大きい地図・ルート検索 ( powered by ゼンリン地図 いつもNAVI ) 住職の居ないお寺を地元のかたが守っておられるようで、境内はきちんと掃き清められています。 日照山東漸寺 日照山東漸寺は天台宗比叡山派に属し、今より約1200年前、伝教大師(最澄)が開いた寺で、大師作の木像聖観世音菩薩を本尊とした由緒ある寺でしたが、いつからか観音堂だけが残り、筑前国観音三十三箇所や糖屋郡北郡新四国千人詣八十八箇所にも指定され、林光院と言う修験者が代々世話をしていた時代もある名刹です。このことは、江戸時代に青柳種信によって書かれた「筑前国続風土記拾遺」にも記されています。 しかし、聖観世音菩薩像は盗難に遭い今はなく、現在は昭和57年に湊地区の人々の浄財で造られた丈5尺の青銅造り観音菩薩像が奉納されています。 また、東漸寺境内にある薬師像については、磯崎鼻に祀られていた薬師堂が風波の侵食により