなく終戦記念日がやってくる。日本では8月15日、ラジオで昭和天皇が玉音放送を行い、「ポツダム宣言」を受諾したことを国民に告げた日を終戦記念日としている。これに対してアメリカでは、9月2日、東京湾に停泊した米戦艦ミズーリ号の甲板で、日本が連合国軍に対して降伏文書に署名した日を「戦勝記念日」としている。 私が長年アメリカに住んでいるせいか、日本の大学生からしばしば、「アメリカへ留学したいのですが、どんな準備をしたらよいですか?」と聞かれること

          米国人に「日本はなぜ真珠湾を攻撃したのか」と聞かれたら、どう説明しますか? | 日本とアメリカの終戦記念日は違う 
        • これだけあった〝特攻隊員に覚醒剤〟外道の証拠 「チョコ包むの見た」証言から元教員が追跡 | 47NEWS

          Published 2021/08/15 07:00 (JST) Updated 2021/08/16 11:56 (JST) 太平洋戦争末期、米艦に零戦機などで突っ込み、時に〝軍神〟とあがめられたり、時に「無駄死にだった」と切り捨てられたりもした特攻作戦の悲劇。出撃前の特攻隊員には覚醒剤「ヒロポン」が与えられていた。この問題は真正面から研究された様子がないが、大阪の元中学教員の相可文代さん(71)は、勤労奉仕で覚醒剤入りのチョコレートを包む作業に従事した女学生の実体験を知ったことをきっかけに独自に調べ、このほど冊子にまとめた。 覚醒剤と知らされず服用し命を散らした若者らの悲哀と、上官や国家体制の無責任さ。志願制とは名ばかりの死への強制の中で、最後には薬物も使った特攻作戦はまさに「統率の外道」(大西滝治郎海軍中将)だ。「祖国に命をささげた美談のように語られるが、実際には覚醒剤による高揚感に

            これだけあった〝特攻隊員に覚醒剤〟外道の証拠 「チョコ包むの見た」証言から元教員が追跡 | 47NEWS
          • ヒトラーと一緒に昭和天皇の写真 ウクライナ政府が動画から削除、謝罪 | 毎日新聞

            ウクライナ政府は24日、ツイッターに投稿した動画の中で、昭和天皇の顔写真を掲載したことに日本国内のネットユーザーなどから批判が高まった事態を受け、動画から昭和天皇の顔写真を削除し、謝罪した。当初の動画には、ユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)を行ったナチス・ドイツの独裁者ヒトラーやイタリアのファシズム指導者ムソリーニと共に、昭和天皇の顔写真を並べていた。 動画は「現代ロシアのイデオロギー」と記した英語の字幕から始まる1分21秒の映像で、プーチン露大統領の演説などが映し出され、ロシアの「差別主義」を非難している。問題の場面は1分11~14秒付近で「ファシズムとナチズムは1945年に敗北した」と記し、昭和天皇ら3人の顔写真を並べていた。

              ヒトラーと一緒に昭和天皇の写真 ウクライナ政府が動画から削除、謝罪 | 毎日新聞
            • 最後の指揮官命令は島民の虐殺だった…元日本兵が書き残した敗戦直後のオーシャン島で起きたこと:東京新聞デジタル

               太平洋戦争の敗戦直後、太平洋中西部に浮かぶサンゴの島・オーシャン島で日本兵が行った住民虐殺について、元日本兵が書き残していた手記を本紙が入手した。これまで、虐殺事件の具体的経緯は不明な部分もあったが、上官の命令を受け自分が銃を撃つまでの一部始終を苦悩とともにつづっている。専門家は「太平洋地域で起きた紛れもない事実。ただ、この分野の研究者は少なく、一般的にはほとんど知られていない。大変貴重な資料だ」と語る。(山本哲正)

                最後の指揮官命令は島民の虐殺だった…元日本兵が書き残した敗戦直後のオーシャン島で起きたこと:東京新聞デジタル
              • 現代の女子高生がタイムスリップして特攻隊員と恋に落ちる? ゆるふわ戦争ファンタジーもついにここまで来たのか - 読む・考える・書く

                特攻隊がテーマといえば、『永遠の0』とかしょーもない話が目白押しだが、それにしてもこれは一線を越えてしまった感がすごい。 movies.shochiku.co.jp 公式サイト掲載のあらすじが以下。 親や学校、すべてにイライラして不満ばかりの高校生の百合(福原遥)。 ある日、進路をめぐって母親の幸恵(中嶋朋子)とぶつかり家出をし、近所の防空壕跡に逃げ込むが、朝目が覚めるとそこは1945年の6月…戦時中の日本だった。 偶然通りかかった彰(水上恒司)に助けられ、軍の指定食堂に連れていかれる百合。 そこで女将のツル(松坂慶子)や勤労学生の千代(出口夏希)、石丸(伊藤健太郎)、板倉(嶋﨑斗亜)、寺岡(上川周作)、加藤(小野塚勇人)たちと出会い、日々を過ごす中で、彰に何度も助けられ、その誠実さや優しさにどんどん惹かれていく百合。 だが彰は特攻隊員で、程なく命がけで戦地に飛ぶ運命だった−−− 。 時代

                  現代の女子高生がタイムスリップして特攻隊員と恋に落ちる? ゆるふわ戦争ファンタジーもついにここまで来たのか - 読む・考える・書く
                • 真珠湾攻撃で戦死、「2階級特進」から漏れた6人の真実 史実追求の先にあったもの

                  1941(昭和16)年12月8日のハワイ・真珠湾攻撃で戦死認定された航空兵55人には、冷徹なまでの「死後の選別」があった--。79年前のきょう、太平洋戦争の戦端を開いた戦果を受け、攻撃に加わって亡くなった彼らに対し、軍部は異例の「2階級特進」を適用した。だが、この処遇から6人だけが除かれ、1階級の進級にとどまっていたことが分かった。敵前逃亡など、あからさまな咎(とが)があったわけではない。同じ作戦に基づいて、同じ戦闘に、同じ航空部隊から参加して命を落とした兵士に、なぜ明確な格差が生じたのか。(小川 晶) 神戸新聞社の神戸本社11階、文化部フロアの片隅に、年季の入った1台のコンピューターがある。1990年代のデスクトップパソコンのような、厚みのある外観。社内では「マイクロフィルム」の名で通る。過去の新聞記事が焼き付けられたフィルムを、コマ送りで見ることができる装置だ。 航空機事故を取材する新

                  • 欅坂46も立憲民主党議員も…「ナチスをもてあそぶ日本人」にドイツ人がドン引きする理由 | 文春オンライン

                    日本では、なぜ「ナチスのモノマネを気軽にしてしまう人」が後を絶たないのでしょうか。 デリカシーのない日本人の発言の数々 筆者はドイツ人の父親と日本人の母親の間に生まれ、ミュンヘンで育ちました。日本に来てから約20年。思い返してみると、来たばかりの頃、「日本とドイツのハーフ」であることを伝えると、よくこうリアクションされたものです。 「日独ですか。日独といえば、日独伊三国同盟ですね!」と。その後、発言者の多くが決まって「わっはっは」と大爆笑するのでした。 「日独伊三国同盟」は筆者ももちろん知っています。しかしなぜ自己紹介の際、それを持ち出すのか不思議でなりませんでした。というのも、ドイツでは「ナチス政権時代に日本・ドイツ・イタリアが同盟を結んでいたことを喜ばしく思うような発言」はタブーだからです。 この発言者の多くは高齢者でした。現在では戦争や同盟のことをあまり知らない人が増えたせいか、同じ

                      欅坂46も立憲民主党議員も…「ナチスをもてあそぶ日本人」にドイツ人がドン引きする理由 | 文春オンライン
                    • 「原爆の脅威」を隠蔽しようとした米軍のウソを暴き、歴史を変えた黒人記者 | 米軍に科学とファクトで立ち向かったチャールズ・ローブ

                      戦後、米政府は原爆の放射線被害を否定し、名ばかりの調査団を広島へ送って隠ぺいに努めた。そんな大本営発表を全米各紙が鵜呑みにするなか、ひとりの黒人記者だけは科学とファクトで当局の嘘を暴いた。彼の名はチャールズ・ローブ。歴史に埋もれたスクープ記事とその功績を振り返る。 日本への原爆投下と人種の関係 「ローブが原爆投下地を考える」──。1945年10月5日付の「アトランタ・デイリー・ワールド」紙にそんな見出しの記事が載った。広島が焦土と化してから2ヵ月後のことである。 黒人新聞の世界ではローブという名前だけで読者を惹きつけるのに充分だった。 チャールズ・ローブは黒人の従軍記者だった。第二次世界大戦中に彼が書いた記事の数々は全米黒人新聞協会を通じて全米各地の新聞に配信されていた。 ローブが冒頭の記事で伝えたのは、原爆で放出された死の放射線が、いかに広島市民の身体を蝕み、殺したのか、ということだった

                        「原爆の脅威」を隠蔽しようとした米軍のウソを暴き、歴史を変えた黒人記者 | 米軍に科学とファクトで立ち向かったチャールズ・ローブ
                      • なぜナチズムは「国家社会主義」ではなく「国民社会主義」と訳すべきなのか(小野寺 拓也) @gendai_biz

                        「国民」か「国家」かナチズム研究者として、長年悩んでいることがある。 ナチズム(ドイツ語ではNationalsozialismus)の訳語として「国民社会主義」がなかなか社会に定着しない、ということだ。 手元には山川出版社、東京書籍、帝国書院、実教出版の高校世界史B教科書があるが、ナチ党の訳語はいずれも「国民社会主義ドイツ労働者党」となっている(山川出版社だけは「国民(国家)社会主義」表記)。 つまり、高校教育では「国民社会主義」がほぼ定着しているのだが、それ以外では「国家社会主義」という訳語を目にすることが依然として多い。 ウィキペディア、NHKのドキュメンタリー番組、各種辞典類などなど。ナチに関する邦訳書を見ても、「国民」と「国家」が半々といったところかもしれない。

                          なぜナチズムは「国家社会主義」ではなく「国民社会主義」と訳すべきなのか(小野寺 拓也) @gendai_biz
                        • 朝日新聞フォトアーカイブのツイートについて説明とお詫び | 朝日新聞社インフォメーション

                          朝日新聞フォトアーカイブが12月18日、ツイッターに投稿した女子挺身隊の写真について、たくさんのご指摘をいただきました。 この写真について、弊社で検証した結果、構図などから、戦時中に撮影し合成された写真と判断しました。当時の様子を伝える写真としてこの写真を選び、以下のコメントをつけたことは極めて不適切なものでした。 「弊社には、1944年に増産のため工場へ出勤する女子挺身隊の写真が残っていました。『男たちは戦場に駆り出され、国内の労働力は不足していた』とありました。」 上記のコメントを取り消した上でお詫びいたします。 この写真は、週刊「アサヒグラフ1944年10月25日号」、朝日歴史写真ライブラリー「戦争と庶民 1940~49」(朝日新聞社・1995年)に掲載されたものです。戦時中に撮影されたものであり、撮影者や経緯は不明です。数多くのご指摘を頂いた通り、同じ顔や大きさが不自然な顔があるな

                            朝日新聞フォトアーカイブのツイートについて説明とお詫び | 朝日新聞社インフォメーション
                          • 住友陽文 on Twitter: "南京事件(「南京大虐殺」)研究は長年にわたって多く蓄積されました。すでに「文献や資料(ママ)を調べて」基本的なことについては定説となっていますので、まずは佐藤浄信さんがそれらを読んで異論があるなら異論が成り立つ論証をすべきです。定… https://t.co/9QST4O5var"

                            南京事件(「南京大虐殺」)研究は長年にわたって多く蓄積されました。すでに「文献や資料(ママ)を調べて」基本的なことについては定説となっていますので、まずは佐藤浄信さんがそれらを読んで異論があるなら異論が成り立つ論証をすべきです。定… https://t.co/9QST4O5var

                              住友陽文 on Twitter: "南京事件(「南京大虐殺」)研究は長年にわたって多く蓄積されました。すでに「文献や資料(ママ)を調べて」基本的なことについては定説となっていますので、まずは佐藤浄信さんがそれらを読んで異論があるなら異論が成り立つ論証をすべきです。定… https://t.co/9QST4O5var"
                            • うちの叔母が『この世界の片隅に』のポスターを見て「この遊郭、お父ちゃんが予科練に入った時に筆下ろしさせてもらったとこじゃ」と言った話に、同作の本質情報がある気がする

                              黒白ハスキー @blackhuskychobi うちのおばから「この世界の片隅に」が当時ヒットしてた頃にポスター見て、「この遊郭、お父ちゃんが予科練に入った時に筆おろしさせてもらったとこじゃ。相当喜んどったと親戚が言っとった」ときいて、感動した映画の話とのそんな下衆な繋がり、いらなかった。 2025-08-05 04:00:16 黒白ハスキー @blackhuskychobi 祖父は予科練に入ったものの出番がなく雑用やらされてて、原爆の翌日市内に救護で駆り出された時に同じく公務員のため救護で行った祖母をナンパしたのが馴れ初めで、原爆すらもネタ。 まあ庶民は悲惨なことが色々あっても案外したたかに生きていたからこそ私たちが現在平和に過ごせていると。 2025-08-05 04:00:16 黒白ハスキー @blackhuskychobi 二次被爆に相当するが症状ないし差別もされるしで被曝手帳は申

                                うちの叔母が『この世界の片隅に』のポスターを見て「この遊郭、お父ちゃんが予科練に入った時に筆下ろしさせてもらったとこじゃ」と言った話に、同作の本質情報がある気がする
                              • なぜ「ナチスは絶対悪」と決めつけなければならないのか?左翼イデオロギーが猛威を振うせいで是々非々で評価できない歴史学の闇

                                畜生道 @incest_devildom 「ナチスはいい事・悪い事をした」と語る時、そこにある物が党派性的なジャッジでしかないのであれば、それは結局の所ナチスの抱えたファシズムを批判し切れていない事も同義だと考えてしまうな 2023-08-10 17:22:53 畜生道 @incest_devildom 俗に言う「ナチスはいい事をした」という話でよく語られる物が環境保全や禁煙運動だったりすることがあるけれど、俺自身は環境保全主義者という立場抜きにしてもやはり「大衆の顔色を伺って民意とする」行為が全てにあるのでどちらも"いい事"とは評しない 2023-08-10 17:26:01 畜生道 @incest_devildom しかし、「ナチスの禁煙運動」に関しては嫌煙が進む現代ではやはり否定し切れない人達もそこそこ存在するので、こういった"無辜"の大衆に対してどう間違いを説明出来るかが気になる

                                  なぜ「ナチスは絶対悪」と決めつけなければならないのか?左翼イデオロギーが猛威を振うせいで是々非々で評価できない歴史学の闇
                                • 大好きなおじいちゃんが「戦争犯罪人」だった? 高2の夏に知った祖父の過去(小暮 聡子)

                                  1945年8月15日。その前日に日本はポツダム宣言を受諾し、第二次世界大戦は実質的に終わった。この戦争で、世界中の人々が大切な家族や友人を失い、傷つき、その痛みは今もさまざまな形で残されている。 戦後76年になる今年、岩手県の釜石市郷土資料館である企画展が開催されている(緊急事態宣言により臨時休館中、宣言開けに展示期間を延長予定)。「釜石の捕虜収容所―記録と記憶を後世へ―」というテーマで、戦時中に釜石収容所の所長を務め、戦後は「戦犯」として有罪となった日本人収容所所長の手記と、当時捕虜となっていた方々の手記、その両方を展示するものだ。 この所長、稲木誠さんはなぜ戦犯とされたのか。捕虜収容所で何があったのか。その現実に向き合い、長く調べてきたのが、『ニューズウィーク日本版』記者の小暮聡子さんだ。小暮さんは20年以上前、高校生のときに祖父である稲木さんが捕虜収容所の所長だったことを知ったのだと

                                    大好きなおじいちゃんが「戦争犯罪人」だった? 高2の夏に知った祖父の過去(小暮 聡子)
                                  • この田野大輔って先生は大丈夫なの?

                                    新書の役割――「ナチスは良いこともした」と主張したがる人たち https://gendai.ismedia.jp/articles/-/84256 違和感しかないんだけどなんなんじゃこれ。 1.「良いこともした」と「いや絶対悪」って会話になってなくね?ナチスが「絶対悪」であり、未曾有の災禍の元凶であることは、今日では常識となっている。 だがインターネット上ではむしろ、「ナチスは良いこともした」と声高に主張したがる人が増えている。 例えば冒頭のこの二行からしてまともな人間の書く文ではない。 強いてジャッジすれば、一行目(筆者)と二行目(twitterあたりの浅はかな人達)なら二行目の人達の方が「まだ正しい」。 というよりそもそもこの二行は全く嚙み合っていない。 twitter民?「ナチスは良いこともした」 筆者「ナチスは絶対悪である!これは今日の常識となっている!」 これは会話になってねえし

                                      この田野大輔って先生は大丈夫なの?
                                    • 日系人強制収容「恥ずべき歴史」 バイデン氏が声明―米:時事ドットコム

                                      日系人強制収容「恥ずべき歴史」 バイデン氏が声明―米 2021年02月20日16時26分 日系人強制収容所入りを前にした、当時2歳のユキ・オキナガ・ハヤカワ・ルウェリンさん=1942年4月、ロサンゼルス(米国立公文書館提供)(AFP時事) 【ワシントン時事】バイデン米大統領は、第2次大戦中に日系人の強制収容につながる大統領令が署名されて79年になる19日、「米国の歴史の最も恥ずべき時代の一つ」として、連邦政府の謝罪を「再確認」する声明を発表した。 【地球コラム】議会突入と「嘆かわしい集団」 癒やしがたい米国の分断 声明は「日系米国人は彼らの生まれだけを理由に標的にされ、投獄され、非人道的な強制収容所で生きることを余儀なくされた」と指摘。「米国は、すべての人の自由と正義という建国以来の理想を実現することはできなかった」と表明した。 真珠湾攻撃翌年の1942年2月、当時のルーズベルト大統領は大

                                        日系人強制収容「恥ずべき歴史」 バイデン氏が声明―米:時事ドットコム
                                      • 沖縄激戦地で発掘された「存在しない名字のハンコ」 調査の結果明らかになった驚きの真実とは | デイリー新潮

                                        「週刊新潮」の発売前日に速報が届く! メールマガジン登録 デイリー新潮とは? 広告掲載について お問い合わせ 著作権・リンクについて ご購入について 免責事項 プライバシーポリシー データポリシー 運営:株式会社新潮社 Copyright © SHINCHOSHA All Rights Reserved. すべての画像・データについて無断転用・無断転載を禁じます。

                                          沖縄激戦地で発掘された「存在しない名字のハンコ」 調査の結果明らかになった驚きの真実とは | デイリー新潮
                                        • “すずらんの兵士”を探して―「北海道兵、10805人の死」 | NHK北海道

                                          「もし僕が北海道に生きて帰れたら、君に、すずらんの花を送るね」 沖縄戦で、ひめゆり学徒隊の看護学生にそう言い残し死んでいった、北海道出身の兵士がいた。 10805人の北海道兵が死んだ沖縄戦から、78年。 日本の端と端、北海道と沖縄で、“すずらんの兵士”の生きた痕跡を探した。 (番組ディレクター 趙 顯豎) 「北海道兵、10805人の死」 初回放送:2023年8月11日 6月 オホーツク 2023年6月。オホーツクの海は青黒く、遠くの方から低く静かな波を立てていた。 その朝、私は宗谷の海岸線を走る路線バスに乗って、東へ向かっていた。 目的地は、浜頓別、というまだ訪れたことのない町だった。 浜頓別での私の仕事は、ひとことでいえば、“人探し”にちがいなかった。 数日前、町役場に前もって電話をかけたときも、「用件」を丁重に尋ねられるや、「人を探しているんです」と確かにいった。が、そのあとあわてて訂

                                            “すずらんの兵士”を探して―「北海道兵、10805人の死」 | NHK北海道
                                          • 敗けてよかった - 内田樹の研究室

                                            敗戦から80年経った。戦争の生々しい記憶が年ごとに摩滅し、より観念的なものに置き換えられている。「観念的」と言うよりむしろ「妄想的」と言うべきかも知れない。 私は1950年生まれなので、子どもの頃は大人たちが時折戦時中について語るのを聴くことがあった。それはまだ「物語」として編成される以前の、もっと生々しく、筋目の通らない話だったように思う。 その中でも子ども心に一番深く残ったのは父親がわが家に招いた同僚たちと酌み交わしながらふと洩らした「敗けてよかったじゃないか」という一言だった。その言葉が私の記憶に残ったのは、その場にいた男たちが盃を含みながらしんと黙り込んだからだ。子どもには「敗けてよかった」という理路がわからなかった。 私の家は貧しかった。子どもが欲しがるものを母親が買い与えてくれなかった。「どうして買ってくれないの」と私がごねると母は「うちは貧乏だから」と答えた。「どうしてうちは

                                            • 太平洋戦争80年 真珠湾攻撃の爪痕 今なお深く | NHK | WEB特集

                                              真っ青な空と、透き通る海。 楽園のようなハワイの光景とあまりにもかけ離れた“異形”の物体が、海底に無残な姿をさらしている。 アメリカの戦艦アリゾナ。 80年前、日本軍によるハワイ・真珠湾への奇襲攻撃で、アリゾナは1000人を超す兵士とともに沈められた。 今も真珠湾一帯は、アメリカ軍の重要な拠点となっており、取材や撮影のハードルは高いが、今回、特別の許可を得て撮影を敢行した。 80年の時が流れているにもかかわらず、激しい戦闘の傷痕が、そこかしこに生々しく残されていた。 (NHKスペシャル「新・ドキュメント太平洋戦争」取材班/在米ジャーナリスト 野口修司) 1941年12月8日(現地時間7日)、日本とアメリカは4年近くに及ぶ戦争へと突入した。 太平洋戦争である。 緒戦こそ日本軍の勝利に終わったが、アメリカ軍の反転攻勢以降、日本は終始劣勢を強いられ、最終的には300万近い死者を出し、国土は灰じん

                                                太平洋戦争80年 真珠湾攻撃の爪痕 今なお深く | NHK | WEB特集
                                              • 娘が学校の先生から「おじいちゃんおばあちゃんに戦争の話を聞いて」と言われたが祖父母は戦後生まれって話

                                                ネジ子 @nejiko 娘が学校の先生から「おじいちゃんおばあちゃんのところに行く人は戦争の話を聞いてみましょう」って言われたそうなんだけど今の小学生の祖父母って戦後生まれだと思うけど学校の先生ってここ40年くらい夏になると「おじいちゃんおばあちゃんに戦争の話を聞いてみましょう」と言わされ続けているのかな 2022-06-20 08:18:14

                                                  娘が学校の先生から「おじいちゃんおばあちゃんに戦争の話を聞いて」と言われたが祖父母は戦後生まれって話
                                                • ポーランド、ドイツに戦争賠償180兆円請求 独政府は応じず

                                                  ポーランド与党「法と正義」のヤロスワフ・カチンスキ党首(2019年10月13日撮影、資料写真)。(c)Wojtek RADWANSKI / AFP 【9月2日 AFP】ポーランドは1日、第2次世界大戦(World War II)に同国が受けた損害は6兆2000億ズロチ(約180兆円)に上ると推定する報告書を発表し、賠償請求をめぐる交渉をドイツに求める方針を示した。 この日は、1939年のナチス・ドイツ(Nazi)によるポーランド侵攻からちょうど83年に当たる。ポーランドの事実上の指導者とされる与党「法と正義(PiS)」のヤロスワフ・カチンスキ(Jaroslaw Kaczynski)党首は報告書を発表した会議で、賠償金の大部分は「520万人以上のポーランド国民の死に対する」ものだと説明。人的損失の額は、各個人が生涯収入として国内総生産(GDP)に寄与できたはずだった額に基づき算出された。物的

                                                    ポーランド、ドイツに戦争賠償180兆円請求 独政府は応じず
                                                  • 太平洋戦争開戦当日の大阪毎日新聞夕刊、北九州で見つかる | 毎日新聞

                                                    岩下さんが父親から引き継いで保管していた太平洋戦争開戦を伝える大阪毎日新聞夕刊。左上に「第六版」と記されている=北九州市八幡東区で2020年12月5日午後0時39分、奥田伸一撮影 79年前の太平洋戦争開戦(1941年12月8日)当日、大阪毎日新聞社西部支社(現毎日新聞西部本社)が発行した夕刊の最終版「第六版」が、北九州市八幡西区の元会社員、岩下安宏さん(82)宅で保管されていた。1面に「帝国遂に対米英宣戦布告」の見出しを張って、旧日本軍の米ハワイ・真珠湾攻撃や昭和天皇の宣戦布告詔書を掲載しており、社内に現存しない紙面。歴史的な出来事を伝えると共に、新聞が戦意高揚の一翼を担ったことが読み取れる。 新聞は配布地域ごとに記事の締め切り時刻を設定しており、第六版は締め切りが最も遅く、最新のニュースが掲載された。小倉北区の西部本社には、締め切りが最も早い「第三版」のみが保存され、同じ日の夕刊でも記事

                                                      太平洋戦争開戦当日の大阪毎日新聞夕刊、北九州で見つかる | 毎日新聞
                                                    • 731部隊や関東軍の文書公開 ロシアが歴史問題で日本けん制か | 毎日新聞

                                                      ロシアのプーチン政権が第二次大戦中の日本軍の戦争責任を強調する動きを続けている。8月には旧関東軍の細菌兵器開発などに関する文書を公開。今月には旧ソ連が日本の戦犯を裁いた「ハバロフスク裁判」に関する学術会議を開き、プーチン大統領が歴史の「改ざん」を批判するメッセージを寄せた。専門家の見方を交え、その背景を考える。 「事実や公文書に基づく議論は、第二次世界大戦の歴史をゆがめる試みに対抗するために重要だ」 ロシア極東ハバロフスクで今月6日に開かれた学術会議の冒頭で、司会者がプーチン氏のメッセージを読み上げた。ラブロフ外相も「日本の軍国主義者の残虐行為を将来まで記憶することが重要」と述べるビデオメッセージを送った。 ハバロフスク裁判は1949年に関東軍の幹部や、細菌兵器の開発などに取り組んだ731部隊の隊員らを裁いたソ連の軍事裁判だ。ロシアの情報機関・連邦保安庁(FSB)は8月、学術会議に先立って

                                                        731部隊や関東軍の文書公開 ロシアが歴史問題で日本けん制か | 毎日新聞
                                                      • 【科学で検証】太平洋戦争中、日本の軍艦が次々と沈没していったワケ(播田 安弘) @gendai_biz

                                                        あまり知られていないが、太平洋戦争では日本の軍艦は魚雷攻撃に非常に弱く、いとも簡単に沈没していた。そのため戦艦大和は行動が制限され、海軍の基本戦略は齟齬をきたしたのである。なぜ日本の軍艦はそれほど脆かったのか? 映画『アルキメデスの大戦』で製図監修をつとめ、大和などの設計図をすべて描いた船舶設計のプロが、このほど上梓した『日本史サイエンス』(講談社ブルーバックス)で指摘した、日本の軍艦の致命的な欠陥とは? 「常套句」に隠されたもの 太平洋戦争における日本の敗因は、そもそも米国と戦ったことだとは、よくいわれるところです。たしかに開戦直前の国力の差は、GNPで比べると日本は米国の約9%にすぎませんでした。これでよくも開戦したものと驚くばかりです。 しかも、日本が乏しい国力を傾けて建造した戦艦大和は、ほとんど出撃しないまま終戦直前に沈没し、戦後になってピラミッド、万里の長城と並ぶ「無用の長物」と

                                                          【科学で検証】太平洋戦争中、日本の軍艦が次々と沈没していったワケ(播田 安弘) @gendai_biz
                                                        • トランプ大統領 南米ギャング組織に「敵性外国人法」適用発表 | NHK

                                                          アメリカのトランプ大統領は南米ベネズエラのギャング組織によるアメリカへの侵略を防ぐためとして、裁判所の手続きなしに外国人の拘束や追放を可能にする「敵性外国人法」を適用すると発表しました。 この法律は第2次世界大戦中に日本などからの移民を拘束するために使われたことで知られ、法律の適用は国内で物議を醸しています。 トランプ大統領は15日、ことし1月にテロ組織に指定したベネズエラのギャング組織「トレン・デ・アラグア」がアメリカの領土への侵略や強引な侵入を試みているとして「敵性外国人法」を適用すると発表しました。 アメリカに帰化していない14歳以上のベネズエラ人のギャング組織のメンバーは敵性外国人として、拘束・追放するとしています。 敵性外国人法は1798年につくられた法律で、戦時中に敵国の出身者や市民を裁判所での手続きを経ることなく拘束したり国外退去にしたりすることを可能にします。 この法律が過

                                                            トランプ大統領 南米ギャング組織に「敵性外国人法」適用発表 | NHK
                                                          • 「慰安婦は売春婦」のラムザイヤー論文で、アメリカは日本の歴史修正主義に目覚めた

                                                            2007年、従軍慰安婦について「旧日本軍 が強制的に連行した証拠はない」とした当時の安倍晋三首相に抗議する台湾の元慰安婦(台北) Richard Chung (TAIWAN)-REUTERS <慰安婦制度は日本軍による「性奴隷制度」だったことは学術的に立証済みなのに、なぜ今更このような論文が出てきたのか。いずれにせよ、米学会では撤回要求が殺到している> 2020年12月、ハーバード大学のJ・マーク・ラムザイヤー教授が、「太平洋戦争における性行為契約」という論文を"International Review of Law and Economics"に発表した。ゲーム理論を用いて日本軍「慰安婦」制度が単なる「商行為」であったことを示そうとする試みで、国際的な問題となっている。 この論文は経済専門誌の査読を経て発表されたものだ。それにもかかわらず資料に書かれている内容とは真逆の帰結を導き出したり

                                                              「慰安婦は売春婦」のラムザイヤー論文で、アメリカは日本の歴史修正主義に目覚めた
                                                            • 戦前~戦後のレトロ写真 on Twitter: "米国の食生活絡みで、これも何回もあげてますが、昭和18年(1943年)の『生活科学』という雑誌より。 米軍はこんな良い物を食べないと頑張れないんだぞ、こんな奴らに負けるはずがないという記事です。 https://t.co/nsQ4uGKnk2"

                                                              米国の食生活絡みで、これも何回もあげてますが、昭和18年(1943年)の『生活科学』という雑誌より。 米軍はこんな良い物を食べないと頑張れないんだぞ、こんな奴らに負けるはずがないという記事です。 https://t.co/nsQ4uGKnk2

                                                                戦前~戦後のレトロ写真 on Twitter: "米国の食生活絡みで、これも何回もあげてますが、昭和18年(1943年)の『生活科学』という雑誌より。 米軍はこんな良い物を食べないと頑張れないんだぞ、こんな奴らに負けるはずがないという記事です。 https://t.co/nsQ4uGKnk2"
                                                              • 朝日新聞フォトアーカイブ on Twitter: "@oldpicture1900 とても貴重な写真ですね!こんな鉄兜を持って通勤されていたとは…考えさせられます。弊社には、1944年に増産のため工場へ出勤する女子挺身隊の写真が残っていました。「男たちは戦場に駆り出され、国内の労働… https://t.co/a0GVDwiJfO"

                                                                @oldpicture1900 とても貴重な写真ですね!こんな鉄兜を持って通勤されていたとは…考えさせられます。弊社には、1944年に増産のため工場へ出勤する女子挺身隊の写真が残っていました。「男たちは戦場に駆り出され、国内の労働… https://t.co/a0GVDwiJfO

                                                                  朝日新聞フォトアーカイブ on Twitter: "@oldpicture1900 とても貴重な写真ですね!こんな鉄兜を持って通勤されていたとは…考えさせられます。弊社には、1944年に増産のため工場へ出勤する女子挺身隊の写真が残っていました。「男たちは戦場に駆り出され、国内の労働… https://t.co/a0GVDwiJfO"
                                                                • 広島・長崎への原爆投下描く書籍、ジェームズ・キャメロン監督が映画化へ 「神聖な義務」

                                                                  (CNN) 映画監督のジェームズ・キャメロン氏はこのほど、 米国による広島と長崎への原爆投下を題材にした映画の構想に言及し、両方の投下を生き延びた日本人男性・山口彊(やまぐち・つとむ)さんと交わした約束が制作理由の一部になっていることを明らかにした。CNNのクリスティアン・アマンプール記者とのインタビューで述べた。 映画は山口さんなどに取材した作家のチャールズ・ペレグリーノ氏によるノンフィクション書籍「ゴースツ・オブ・ヒロシマ(原題:Ghosts of Hiroshima)」を下敷きにして作られる予定。 山口さんは広島、長崎で2回被爆した二重被爆者で、2010年に死去した。キャメロン監督は生前の山口さんに会い、被爆体験を聞いた時のことを振り返った。 山口さんはキャメロン監督が原爆についての映画を撮ろうとしていることを理解し、手を握って言葉をかけたという。自分はできる限りのことをした、ここか

                                                                    広島・長崎への原爆投下描く書籍、ジェームズ・キャメロン監督が映画化へ 「神聖な義務」
                                                                  • なぜナチスは「音楽」を使って大虐殺と集団レイプを「盛り上げた」のか? | ナチスの「大虐殺カーニバル」を研究した歴史学者が紹介

                                                                    「NO MUSIC NO LIFE」といった宣伝文句もあるくらい、音楽は人類にとって不可欠の芸術だ。だが、音楽が人の生を奪う現場で活用されることもある。ナチスのアウシュビッツ強制収容所などでの事例を研究した歴史学者が、その不穏な調べを紹介する。 1943年12月、20歳のルツ・エリアスは、家畜運搬車でアウシュビッツ・ビルケナウ強制収容所に到着した。 彼女が割り当てられたのは、「ブロック6」のバラックだった。そこには、若い女性たちと男性捕虜の楽団員たちが収容されていた。 その楽団は、バイオリン奏者、クラリネット奏者、アコーディオン奏者、打楽器奏者のアンサンブルで、捕虜たちが日課の強制労働に向けて隊列行進するときはもちろん、むち打ち刑に処されるあいだも演奏させられた。 ナチス親衛隊(SS)の気まぐれで、楽団が即興演奏させられることもあった。エリアスは、戦後のインタビューのなかで、酔っ払ったSS

                                                                      なぜナチスは「音楽」を使って大虐殺と集団レイプを「盛り上げた」のか? | ナチスの「大虐殺カーニバル」を研究した歴史学者が紹介
                                                                    • 「命のヴィザ」言説の虚構 菅野 賢治(著) - 共和国

                                                                      紹介 第2次世界大戦中、ナチスの〈ホロコースト〉からユダヤ難民を救うために、リトアニアの在カウナス日本国総領事館から発給された、「命のヴィザ」をめぐる物語。しかし、そのヴィザの真の目的は何だったのか。1940年夏のリトアニアで、いったい何が起きたのか。 ニューヨークのユダヤ系機関に保管されている第一級資料にメスを入れ、「神話」から歴史の真実を取り戻し、「もう一つの脅威」をあらわにする迫真の学術ドキュメント。 「日本のシンドラー」に関する伝説は、今後、本書によって書き換えられなければならない。 ◎徹底的に歴史の細部を検証する648ページ。主要関係者人名録、関連年譜、索引、参考資料を附す。 ◎ブックデザイン:宗利淳一 目次 ----- はじめに ----- 本書の主眼 JDC資料――文書保存の重要性 スルガイリスの史料研究 既存言説と一次資料、その驚くばかりの齟齬 ----- 第一章 リトアニ

                                                                        「命のヴィザ」言説の虚構 菅野 賢治(著) - 共和国
                                                                      • 沖縄激戦地で発掘された「存在しない名字のハンコ」 ついに遺族との接触に成功 | デイリー新潮

                                                                        「週刊新潮」の発売前日に速報が届く! メールマガジン登録 デイリー新潮とは? 広告掲載について お問い合わせ 著作権・リンクについて ご購入について 免責事項 プライバシーポリシー データポリシー 運営:株式会社新潮社 Copyright © SHINCHOSHA All Rights Reserved. すべての画像・データについて無断転用・無断転載を禁じます。

                                                                          沖縄激戦地で発掘された「存在しない名字のハンコ」 ついに遺族との接触に成功 | デイリー新潮
                                                                        • バイデン氏、原爆謝罪せず 米高官、G7の一員強調 | 共同通信

                                                                          【ワシントン共同】サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は17日、先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)に合わせて広島を訪問するバイデン大統領が、原爆投下について謝罪する考えはないと明らかにした。平和記念公園を訪れる際に「意思表示はしない」と述べ、他のG7首脳と共に「歴史と、広島が地元である岸田文雄首相への敬意を示す」と説明した。 バイデン氏は広島滞在中、原爆資料館や原爆慰霊碑を訪れる。サリバン氏は「献花などを行うが、バイデン氏にとっては2国間の意味合いではない」と述べ、あくまでG7の一員としての行動だと強調した。

                                                                            バイデン氏、原爆謝罪せず 米高官、G7の一員強調 | 共同通信
                                                                          • 【デマ】アジア諸国の首脳が太平洋戦争における日本の功績を認めているといういくつかの「名言」は存在しない - ネルー編 - 電脳塵芥

                                                                            https://twitter.com/IJza1MaI3JwSIfe/status/1486809760829952002 というツイートが少しバズっていたので、ちょっとこれらの発言について。これらの「名言集」の様なものはこのツイート以外にも氾濫しており、中には本当の発言もある事は事実でしょう。とはいえそれらが全て事実かというと……、と結論みたいな事をもう書きましたがそれぞれの発言を見ていきます。この3つの発言を全て一つの記事にするとかなり膨大になってしまうのでまずはインド初代首相ネルーの発言から見ていきます。 なお、それぞれの発言には細かなところが違う亜種がいくつか存在するので下記に引用する発言は該当ツイートの画像の文言とは異なります。そこだけは悪しからず。 ではまずジャワハルラール・ネルー(インド初代首相)の発言から見ていきます。 ・スカルノ編 発言の出典はどこか 彼ら(日本)は、謝

                                                                              【デマ】アジア諸国の首脳が太平洋戦争における日本の功績を認めているといういくつかの「名言」は存在しない - ネルー編 - 電脳塵芥
                                                                            • ナチス迫害から逃れたユダヤ人救った樋口中将 顕彰する銅像 米戦略家らが建立委員会設立

                                                                              第2次世界大戦直前、ナチス・ドイツの迫害からユダヤ人を救った陸軍中将、樋口季一郎(明治21年~昭和45年)の功績を顕彰する銅像を樋口の出身地、兵庫県南あわじ市などに建立する計画が進んでいる。12日までに孫の明治学院大学名誉教授の隆一氏を代表とする銅像建立委員会が設立された。 設立委員には、南あわじ市の守本憲弘市長や戦略論研究で世界的権威の米歴史学者であるエドワード・ルトワック氏らが名を連ね、来年秋、南あわじ市の伊(い)弉(ざ)諾(なぎ)神宮などに銅像建立を目指し、5月に一般社団法人を設立し、約2000万円の寄付を募る。 樋口中将はハルビン特務機関長だった昭和13(1938)年、ナチスの迫害を逃れソ連を通過してソ連・満州国境に逃れながら立ち往生していたユダヤ難民を満州国に受け入れ、脱出ルートを開き、救出人数は2万人とされている。 この2年後の40年、リトアニアのカウナスで杉原千畝領事代理が命

                                                                                ナチス迫害から逃れたユダヤ人救った樋口中将 顕彰する銅像 米戦略家らが建立委員会設立
                                                                              • 『失敗の本質』の著者のお一人である、某先生を囲む会の席上で「『失敗の本質』自体が失敗だった」と仰っていて、誠実な方だなと思った話

                                                                                zeong @zeong_dictator 『失敗の本質』の著者のお一人である、某先生を囲む会があって、参加した事があるけれど、その席上で先生「『失敗の本質』自体が失敗だった」と仰っていて、誠実な方だなと思ったよ。 2024-08-02 12:57:24

                                                                                  『失敗の本質』の著者のお一人である、某先生を囲む会の席上で「『失敗の本質』自体が失敗だった」と仰っていて、誠実な方だなと思った話
                                                                                • ソ連軍、北海道全体の占領を検討・対馬や済州島にも野心…ロシアの公文書に記録

                                                                                  【読売新聞】 第2次世界大戦の日本の敗戦を機に、当時のソ連軍が北海道全島をはじめ、対馬や朝鮮半島南部の港など広範囲の占領を検討していたことが、ロシア連邦外交政策文書館がオンラインで公開している公文書に記録されていた。記載内容を、岩手

                                                                                    ソ連軍、北海道全体の占領を検討・対馬や済州島にも野心…ロシアの公文書に記録

                                                                                  新着記事