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若竹七海の検索結果1 - 20 件 / 20件

  • 逆に聞くが「おもしろいミステリ」って何?

    https://anond.hatelabo.jp/20230725215629 これ書いてる増田はミステリ全然読まないのね。で、知人から「まずは『十角館の殺人』とか『殺戮に至る病』読め」って言われて読んだのよ。 正直言うがこの2つ面白いか? キャラクター観が激古くて読むに堪えないって感想がかなりでかい。 もちろん、大ネタのトリックはそこそこ驚いたので悪くはなかった。でもそれにしたって描写がかなり厳しいと思っちゃったんだよ。 まあ本音を言えばタイトルはアオリよ。自分がどうやら小説を読むときにキャラクター描写やストーリーを偏重しすぎるきらいがあるので、例にあげた2つのおもしろさがわからないのは当たり前というか、どちらもそういうのを狙ってる作品じゃないよね。だからおもしろく思えないのは単にnot for meってのはわかる。 でもなお思っちゃうのはさ、世間的になんであんなにこの2作品が褒められ

      逆に聞くが「おもしろいミステリ」って何?
    • ひと目でわかる!イラストブックレビュー『ぼくのミステリな日常』若竹 七海 (著) |

      そうなの。広報誌担当となった 著者と同名の主人公、若竹七海が 十二ヶ月分の原稿が揃ったところで ある結論に達するのよ。 『ぼくのミステリな日常』若竹 七海 (著)創元推理文庫あらすじ仕事をそろそろ辞めようかと思っていた矢先、社内報の製作担当となり面食らう若竹七海。 企画会議で小説を載せる話が持ち上がり、先輩に執筆の相談をしたところ、先輩の知人である匿名作家を紹介される。 毎月届く、日常の謎を描く物語が広報誌に彩りを添える。 一年間の連載を終え、若竹はいよいよ匿名作家と対面する。 匿名作家によるミステリ小説の謎と慣れないけれどもこれまでの仕事と違った楽しさとやり甲斐を社内報製作に感じている若竹。 企画も固まり、小説の連載も決まったのですが広報誌ゆえに予算面が厳しいこともあり、格安で引き受けてくれないかと先輩に相談します。 文章を描く知人がいる、と紹介された人物は匿名作家。 この作家から毎月、

      • 犯人は住民の中に!?海に臨むヴィラで起こる殺人事件の真相は |

        そうなの。被害者は身元不明だけれど 近所に住む人たちがクセのある人たち ばかりで、警察の捜査もなかなか 進まないのよ。 『ヴィラ・マグノリアの殺人 葉崎市シリーズ』若竹 七海 (著) 光文社文庫 あらすじ神奈川県葉崎市にあるヴィラ・葉崎マグノリアは海に臨む全十棟からなる建売住宅。 その空き家となっている一棟で、顔と手をつぶされた死体が発見された。 ヴィラの住民たちは皆クセが強く、担当刑事たちは聞き込み捜査にもひと苦労。 そして第二の殺人が発生。二つの事件は同一犯によるものなのか、それとも…。 空き家で死体発見!?ヴィラ・マグノリアの三号棟は空き家となっており、不動産屋が内見客を案内したときに死体を発見。 死後三日が経過し、顔と指がつぶされていました。 駒持警部補は一ツ橋巡査部長を伴い、ヴィラの住民に聞き込みを開始。 一人で働きながら双子の娘をを育てている母親、翻訳家、ホテルのオーナー、老い

        • ひと目でわかる!イラストブックレビュー『パラダイス・ガーデンの喪失』若竹七海 (著) |

          『パラダイス・ガーデンの喪失』若竹七海 (著)光文社文庫 あらすじ葉崎市にある、海を見下ろす崖の上の私設庭園「パラダイス・ガーデン」で身元不明の老女の死体が発見された。 亡き母の跡を継ぎ庭園のオーナーとなった兵頭房子は自殺幇助を疑われてしまう。 葉崎署の二村貴美子警部補は事件の捜査に乗り出すが、この狭い葉崎市内で誘拐、殺人、詐欺などが次々と発生する。 この街でいったい何が起こっているのか。 美しい庭で発見された身元不明の老女の死体亡くなった母の跡を継ぎ房子がコツコツと手を入れてきたパラダイス・ガーデン。 葉崎市のちょっとした観光名所となっているこの場所で、一人の老女の死体が発見されました。 オーナーである房子は第一発見者であること、老女がナイフで喉を突いた自殺であることから、自殺幇助の疑いをかけられてしまいます。 房子自身は全く身に覚えがないことですが…。 おまけにパラダイス・ガーデンに介

          • ひどい奴らが暮らす街で起こる毒気溢れるミステリー |

            『殺人鬼がもう一人』若竹 七海 (著) 光文社文庫あらすじ都心に出るまで満員電車で一時間。 昭和の時代にベッドタウンとして開発され、今では老人ばかりが住む町、辛夷ヶ丘。 のどかで事件や事故もめったに起こらないこの町で、放火殺人事件が発生。 その後、町一番の名家の当主・箕作ハツエがひったくりに遭う。 辛夷ヶ丘警察署生活安全課の砂井三琴は相棒の田中盛とともに捜査に向かう。 平和なはずの辛夷ヶ丘で起こる数々の事件もとは崖だった場所を宅地造成したため、家と家の間は狭く道も入り組んでいる辛夷ヶ丘。 この辛夷ヶ丘警察署に異動となった三琴は、これまでと違い定時で帰れる日が増えたことを喜んでいたのも束の間、二週間前に起こった放火殺人事件をきっかけにひったくりや詐欺事件が次々と発生。 被害者である地元の名士・ハツエに名を売りたい生活安全課の課長は、三琴と田中に捜査を命じます。 さらに、ハツエの遠縁にあたる近

            • ロマンスの詰まった古書店で巻き起こるコージーミステリー |

              『古書店アゼリアの死体 葉崎市シリーズ』若竹 七海 (著) 光文社文庫 あらすじ失業してしまった相澤真琴は、宿泊ホテルで火事に遭い、新興宗教による強引な勧誘から逃げ出し、葉崎市の海岸へとやってきた。 海に向かってバカヤローと叫んだ彼女の前に、波に押し出され流れてきたのは人間の死体だった。 古書店アゼリアの女店主、紅子に気に入られ、期間限定で店をまかされることになった真琴。 しかし、葉崎市の女帝と恐れられている前田満知子の死体が書店で発見される。 海で見つかった死体は事故死か自殺か、そしてその正体は。 また、女帝を殺害した犯人とその動機は何なのか。 駒持警部は五木原巡査部長とともに事件の捜査を行うのだが…。 不幸続きの果てに死体まで発見!?不幸続きでほぼ無一文の状態になってしまった真琴は、葉崎市の海岸で死体を発見。 通報したところ警察にあらぬ疑いをかけられ憤慨します。 立ち寄った古書店アゼリ

              • 葉崎市史上 最高レベルの「不幸を呼ぶ女」 |

                『みんなのふこう 葉崎は今夜も眠れない』若竹七海 (著)ポプラ文庫 あらすじ海辺の田舎町・葉崎市で流れる葉崎FMのラジオ番組、「町井瞳子のライトハウス・キーパー」では「みんなの不幸」というコーナーが人気を呼んでいる。 ある女子高生が寄せた投稿には、友人のココロちゃんの不幸ぶりが綴られていた。 その負を呼ぶ力は、疫病神がついているのではないかというくらいに強力で、葉崎市の人々を巻き込んでいく。 ついに事件までも呼び寄せて…。 葉崎市にやってきた 不幸を呼ぶ女、ココロちゃんラジオ番組で紹介されたココロちゃん。 彼女は、弁当屋でアルバイトをしており、身寄りはなく、現在は農家の物置を借りて暮らしています。 条件はハーブのお世話をすること…。 ココロちゃん、そんな境遇にめげずにがんばってね!とパーソナリティがエールを送り、続けて読み上げたのは葉崎のローカルニュース。 農業を営む男性が大麻所持・栽培で

                • (2)2020年冬 (1月期)のドラマ 木~金/「SEDAI WARS(セダイウォーズ)」(MBS 火) /「ケイジとケンジ」(テレ朝 木9) /「アライブ がん専門医のカルテ」(フジ 木10) /「ランチ合コン探偵」(ytv 水23:59) /「病室で念仏を唱えないでください」(TBS 金10) /「ハムラアキラ〜‎世界で最も不運な探偵〜‎」(NHK 金10): spica -エンタメ雑記帳-

                  spica -エンタメ雑記帳- > 芸能・新ドラマ情報 > (2)2020年冬 (1月期)のドラマ 木~金/「SEDAI WARS(セダイウォーズ)」(MBS 火) /「ケイジとケンジ」(テレ朝 木9) /「アライブ がん専門医のカルテ」(フジ 木10) /「ランチ合コン探偵」(ytv 水23:59) /「病室で念仏を唱えないでください」(TBS 金10) /「ハムラアキラ〜‎世界で最も不運な探偵〜‎」(NHK 金10) 2020年冬(1月期)のドラマ情報です。(深夜ドラマ・ロ-カルは一部のみ) 期間限定の予告動画あり。 ■火曜日(追加) 1/7/火/25:28 TBS系(MBS 1/5/24:50) 『SEDAI WARS(セダイウォーズ)』 (山田裕貴、岡田浩暉、真飛 聖、浅川梨奈、池田優斗、横山めぐみ、出合正幸、奥山かずさ、鈴木正幸、西岡德馬、大友康平/脚本:横手美智子/演出:坂本浩

                  • 「不条理」という言葉がこの世で一番似合う女探偵 |

                    『不穏な眠り』  若竹七海 (著) 文春文庫テキスト長めのレビューを読みたいなと思った方はこちらからどうぞ。 あらすじ気がついたら床に寝ていた。首筋に痛み、そして全く記憶がない…。冒頭から何者かに襲われ、イベントの目玉商品として借りていた時刻表を奪われてしまった古書店店員兼女探偵の葉村晶。時刻表には様々な事情や思惑が絡んでいて…。「逃げ出した時刻表」他四編の、タフで不運な女探偵・葉村晶が活躍するミステリー。 奪われた時刻表背後からスタンガンを押し付けられ、気絶している間に、大事な時刻表を盗まれた葉村。貸してくれた相手に詫びを入れにいくも責められて。しかしここで引き下がる葉村ではありません。わずかな時間に集めた情報を、相手に提供していきます。 このあたりの鮮やかさは、さすがベテランと行ったところ。盗んだ相手がわかって一件落着と思いきや、時刻表はさらに別の人間に盗まれて…。 まとめ今回も身勝手

                    • タフで不運な女探偵 最悪の事件に巻き込まれる |

                      『錆びた滑車』 若竹 七海 (著) 文春文庫あらすじ女探偵・葉村晶は、石和梅子という老女を尾行中、梅子と青沼ミツエの喧嘩に巻き込まれ負傷。 ミツエが所有する木造アパートに住むことになった葉村は、ミツエの孫のヒロトから調査を依頼されるのだが…。 がめつい石和梅子、毒舌で頭の回転が早いミツエ。 そして事故で大ケガをし、リハビリ中であるミツエの孫のヒロト。 事故のショックで一部記憶を失ったヒロトは、事故当日、なぜその現場に自分がいたのかが思い出せないため、調べてほしい、と葉村に頼みます。 まとめもとから住んでいたシェアハウスは退去、老女の喧嘩に巻き込まれ額を切った傷が癒えぬうちに肋骨を折り、留置場に入れられ、出れば刃物で刺されそうになり…と今夏も「もう休ませてあげてー!」となるくらい満身創痍の葉村。 それでも突き進む彼女の原動力は「怒り」。 犯罪者や権力に対する大きな怒りが葉村を真実へと向かわせ

                      • 卯年に読みたい!タイトルにウサギが入る小説まとめ - 日々の栞

                        年が明けましたね。あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 今年は平和で良い年になってほしいな。 元旦なのでお正月らしい記事を書いてみようと思う。 今年は卯年なので、タイトルにうさぎと入る小説を紹介したいと思う。 『楽隊のうさぎ 』 / 中沢 けい 『ホワイトラビット 』 / 伊坂 幸太郎 『ラビット病』 / 山田 詠美 『兎の目』 / 灰谷 健次郎 『うさぎパン』 / 瀧羽 麻子 『悪いうさぎ』 / 若竹 七海 『モモコとうさぎ』 / 大島 真寿美 『ウサギの乱』 / 霞 流一 『楽隊のうさぎ 』 / 中沢 けい 楽隊のうさぎ (新潮文庫) 作者:けい, 中沢 新潮社 Amazon 学校にいたくない。でもこの吹奏楽部になら少し、いてみたい気がする。毎日がブラス! ブラス!! ブラス!!! 忘れてませんか、伸び盛りの輝きを。親と子へエールを送る感動の物語。33万人の読者

                          卯年に読みたい!タイトルにウサギが入る小説まとめ - 日々の栞
                        • 不幸パワー炸裂!! |

                          『プラスマイナスゼロ』 若竹 七海 (著) ポプラ文庫「BOOK」データベースより不運に愛される美しいお嬢様・テンコ、義理人情に厚い不良娘のユーリ、“歩く全国平均値”ことミサキの、超凸凹女子高生トリオが、毎度厄介な事件に巻き込まれ、おだやかな町・葉崎をかき乱す! 学園内外で起こる物騒な事件と、三人娘の奇妙な友情が詰まった青春ミステリ。 書下ろし掌編「潮風にさよなら」を特別収録した新装版! イラストブックレビューの制作動画はこちら『プラスマイナスゼロ』のイラストブックレビュー制作動画を作りました。 テキストやイラストが出来上がっていく様子をお楽しみください。

                          • 若者は不幸のパワーも桁違い!? |

                            『プラスマイナスゼロ』 若竹 七海 (著) ポプラ文庫あらすじ不運に愛される体質の美しいお嬢様・テンコ、義理人情に厚い不良娘・ユーリ、何をとっても平均値・ミサキの女子高生トリオが今日も厄介な事件に巻き込まれる。 おだやかな町、葉崎をかき乱す、奇妙な事件と三人の友情が詰まったミステリ。 歩いていれば蛇がふってくる、出かければ事故に巻き込まれ…とフンを引き寄せるお嬢様テンコとつるむユーリ、ミサキは、必然的にそのトラブルに巻き込まれることに。 しかし、まさか死体を発見することになるとは…。 まとめ個性が強すぎるテンコとユーリ、そして平凡すぎるミサキの三人組は、普通に過ごしているだけでも問題が巻き起こります。 バタバタしながらも、時おり見せる人間の愚かで悲しい部分がコントラストも鮮やかで胸に残ります。 全く違うタイプの三人の友情とタフさが楽しい青春ミステリです。 <こんな人におすすめ>強烈なキャラ

                            • タフで不運な女探偵が最悪の事件に巻き込まれる! |

                              『錆びた滑車』 若竹 七海 著 文春文庫「BOOK」データベースより女探偵・葉村晶は尾行していた老女・石和梅子と青沼ミツエの喧嘩に巻き込まれる。ミツエの持つ古い木造アパートに移り住むことになった晶に、交通事故で重傷を負い、記憶を失ったミツエの孫ヒロトは、なぜ自分がその場所にいたのか調べてほしいと依頼する―。大人気、タフで不運な女探偵・葉村晶シリーズ。 イラストブックレビューの制作動画はこちら『錆びた滑車』のイラストブックレビュー制作動画を作りました。テキストやイラストが出来上がっていく様子をお楽しみください。

                              • シニカルでまっすぐすぎる女探偵 |

                                『依頼人は死んだ』 若竹 七海 (著) 文春文庫決して手加減をしない女探偵、葉村晶に持ち込まれる事件たちは、切なくもあり、怖くもある。 婚約者の自殺に苦しむ相場みのり。突然ガンの告知を受けた後に、自ら命を断ったという佐藤まどか。 突然に自ら命を断った人間たちに何が起こったのか。自分に生きてきた境遇ゆえかそこにある真実をハッキリさせずにはいられない葉村に忍び寄る死神の存在とは。 まとめあり得ないほど不遇な状況で生きてきた葉村は、シニカルな態度を見せていますが、自分が求める事実には、ひたすらにまっすぐ突き進む。そのギャップがとても魅力的な女探偵の活躍する物語です。 <こんな人におすすめ>悲しさやせつなさを感じるミステリが好き タフでシニカルな女探偵の話を読みたい 羽村晶(若竹七海)のファン 過去のイラストレビューを更新しました。 『依頼人は死んだ』です。#依頼人は死んだ #若竹七海 #文春文庫

                                • シシド・カフカさんドラマ初主演!『ハムラアキラ~世界で最も不運な探偵~』

                                  ドラマトピックス ★こちらのページは2022年2月で更新を終了いたしました。 新しいドラマ情報はこちらをご覧ください。 ドラマ10 ハムラアキラ ~世界で最も不運な探偵~ ⇒『ハムラアキラ』番組ホームページ公開!! シシド・カフカ ドラマ初主演! ハードボイルドな女探偵を演じる 【シシド・カフカさんメッセージ】 最初に主演というお話を頂いた際は、“まさか自分が”と夢にも思っていなかったので驚きました。 ハムラアキラについては、探偵役ということで今までに演じてきた役柄とは、また違った印象ですが、 探偵という仕事柄、私生活からゆるみのないところなどは自分と共感する一面もあります。 クランクインにあたって、リズム感や間合い、ライブ感を楽しみつつ、これから自分の中でのハムラ アキラを膨らませていきたいと思います。 ミステリー作家・若竹七海が20年以上に渡って描いてきた 「女探偵・葉村晶シリーズ」

                                    シシド・カフカさんドラマ初主演!『ハムラアキラ~世界で最も不運な探偵~』
                                  • ハードボイルドな女探偵は四十肩 |

                                    『静かな炎天』 若竹七海 (著)  文春文庫あらすじひき逃げで息子に重傷を負わせた男の素行調査。疎遠になっている従妹の消息。依頼が順調に解決する真夏の日。女探偵は、ある疑問を抱く。タフで不運な女探偵・羽村晶の魅力満載な短編集。 四十肩に見舞われる女探偵ミステリ専門の古書店でアルバイトをしつつ、依頼が会った時のみ探偵業を行う羽村晶。40過ぎの女性、独身。探偵としては優秀な彼女。しかし体の不調には苦しめられてしまいます。なんと四十肩になってしまうのです。 彼女に持ち込まれる依頼は様々です。被害者たちのままならない思いがひしひしと伝わってきます。依頼された仕事はきっちりこなすけれども、被害者に寄り添ってあげたりするのは苦手、という一面も。そんなところも人間味が会って魅力的です。 まとめ案件に冷静に取り組みつつ、何故だかいろいろと余計なことをやるハメになってしまう、ハードボイルドな女探偵はちょっぴ

                                    • 平和な猫の島を揺るがす殺人事件発生!? |

                                      『猫島ハウスの騒動』 若竹 七海 (著) 光文社文庫あらすじ太平洋にひょろりと突き出した、神奈川県葉崎の小さな半島、通称・猫島は、三十人ほどの人間と百匹以上の猫がのんびりと暮らしている。 ある日、その海岸でナイフが刺さった猫のはく製が見つかり、さらにマリンバイクでの衝突による死亡事故が。 猫アレルギーの警部補、お気楽な派出所警官、派出所勤務のポリス猫らが辿り着いた真相とは。 猫と共生する島として観光客にも人気の高い猫島。 この島でナイフの刺さった猫のはく製が発見され、休暇中でたまたま島を訪れていた駒持警部補は、出世を望まず気楽にやっていきたいと考えている七瀬巡査とともに状況を調べます。 すると、崖の上から人が落ちてきて、マリンバイクで海を走っていた男性にぶつかり、二人ともが亡くなるという出来事が。 駒持は事故ではないようだと考えます。 民宿猫島ハウスで、オーナーである祖母の手伝いをする高校

                                      • 緻密に構築されたトリックに挑む『密室ミステリーアンソロジー 密室大全』/編者の千街晶之氏による解説を期間限定で特別掲載!|朝日新聞出版さんぽ

                                        緻密に構築されたトリックに挑む『密室ミステリーアンソロジー 密室大全』/編者の千街晶之氏による解説を期間限定で特別掲載! 遥か昔から、密室トリックのネタはとっくに切れたと言われつつも、実際には密室トリックが枯渇したことなどなく、今でも多くのミステリー作家が新たな密室を生み出し続けている。何故、ひとはこれほどまでに密室に魅了されているのか――。 『密室ミステリーアンソロジー 密室大全』(朝日文庫)は、タイトルからもわかる通り「密室」がテーマ。青柳碧人、大山誠一郎、恩田陸、貴志祐介、中山七里、東川篤哉、麻耶雄嵩、若竹七海(敬称略)の実力派ミステリー作家8名の作品を収録しています。 収録作品 青柳碧人「密室龍宮城」 大山誠一郎「佳也子の屋根に雪ふりつむ」 恩田陸「ある映画の記憶」 貴志祐介「歪んだ箱」 中山七里「要介護探偵の冒険」 東川篤哉「霧ケ峰涼の屋上密室」 麻耶雄嵩「密室荘」 若竹七海「招

                                          緻密に構築されたトリックに挑む『密室ミステリーアンソロジー 密室大全』/編者の千街晶之氏による解説を期間限定で特別掲載!|朝日新聞出版さんぽ
                                        • 第10回Twitter文学賞(国内)

                                          ★第11位★ 8票井上荒野『あちらにいる鬼』(朝日新聞出版) 凪良ゆう『流浪の月』(東京創元社) ★第12位★ 7票柴崎友香『待ち遠しい』(毎日新聞出版) 小川一水『天冥の標〈10〉青葉よ、豊かなれ part3』(早川書房) ★第13位★ 6票町屋良平『愛が嫌い』(文藝春秋) ★第14位★ 5票小川洋子/堀江敏幸『あとは切手を、一枚貼るだけ』(中央公論新社) 小川洋子『小箱』(朝日新聞出版) 綿矢りさ『生のみ生のままで』(集英社) 岸政彦『図書室』(新潮社) 今村夏子『むらさきのスカートの女』(朝日新聞出版) 彩瀬まる『森があふれる』(河出書房新社) ★第15位★ 4票芦沢央『カインは言わなかった』(文藝春秋) 高山羽根子『カム・ギャザー・ラウンド・ピープル』(集英社) 伊坂幸太郎『クジラアタマの王様』(NHK出版) 小林エリカ『トリニティ、トリニティ、トリニティ』(集英社) 川上弘美『某

                                            第10回Twitter文学賞(国内)
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