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  • 『アリスとテレスのまぼろし工場』は、『花咲くいろは』のやり直しなんじゃないかという話

    『アリスとテレスのまぼろし工場』を鑑賞して、自分の中で岡田麿里の評価が爆上がりしている今日この頃です。 岡田麿里という作家に何か思いれのある人は絶対に見るべき作品だと思いますし、90年代を生きていたオタクにはできれば見てほしい作品です。 そして今回は、その感想ではなくて、『アリスとテレスのまぼろし工場』という作品は、実質的に『花咲くいろは』のやり直しなんじゃないかという話を書きます。 『花咲くいろは』とは、2011年に放送されたオリジナルテレビアニメで、同時期に放送された『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』と共に、脚本家としての岡田麿里の名声を決定づけた作品であります。岡田麿里にとって、キャリア初期のオリジナルアニメであり、作家としての根っこの部分が見えた作品でもあると思います。 この話題を語るうえで、『アリスとテレスのまぼろし工場』と『花咲くいろは』のネタバレをしまくります。 そ

      『アリスとテレスのまぼろし工場』は、『花咲くいろは』のやり直しなんじゃないかという話
    • 春だから「アルカナハート」の“全アルカナなんとなく解説”をどばばばーんとやっちゃうよ!!!

      春だから「アルカナハート」の“全アルカナなんとなく解説”をどばばばーんとやっちゃうよ!!! 編集部:楽器 春だから,聖女たちがとにかくすっごい愛の鉄拳でぶん殴り合う2D対戦格闘ゲーム「アルカナハート」シリーズに登場する“全アルカナなんとなく解説”をどばばばーんとやっちゃうよ! えっ? なんでって? そこに愛がある限り! 愛は絶対勝つんだよ! ぜぇーったい! STAND BY ANGEL ――――小さな愛と、少しの勇気の物語。 すてきなキャッチコピーを胸に,2006年にアーケードで稼働を開始した「アルカナハート」は,美少女オンリーの2D格ゲーです。 対戦中は,純心な女の子たちが聖霊(アルカナ)を相棒に,手や足や刀や銃や人形や魔王やロボやスク水でぶったたき合います。 大きな特徴は「キャラクター×アルカナの組み合わせ」が生むバランス感。格ゲー界に唯一無二を打ち立てた「ホーミングアクション」。ガー

        春だから「アルカナハート」の“全アルカナなんとなく解説”をどばばばーんとやっちゃうよ!!!
      • 中畑正志『アリストテレスの哲学』(岩波新書) 8点 : 山下ゆの新書ランキング Blogスタイル第2期

        4月18 中畑正志『アリストテレスの哲学』(岩波新書) 8点 カテゴリ:思想・心理8点 「アリストテレスは死んでない」は、マイケル・サンデルの「ハーバート白熱教室」のサブタイトルにあった言葉ですが、サンデルを含めたコミュタリアンの台頭もあってアリストテレスの倫理学が再注目された印象はありました。 とは言っても、それはあくまでも倫理学の分野の話で、それ以外のアリストテレスの哲学については古色蒼然とした印象を持っている人も多いかもしれません。 そんな中で本書は、倫理学などのアリストテレス哲学の一部分を切り出して評価するのではなく、アリストテレス哲学の全体を紹介しながら、それを今なお通用する思想として評価していくものとなっています。 そして、これが「意外にも」と言っては失礼かもしれませんが、面白いのです。サンデル流のアリストテレス思想はともかくとして(本書もアリストテレスの倫理学をそんなに推して

        • コテンto名著

          <古代・中世思想>ソクラテスの無知の知と産婆術 🍀 ソクラテスの問答法 🍀 プラトンのイデア論と弁証法(かんたん版) 🍀 プラトンの弁証法 😀 プラトンのイデア論 😀 プラトンの『ゴルギアス』(1)ゴルギアス編 🍀 プラトンの『ゴルギアス』(2)ポロス編 🍀 プラトンの『ゴルギアス』(3)カリクレス編・上 🍀 プラトンの『ゴルギアス』(4)カリクレス編・下 🍀 プラトンの『ゴルギアス』(5)終幕 🍀 プラトンの『ソクラテスの弁明』 🍀 プラトンの『クリトン』 🍀 プラトンの『国家』 アリストテレスの形而上学(かんたん版) 😀 アリストテレスの形而上学 😡 アリストテレスのエネルゲイア 🍀 アリストテレスの『二コマコス倫理学』(かんたん版) 🍀 アリストテレスの『二コマコス倫理学』(1)幸福論 😀 アリストテレスの『二コマコス倫理学』(2)中庸論 😀 アリ

          • 「働く意味って何?」悩みすぎた就活生が哲学の先生に相談する - イーアイデム「ジモコロ」

            こんにちは、ライターの大島一貴です。僕にはいま、悩みがあります。 というのも僕は現在、大学3年生。いわゆる就活生として生きています。 どんな仕事をしたいのか? どんな仕事が向いているのか? 仕事選びにおいて何が重要なのか? なんてゴチャゴチャ考える日々ですが……ひとつ身も蓋もない本音を言ってもいいでしょうか。 「どんな仕事をしたいのか以前に、そもそも仕事をしたくない!!!」 ……もちろん、生きていくために仕事をする気はあります。 でも大人の「会社行きたくない!」というツイートとか、「残業がキツい」「上司と飲むのが憂鬱」といったブラックな話を聞いてると、どうしても「社会に出て働きたくね~~~」という暗い気持ちになります。 働くってなんなんだ? 人は何のために働き、何のために生きるんだ?? ……悩みすぎて、哲学の先生に話を聞きに行っちゃいました。 玉川大学名誉教授・岡本裕一朗先生です。 岡本先

              「働く意味って何?」悩みすぎた就活生が哲学の先生に相談する - イーアイデム「ジモコロ」
            • メンタルが安定している人の特徴をみてたら自分の課題が見えてきた。 - 超メモ帳(Web式)@復活

              メンタルが安定している人の特徴をみてたら自分の課題が見えてきた。 あわせてよみたい メンタルが安定している人の特徴をみてたら自分の課題が見えてきた。 twitterフラフラしてたら次のTogetter見つけた。ただの俗流心理学で言ってることっぽいしエビデンス的な信憑性はあるのかな?と思うけど、ネタ的には面白そうなので取り上げる。 togetter.com 『メンタルが安定している人の特徴⑩選』をまとめました。1番伝えたい特徴はプロフの最後に残しています。 pic.twitter.com/gV0a2yZfZQ— あおひろ (@AokiFudosan) 2021年12月6日 メンタルが安定している人の特徴 1.プライドはゴミ箱へ 2.疲れたらやめる 3.居場所はいくつも 4.寝たら忘れる 5.駄目でもともと 6.60点で充分 7.期待しすぎない 8.1人の時間も大切に 9.まだいける!は危険

                メンタルが安定している人の特徴をみてたら自分の課題が見えてきた。 - 超メモ帳(Web式)@復活
              • 【内容紹介】山野弘樹「VTuberはいかなる意味で二次元/三次元的な存在者なのか?」|フィルカル編集部

                この度、半年以上に渡る査読期間を経て、『フィルカル』Vol. 8 No. 2にて二本目のVTuber論文を掲載していただきましたので、 その内容に関して少しお話したいと思います。 皆さんは、ゲーム実況って観ていますか? 実は、僕はよく観ています。 ある日のことでした。 「今日は何のゲーム実況を観ようかな~」といつものようにYouTubeを起動すると、ホロライブのさくらみこさんがライブ配信をしているのが見えました。 しかも『バイオハザード HDリマスター』。 これは僕が人生で初めてプレイしたホラーゲーム作品です。これはもう観るしかないと思い、さっそくリアタイを始めました。 チャット欄では「みこちがバイオの世界に入った!」、「一向に目を合わせようとしないクリス」、「クリスめんどくさそうな顔しておる」と賑やかな進行。 僕もめちゃめちゃ面白いと思って、作業の手を止めてしばらく見入っていました。 い

                  【内容紹介】山野弘樹「VTuberはいかなる意味で二次元/三次元的な存在者なのか?」|フィルカル編集部
                • 古典と名著まとめ集。具体的に分かりやすく解説・要約する哲学ノート目次。 | コテンto名著

                  <古代・中世思想>ソクラテスの無知の知 🍀 プラトンの弁証法 🍀 プラトンのイデア論 🍀 プラトンの『ソクラテスの弁明』 プラトンの『ゴルギアス』(1)ゴルギアス編 🍀 プラトンの『ゴルギアス』(2)ポロス編 🍀 プラトンの『ゴルギアス』(3)カリクレス編・上 🍀 プラトンの『ゴルギアス』(4)カリクレス編・下 🍀 プラトンの『ゴルギアス』(5)終幕 🍀 プラトンの『国家』 アリストテレスの『形而上学』(かんたん版) 😀 アリストテレスの『形而上学』(通常版) アリストテレスのエネルゲイア 🍀 アリストテレスの『二コマコス倫理学』(かんたん版) アリストテレスの『二コマコス倫理学 第一巻』幸福論 アリストテレスの『二コマコス倫理学 第二巻』中庸論 アリストテレスの『二コマコス倫理学』 アリストテレスの『詩学』(かんたん版) 😀 アリストテレスの『詩学』(1) 😀 ア

                    古典と名著まとめ集。具体的に分かりやすく解説・要約する哲学ノート目次。 | コテンto名著
                  • 『〈私〉の哲学をアップデートする』と『リアリティの哲学』を読んで - 対話の哲学

                    ※50000字以上あります。書いてみたら焦点がぼやけてる気がしたので、要約版をそのうち書きたいかも。多分、登場する哲学者は過去最多で入不二基義、永井均、青山拓央、谷口一平、飯盛元章、平井靖史(敬称略)です。群像劇みたいなのを狙ったけど、ちょっと欲張りすぎでした。これも2ヶ月以上かかって疲れた。 1 はじめに (1)二つの本 この文章は、入不二基義が関わった二つの本、『〈私〉の哲学をアップデートする』(以下、『アップデート』)と『リアリティの哲学』(以下、『リアリティ』)に関する文章だ。 いずれの本も入不二の単著ではないし、特に前者は、永井均の独在論に関する本である。だが、僕は入不二ファンだから、特に入不二に注目して読み、そして考えた。だから、この文章は、これまで何度か書いてきた、入不二の現実論についてのものであり、この文章には、ほぼ主役級で永井が登場し、他にも何人かの哲学者が登場するけれど

                      『〈私〉の哲学をアップデートする』と『リアリティの哲学』を読んで - 対話の哲学
                    • VTuber が VTuber として現出するということ アリストテレスの「デュナミス」および「エネルゲイア」概念の視座から

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