ジェーシービー(JCB)は12月5日、従来のJCB一般カードに代わる新たなスタンダードカード「JCBカード S」の発行を開始した。従来の一般カードでかかっていた年会費1375円を無料としたのが大きな特徴だ。 それはなぜか。「40代以上の人が入れるスタンダードカードを用意したかった」とカードSを担当した上野文香氏(イシュイング本部 イシュイング推進部 プロパー推進グループ)は話す。 これまでJCBが用意していた年会費無料カードは「JCBカード W」と「JCBカード W plus L」が中心。2017年に投入した「JCBカード W」は、年会費無料とポイント還元率1%を特徴とし、若年層の開拓に成功した。特に20代におけるシェアが向上したという。 ただしこの2つのカードを申し込めるのは39歳以下限定。40歳以上のユーザーにとって、無料カードの選択肢となることを狙ったのが今回のカード Sとなる。「カ