2020年5月、東京株式市場でサイバーエージェントの時価総額が終値ベースで電通グループを初めて逆転。新型コロナウイルスの影響で経営不振に陥る広告代理店が増える中、同社の株価は上昇を見せた。 サイバーエージェントの創業者、同社代表取締役社長の藤田晋さんに自身の経営観を聞くと、「会社とは、何かを成す手段ではなく、僕にとっては目的そのもの」だと答えた。 その真意とは何か。コロナ時代、就職先や転職先を探す若手への助言と合わせて聞いた。 ※本記事は11月1日発売の『type就活』内のインタビューを掲載しています。 株式会社サイバーエージェント 代表取締役社長 藤田 晋氏 1973年福井県生まれ。 青山学院大学卒業後、サイバーエージェントを98年に創業。2000年当時、史上最年少社長として東証マザーズ上場を果たす。著書に『渋谷ではたらく社長の告白』『起業家』(ともに幻冬舎文庫)など 会社の規模拡大には