神奈川県座間市長選は22日投開票され、いずれも無所属で現職の佐藤弥斗氏(54)が、新顔で元市議会議長の沖本浩二氏(64)を破り、再選を決めた。当日有権者数は10万9091人。投票率は40.82%(前回は45.00%)で過去最低だった。 再選を決めた佐藤氏は支援者らを前に「市民の皆さんと座間市の未来を作りあげていきたい。職員とさらに信頼関係を深め、市議会とは公平、公正にしっかり議論をしていきたい」と語った。 選挙戦では、佐藤市政の1期目への評価や公共事業における国や県との連携などをめぐって論戦が交わされた。 佐藤氏は、2023年度にスタートした市の総合計画を1期目の実績としてアピール。行政と市民・団体・企業との「共創」を掲げ、教育・子育て支援や福祉の充実、地域経済の活性化などを訴えた。 連合神奈川の推薦を得たほか、共産の市議とも連携し、幅広い支持を集めた。 一方の沖本氏は、設計委託費まで予算