道南の今金町で、「今金男爵」と呼ばれるジャガイモの収穫が最盛期を迎えています。 今金町では、地元のジャガイモを「今金男爵」としてブランド化していて、およそ90軒の農家が栽培しています。 収穫作業は、先月下旬から始まり、今、最盛期を迎えていて、地元の農家でつくるグループの畑では、専用の機械を使って大人のこぶしほどの大きさに育った「今金男爵」を次々と掘り起こしていました。 1日の寒暖の差が大きい今金町で栽培される「今金男爵」は、デンプン質を多く含んでまろやかな甘みがあり、ホクホクした食感も人気だということです。 グループの代表の末藤春義さんは「先月の台風の影響もほとんどなく、順調に収穫が進んでいます。 自慢のジャガイモを多くの人に味わってほしい」と話していました。 「今金男爵」の収穫は、来月上旬ごろまで続き、主に関東方面に出荷されます。