「彭帥(ほうすい)はどこ」。中国の女子テニス選手が性的関係の強要を告発し、彼女の安否を気遣う声が広がっている。女子テニス協会(WTA、本部・米フロリダ州)のトップは中国市場からの撤退も辞さない構えを示した。素早い反応に、大坂なおみ選手の専属トレーナー、中村豊さん(49)は「そこまで言って大丈夫か」と驚きもあったという。それだけ、女子テニスには中国の影響力が増しているからだ。テニス界の受け止めを聞いた。 11月からなおみは米ロサンゼルスで練習を再開し、私も合流しました。しばらく休んでいたので正直どうなるのかという気持ちがありましたが、いい感触です。なおみはすごくテニスが好きで、トレーニングをしながら自分にチャレンジする姿を日々見せています。 そんな中、衝撃的なニュースが入ってきました。中国の彭帥選手(35)が中国共産党幹部に性的関係を強要されたとSNS(ネット交流サービス)で告白し、公に姿を