コロナ禍で迎える新年本来はおめでたい新年なのに、コロナ禍ではそうもいかないというのが率直な感想だ。 全国的に新型コロナの感染が拡がり、緊急事態宣言がだされるのではと報じられ、2020年の新型コロナに由来する解雇等は7万9千人超との報道もなされている。 しかも、既に日本で生活する多くの方の雇用・生活に大きな被害が生じている。そんな被害の状況を可視化したのは、「年越し支援コロナ被害相談村」など、全国で取り組まれた年末年始の生活支援の相談会などの活動に関する報道だろう。年末年始の年越しに向けて、住居と食事をつなぐ緊急的な対応が必要な方が多数いる深刻な被害が大きく報道された。 とはいえ、まだまだ、こういった相談会などに繋がれない、多くの相談機関につながれていない、困窮者などがいるはずだ。 その一例として、大学生など若者世代への被害を中心に少し考察したい。 大内裕和教授(中京大学)のメッセージ 「ブ