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豊原市の検索結果1 - 2 件 / 2件

  • 架空の日本

    架空の日本(かくうのにほん、かくうのにっぽん)では、架空の国土の状態・政治体制・社会体制・その他の国情になっている日本について述べる。 これらはフィクションの小説、特に第二次世界大戦後の冷戦初期を題材とした作品に多く登場し、日本列島・樺太・千島列島等、戦前の大日本帝国の領土を実効支配し、日本全体を領有主張する分断国家が多い。史実の朝鮮半島における米ソの対立による分断国家(朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)と大韓民国(韓国))の成立と、代理戦争としての朝鮮戦争のイメージが念頭に作られるため、北(東)日本が共産主義、南(西)日本が資本主義を標榜するのが特徴で、朝鮮戦争と同時期に日本においても戦争が行われたとすることが多い。また同様に、ドイツのベルリンを念頭に置いた都市(東京や札幌が多い)の分割統治もしばしば描かれる。 しかしながら、最近ではこうした型にはまらない架空の日本が描かれる作品も多く、政

    • 『宮沢賢治とサハリン』

      先月に刊行された、『宮沢賢治とサハリン 「銀河鉄道」の彼方へ』(藤原浩著,東洋書店)という本を読みました。 著者は、鉄道・旅行ライターで、有名な旅行ガイドブックシリーズ『地球の歩き方』において、「ロシア」篇や「シベリア&シベリア鉄道とサハリン」篇を執筆しておられる方です。 そのような著者の専門性のおかげで、大泊(コルサコフ)、栄浜(スタロドゥプスコエ)、豊原(ユジノサハリンスク)など、賢治が訪れたであろう場所に関する案内や解説は、とても丁寧で詳細です。私のように、サハリンに憧れつつもまだその地を踏んだことのない者にとって、このわずか63ページの薄い本は、いつか実現したいサハリンへの旅の際には、ぜひとも携行したいガイドブックです。 さらにこの本には、そのような現地の案内本としての意味あいとともに、もう一つ「あとがき」において著者が次のように書いているような要素も、含まれています。 旅行ガイド

        『宮沢賢治とサハリン』
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