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鈴木志保の検索結果1 - 2 件 / 2件

  • 小川糸 著『食堂かたつむり』より。新鮮な心で、厨房に立っていたい。新鮮な心で、教壇に立っていたい。 - 田舎教師ときどき都会教師

    薪割り作業を終えた熊さんと一緒にお昼の釜揚げうどんを食べた後、私はさっき摘んできた山ブドウを丁寧に洗って煮つめ、バルサミコ酢の仕込みにかかった。 完成するのは、十二年後。どんな味に生まれ変わるのか、目を閉じて想像してみる。 もしかしたら途中で失敗してしまうかもしれない。けれど、十二年後も、こうして私は同じように新鮮な心で、厨房に立っていたい。そんな強い願いを込めて、私は慎重にバルサミコ酢の原液を煮沸消毒した瓶の中に詰め込んだ。 (小川糸『食堂かたつむり』ポプラ文庫、2010) こんばんは。一昨日の午後に卒業生が遊びに来てくれて、教室で約3時間、中学入学から中学2年生の1学期までの生活を微に入り細に入り「かたつむり」のごとく説明してくれました。そして昨夜は13年前の教え子たちがミニ同窓会に招待してくれて、食堂で約4時間、どんな味に生まれ変わったのかを10歳だった頃の懐かしさを残した声で教えて

      小川糸 著『食堂かたつむり』より。新鮮な心で、厨房に立っていたい。新鮮な心で、教壇に立っていたい。 - 田舎教師ときどき都会教師
    • 昔むかし【たしなみ】とう概念が日本人にはありました - ウキウキ呑もう! ニコニコ食べよう!

      < 昔はたしかにあったはずですが 日本人はいったい何を失ってしまったんでしょうか > 例えば、これまで接してきたマンガの中に、いくつもの感動作品があります。 1993年に発売された、鈴木志保(1969~)の「船を建てる」 元々は少女漫画雑誌「ぶ~け」で1992年から1996年に連載されていた作品なんですが、持っているのは2007年に上下巻で発売された単行本です。 評価も高くって人気もありましたから、読んでいる人も多い作品だと思いますが、傑作ですね。 少女マンガって、かなりレベルの高い文学作品が、けっこうたくさんあるように思いますねえ。 「船を建てる」は、クジラ解体工場で働いているオスとメスのアシカが主人公なんです。 でもなんだか性別があるような無いような、そんな世界観の作り方が巧みな作品。 その主人公2人の名前が「煙草(たばこ)」と「珈琲 (こーひー)」っていうんですよね。 「船を建てる」

        昔むかし【たしなみ】とう概念が日本人にはありました - ウキウキ呑もう! ニコニコ食べよう!
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