栃木県と茨城県を流れる鬼怒川では6年ぶりとなる取水制限が行われています。梅雨が平年より短かったため関東北部では雨の量が少なかったということです。関東甲信各地の梅雨の雨量や、鬼怒川のほか、荒川、相模川、多摩川、利根川といった主な水系のダムの貯水量などをまとめました。 関東甲信 梅雨の雨量は 関東甲信は6月21日に梅雨入り、7月17日に梅雨明けしましたが梅雨の期間は平年より3分の2ほどと短くなっています。関東北部の一部では雨量が少なく、関東南部や甲信では逆に雨量が多いところがあります。 気象庁の速報値では、▽宇都宮市は平年が188.8ミリに対して132ミリ、▽前橋市は168.2ミリに対して137ミリ、▽埼玉県熊谷市は148ミリに対して100ミリと平年より少なくなっています。 これに対して以下の地点は平年値より多くなっています。▽東京の都心は156.4ミリに対して245.5ミリ▽横浜市は177.