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西ナイル熱の検索結果1 - 13 件 / 13件

  • 岩田健太郎『「感染症パニック」を防げ!』の第1章(1)を全文公開|光文社新書

    こんにちは。光文社新書編集部です。 このたび、岩田健太郎先生のご厚意のもと、光文社新書『「感染症パニック」を防げ!――リスク・コミュニケーション入門』の本文を公開させていただくことになりました。 先日公開しました「はじめに」につづき、本文の第1章ー第1節「リスク・コミュニケーションとは何か?」を以下に公開いたします。 ぜひお読みいただき、理解の一助にしていただければ幸いです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 第1章  リスク・コミュニケーション入門(1)リスク・コミュニケーションとは何か? なぜ、効果的なリスコミが大切なのか 「はじめに」でも申し上げたように、リスクに対峙するときは、リスクそのもの「だけ」を扱っているのでは不十分です。リスクの周辺にあるものに配慮し、効果的なコミュニケーションをとることが大事になります。 世の中にはたくさんのリスクがあり

      岩田健太郎『「感染症パニック」を防げ!』の第1章(1)を全文公開|光文社新書
    • 岩田健太郎『「感染症パニック」を防げ!』の「はじめに」を全文公開|光文社新書

      こんにちは、岩田健太郎です。 このごろは、会う人、会う人に「コロナウイルス怖いですねー、パニックになってますよ」と言われます。感染症は原因が目視できないため、危機の全貌が見えにくい。よって、他のリスクに比べても特にパニックを起こしやすいようです。感染者への偏見や差別が生じやすいのも昔からで、典型例はハンセン病やエイズですね。 本書『「感染症パニック」を防げ!――リスクコミュニケーション入門』は、ずいぶん前(2014年夏~秋)に書いたものですが、現在のコロナウイルス問題の「パニック」とまっとうに対峙するには十分な内容だと僭越ながら思っています。感染症リスクには「怖さ」はありますが、「パニック」を起こす根拠はどこにもありません。それをご理解いただけることと思います。 一般の方が読んでくださっても十分理解できるよう難しい表現は特に使っていませんし、公衆衛生や医療のプロが読んでも得るものは少なくな

        岩田健太郎『「感染症パニック」を防げ!』の「はじめに」を全文公開|光文社新書
      • 新型コロナウイルスはなぜ発生したのか、いつ収まるのか『感染症の世界史』著者、石弘之さんインタビュー | カドブン

        2019 年末に初めて確認された新型コロナウイルスの感染者が、増加の一途をたどっています。医学が発達し、衛生面でも格段に向上した現代社会でなぜ、これほどまでに拡大するのでしょうか。『感染症の世界史』の著者、石弘之さんに緊急でお話をうかがいました。 【あわせて読みたい】 ▷人類史が教えるパンデミック収束の道筋と、コロナ後の世界(2021.2.5 更新) ※リンクはページ下部にもあります。 風邪の原因でもある実は身近なコロナウイルス ――最初に石さんの紹介をしたいと思います。新型コロナウイルスのニュースが増えていますが、石さんと感染症のかかわりは深いものがあります。『感染症の世界史』のあとがきを読んだときの衝撃は忘れられません。 人間ドックで書類をわたされて、検診の前にさまざまな質問の回答を記入せよという。面倒な書類なのでいい加減に欄を埋めて提出したら、若い看護師さんから「既往歴をしっかり記入

          新型コロナウイルスはなぜ発生したのか、いつ収まるのか『感染症の世界史』著者、石弘之さんインタビュー | カドブン
        • “感染するワクチン”、議論呼ぶ「自己拡散型」ワクチンとは

          夕刻に飛ぶコウモリの熱画像。米テキサス州ブランコ郡。(PHOTOGRAPH BY NICK HRISTOV, UNIVERSITY OF CHICAGO, PBZ) 感染症そのものと同じくらい感染力の高い治療法というものを想像してみてほしい。そのワクチンは宿主の体内で複製され、近くにいるほかの個体に広がって、集団全体を病原体の攻撃からすばやく、簡単に守ってくれる。現在、世界各地で複数のチームが、さまざまな議論を呼んだ「自己拡散型」ワクチンの開発を再開している。 彼らが目指すのは、野生動物間での感染症の広がりを抑え、それによって有害なウイルスや細菌が人間にうつるリスクを下げることだ。多くの専門家が、新型コロナウイルスのパンデミックの原因であるSARS-CoV-2はそうした経路で広がったと考えている。 米国疾病対策センター(CDC)の推定によると、既知の感染症の60%、新規および新興感染症の7

            “感染するワクチン”、議論呼ぶ「自己拡散型」ワクチンとは
          • 米株市場大暴落で浮かぶ、トランプ氏「奥の手」の現実味

            「まるで下り坂ばかりが続くジェットコースターのようだ」──。株式ニュースを伝える米テレビ局のリポーターは、こんな表現で終わりの見えない恐怖を表現した。 3月12日、米ダウ工業株30種平均は3日前に記録した過去最大の下げ幅をさらに更新する大波乱だった。12日の終値は前日比2352ドル60セント安の2万1200ドル62セント。下落率の9.99%は1987年のブラックマンデー以来最悪の数字となった。 直接的な要因は、11日午後9時(米国東部時間)にドナルド・トランプ米大統領が実施したテレビ演説の内容だ。9日に「予告」していた給与税減税や中小企業向け支援策などは議会との擦り合わせが難航し、11日になっても具体化しなかった(関連記事)。代わりに明言したのが英国を除く欧州から米国への入国を基本的に禁止する「渡航規制」だった。 市場の反応はトランプ大統領の想像以上だったかもしれない。航空株など観光関連は

              米株市場大暴落で浮かぶ、トランプ氏「奥の手」の現実味
            • 食品の生産と消費に変化を、グレタさんが呼び掛け

              スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん(2020年10月9日撮影)。(c)Jonathan NACKSTRAND / AFP 【5月23日 AFP】スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリ(Greta Thunberg)さん(18)が22日、世界を脅かす危機が繰り返し発生している中で、食品の生産と消費の方法を変えるよう訴えた。 グレタさんは、22日の国際生物多様性の日 (International Day for Biological Diversity)に合わせてソーシャルメディアに動画を投稿し、「気候危機、生態系の危機、健康上の危機はすべて互いに関連している」と語った。 ウイルスが動物からヒトに感染することで、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、ジカ熱、エボラ出血熱、西ナイル熱、重症急性呼吸器症候群(SARS)、中東呼吸器症候群(MERS)、エイズ(AIDS、後天

                食品の生産と消費に変化を、グレタさんが呼び掛け
              • 安宅和人インタビュー - 安宅和人・新しい未来を作るために、5000年後の目線で今を考える - FQ (Future Questions) - Yahoo! JAPAN

                2020.07.13.Mon 安宅和人インタビュー 安宅和人・新しい未来を作るために、5000年後の目線で今を考える 【#コロナとどう暮らす】 新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が解除されて、約1ヶ月。未曾有のウイルス災害を経た日本は、これからどこへ向かえばいいのか。新しい未来を作るため、我々は何をするべきなのか。『シン・ニホン(2020年2月刊行)』で注目を集める、慶應義塾大学SFC教授でヤフーCSO(チーフストラテジーオフィサー)の安宅和人さんに聞いた。 「withコロナ」を前提に「開疎化」へ 安宅さんの新著『シン・ニホン』では、膨大な分析データを元に、AI×データがもたらす時代の変化の本質と、それに対して日本人がどう行動すべきか書かれている。日本の将来に対する危機感から書かれているが、悲観論や現状批判では決してない。残すべき未来を描き、未来への行動を仕掛けるための武器である。

                  安宅和人インタビュー - 安宅和人・新しい未来を作るために、5000年後の目線で今を考える - FQ (Future Questions) - Yahoo! JAPAN
                • 米ラスベガス市長、経済再開の根拠は「市民全員が無症状の保菌者だから」(Rolling Stone Japan) - Yahoo!ニュース

                  米ラスベガスのキャロリン・グッドマン市長は、州全域を封鎖したネバダ州の新型コロナウイルス感染症対策を「正気の沙汰ではない」と呼んで話題になったばかりだ。だが、現地時間21日のケーブルTV局のニュース番組とのインタビューを見た後では、市長の正気こそ疑いたくなる。 人命を完全に無視した米ラスベガス市長のインタビュー動画 MSNBCのケイティ・トゥール氏とのインタビューで、無党派の市長はラスベガス市の経済再開を主張するとともに、驚愕の衛生論をぶちまけた。「私は、全員がコロナウイルスの保菌者だと――100%の市民が無症状の保菌者だと想定しています」。グッドマン市長はさらにこう続けた。「私の意見はただひとつ、市民を職場に戻すべきです」 市は封鎖を解除すると同時に、市民の健康を守らねばならない、と市長は述べ、さらにこう付け加えた。「もっとも重要なのは高齢者へのケアです。一番感染しやすい人々ですし、恐ろ

                    米ラスベガス市長、経済再開の根拠は「市民全員が無症状の保菌者だから」(Rolling Stone Japan) - Yahoo!ニュース
                  • 米ラスベガス市長、経済再開の根拠は「市民全員が無症状の保菌者だから」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                    米ラスベガスのキャロリン・グッドマン市長は、州全域を封鎖したネバダ州の新型コロナウイルス感染症対策を「正気の沙汰ではない」と呼んで話題になったばかりだ。だが、現地時間21日のケーブルTV局のニュース番組とのインタビューを見た後では、市長の正気こそ疑いたくなる。 MSNBCのケイティ・トゥール氏とのインタビューで、無党派の市長はラスベガス市の経済再開を主張するとともに、驚愕の衛生論をぶちまけた。「私は、全員がコロナウイルスの保菌者だと――100%の市民が無症状の保菌者だと想定しています」。グッドマン市長はさらにこう続けた。「私の意見はただひとつ、市民を職場に戻すべきです」 ・人命を完全に無視した米ラスベガス市長のインタビュー動画 市は封鎖を解除すると同時に、市民の健康を守らねばならない、と市長は述べ、さらにこう付け加えた。「もっとも重要なのは高齢者へのケアです。一番感染しやすい人々ですし、恐

                      米ラスベガス市長、経済再開の根拠は「市民全員が無症状の保菌者だから」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                    • 新型肺炎でわかった、人類にとって唯一の天敵! 『感染症の世界史』 | BOOKウォッチ

                      新型肺炎で感染症への関心が高まっている。『感染症の世界史』(角川ソフィア文庫)は人類が感染症と戦ってきた歴史を振り返ったものだ。 新型肺炎は新型コロナウイルスの感染によるものとされ、「COVID-19」と名づけられた。本書は40億年の地球環境史の視点から、人類と対峙し続ける感染症の正体を探る。 マラリア4回、コレラ、デング熱・・・ 著者の石弘之さんは1940年生まれ。東京大学を卒業後に朝日新聞で科学部や外報部の記者、アフリカやアメリカの特派員を経て退社。国連環境計画(UNEP=本部ナイロビ)上級顧問や東京大学大学院教授、ザンビア特命全権大使、北海道大学大学院教授、東京農業大学教授を歴任。この間、国際協力事業団参与、東中欧環境センター理事(ブダペスト)などを兼務し、国連ボーマ賞、国連グローバル500賞、毎日出版文化賞をそれぞれ受賞している。 この経歴からもわかるように、新聞記者として様々な現

                        新型肺炎でわかった、人類にとって唯一の天敵! 『感染症の世界史』 | BOOKウォッチ
                      • 気候変動と感染症の深刻化は関係があるのか? 研究者が徹底分析してわかったこと | 「われわれは病気のパンドラの箱を開けつつある」

                        人間が病原体に感染してなる病気の半分以上は、気候危機に関連した何らかの影響によってある時点で深刻化したことが、病気と気象災害の関連性を徹底的に分析した新たな研究でわかった。 この研究論文によれば、ジカ熱、マラリア、デング熱、チクングンヤ熱、さらには新型コロナでさえも、熱波、大雨、洪水といった気候の影響によって、その感染状況は悪化しているという。 こうしたさまざまな影響で病気がまん延する道筋は全体で1000以上もあり、これほどの脅威のオンパレードは「社会が包括的に順応するには多すぎる」と研究者らは述べる。 地球温暖化と降雨パターンの変化により、蚊、ダニ、ノミといった病原菌媒介生物の生息域が拡大しており、その結果、マラリアやライム病、西ナイル熱などの病気がまん延している。 嵐や洪水で住まいを失った人々は、胃腸炎やコレラの大流行を引き起こす病原体により近いところで生活せざるをえない。 その一方で

                          気候変動と感染症の深刻化は関係があるのか? 研究者が徹底分析してわかったこと | 「われわれは病気のパンドラの箱を開けつつある」
                        • 野生動物に気をつけろ! 新型コロナはペストと同じ人獣共通感染症(田中淳夫) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                          シカ肉をいまだに生食する人がいるが、極めて危険(写真:GYRO PHOTOGRAPHY/アフロイメージマート) 今、世界は新型コロナ肺炎が蔓延している。 この疫病は「COVID-19」と名付けられたコロナウイルスの新しい型が引き起こす。感染源は確定していないが、コウモリだろうと言われている。 2003年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)、さらに中東呼吸器症候群(MERS)もコロナウイルスの仲間が引き起こした。SARSはコウモリの持っていたウイルスがハクビシンを介して人間に感染した。MERSはコウモリからヒトコブラクダを介して人間へうつったようだ。 鳥インフルエンザも、1997年に人に直接感染することがわかり新型インフルエンザとなった。 2014年に流行ったエボラ出血熱も、コウモリから人間へエボラウイルスが感染したものだとされている。 エイズは、サルのウイルスが突然変異によって人への

                            野生動物に気をつけろ! 新型コロナはペストと同じ人獣共通感染症(田中淳夫) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                          • 正しく恐れるために 岩田医師に聞く、感染症パニックを防ぐリスク・コミュニケーション(オーヴォ) - Yahoo!ニュース

                            分からない、というのは不安だ。だから情報があふれる中でパニックに陥らないためには、専門家の分析を探しては読み探しては読み。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、集団感染が起こったクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船し動画を配信したことで話題となった、神戸大学医学部附属病院感染症内科・岩田健太郎教授の著書『「感染症パニック」を防げ! リスク・コミュニケーション入門』(光文社・東京)が重版された。5刷5,000部の増刷。2014年発売だが、今まさに役立つ“新しい”一冊。感染症界のエースによるリアルで効果的な内容だ。 エボラ出血熱、新型インフルエンザ、デング熱、SARS、西ナイル熱、炭疽菌等によるバイオテロ……。現代でも、感染症は相変わらず人類を脅かし続けている。目に見えない敵、感染症のリスクを扱うときには、単に患者を診断し、病原体を見つけ、それを殺して治療する以上に、パニックによる被害

                              正しく恐れるために 岩田医師に聞く、感染症パニックを防ぐリスク・コミュニケーション(オーヴォ) - Yahoo!ニュース
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