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  • 遠藤賢司は最初から遠藤賢司であった――茨城県県北地域で育まれたものと、彼のなかに流れ続けたもの|大石始

    2017年10月に亡くなって以降もなお、遠藤賢司のスピリットは生き続けている。折坂悠太や南部式、ALKDOのライヴを観ているとそんな思いが湧き上がってくるし、全感覚祭や橋の下世界音楽祭にも遠藤の「自分が生まれた場所で、自分の音楽で、自分の祭りをやるんだよ」(2012年8月27日、DOMMUNEに出た際の発言)という意識が根っこにあるような気がする。 昨年「ユリイカ」の遠藤賢司臨時増刊号でそんな遠藤のスピリットについて書かせてもらった。今読み返すと多少ラフなところもあるものの、現在の自分の思考と繋がるところも多い。そのため、ユリイカ編集部の了承を得て、そのときの記事をnoteに転載させていただくことにした。僕としては遠藤賢司という稀有な存在を通して、茨城県県北の土着性と戦後の歌い手たちの身体性について書いてみたかったところもあるけれど、最終的な結論は「あらゆる創造の本場は自身の魂にあり」とい

      遠藤賢司は最初から遠藤賢司であった――茨城県県北地域で育まれたものと、彼のなかに流れ続けたもの|大石始
    • 『ANOTHER JUST ANOTHER』──the原爆オナニーズが語るパンクの歩み、“バンド”と“生活” 第1回

      1982年に名古屋で結成され、日本のパンク黎明期から現在まで活動を続けているthe原爆オナニーズ。そのバンド名から、一般のパンクを知らない人間にまでも浸透する知名度の高さであるにもかかわらず、40年近くアンダーグラウンド・シーンで輝き続けているバンドである。なぜそうまでして独自のスタイルを貫きつづけるのか? the原爆オナニーズというバンドの在り方は、音楽やバンドのみならず、一般的な人々が生きていくうえでも参考になる部分が多くあるだろう。誰もが目指し憧れるが、なかなかできることではない「好きなことを好きなように自由に行う」という、生き方。バンドを通して見えてくる人生の指針のようなものが、この映画には詰まっているのではないだろうか。自分の人生の中で何かががうまくいかないときに、the原爆オナニーズのライヴを観て、体験すると必ず元気になってしまう。これまで何度そんな体験をしてきたかわからない、

        『ANOTHER JUST ANOTHER』──the原爆オナニーズが語るパンクの歩み、“バンド”と“生活” 第1回
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