【短期連載】なぜ日本のFA制度は活用されないのか第3回「日米のFA制度、文化の違いから考える」 【写真】1987年にやってきて衝撃を与えたヤクルトのホーナー プロ野球はオフシーズンのストーブリーグから自主トレ、2月のキャンプインに向かうなか、去就を注目されているのが広島の鈴木誠也だ。ポスティングシステムでメジャーリーグへの移籍を目指しているが、MLBは選手会側とオーナー側の労使交渉でロックアウトに突入。年明けに交渉は再開したものの、先行きは見通せない状況だ。 ◆第1回はこちら>>日本のFA制度は機能不全となっている?◆第2回はこちら>>選手と監督、両方の立場でFAと向き合った谷繁元信氏の主張 ロックアウトが終わらなければメジャー球団とは一切の交渉ができない一方、鈴木に関して海の向こうから届くニュースは前向きなものが多い。名門ニューヨーク・ヤンキースや、ロックアウト前に大型補強を施したテキサ