黄金一味とは 江戸中期に天才学者として有名であった平賀源内の「番椒譜(ばんしょうふ)」。当時日本国内で栽培されていた唐辛子の種類を図で描いてある書物の中で、当時平賀源内が命名した「指上(さしあげ)」と名付けられた赤唐辛子ではなく、黄色の唐辛子が描かれています。これが現代名「黄金(おうごん)」と呼ばれています。鷹の爪(赤唐辛子)の10倍の辛味成分を持つ日本一辛い唐辛子(日本食品分析センター調べ)です。 江戸中期には、52品種もの唐辛子が日本国内で栽培されていましたが、輸入品の唐辛子が次から次へと低コストで日本国内に入ってきたため、日本農業の衰退は残念ながら止まることなく、今ではほとんどの唐辛子は輸入物です。 当店では、国内産にこだわり、この珍しい黄金唐辛子も毎年国内の農家で栽培しています。 平賀源内 本草学者、蘭学者、発明家、芸術家… さまざまなジャンルで才能を発揮した江戸時代の奇才・平賀源
