中野剛志が『富国と強兵』で新自由主義(ネオリベラリズム)の頑健さについて問題提起しています。 富国と強兵 作者: 中野剛志出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2016/12/09メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る この新自由主義というイデオロギーは、その1970年代後半以降の勢力拡大の速度も恐るべきであるが、その頑健さもまた驚くべきものがある。 なぜ、新自由主義は1980年に前後して、かくも急速に台頭し得たのであろうか。しかもその失敗にもかかわらず、なぜ、依然として退場しないのであろうか。 中野は従来の「階級の経済的利害」説を紹介した上で、独自の地政経済学的分析を行っていますが、ここでは別の角度から考察してみます。 ネオリベラル勢力が頑健な直接の理由は、政治において左派/リベラルの支持があることです。 ヨーロッパでは、ハイパーグローバリゼーション(モノ・カネ・
女優の芦田愛菜(12)が、都内の名門私立中学に合格し、今春から進学することが10日、分かった。 同中学は、偏差値70を超える首都圏では最難関校の一つとして有名。芦田は、女優業のかたわら、大手の中学受験予備校に通い、見事にサクラを咲かせた。 昨夏から芸能活動をセーブ。小学校にも休まず通いながら、休日には女優業で培った集中力を発揮し、1日12時間の猛勉強をこなしたという。 知人によれば、同校以外にも、東大合格者を多数輩出するトップレベルの中学などにも複数合格しているという。天才子役が学問の面でも“天才”だったことを証明した形だ。 芦田は5歳だった2010年に、日本テレビ系ドラマ「Mother」に出演。子供離れした演技力で注目を集めた。翌11年にはフジ系「マルモのおきて」でゴールデン枠の連ドラ史上最年少(6歳)で初主演し、高視聴率を記録。主題歌「マル・マル・モリ・モリ!」でCDデビューも
ロシアの食卓の過去と現在と未来 留学時代に知り合ったモスクワ在住の友人がいまして、SNSでつながっているのですが、投稿を見ると結構良いもんを食ってんですよね。 寿司ロールのボックスを囲んでピースとかしてる。 ロシア料理食わないの?と聞いたら、あんまり好きじゃないと言ってました。 その子いわく、モスクワではロシア料理屋があまり人気がなくて、オシャレな人たちの外食といえばもっぱら日本料理かイタリア料理らしい。 こんなこと30年前のソ連時代では考えられなかったでしょう。 ソ連時代は帝政ロシアの料理をベースにしながら、国民の食生活の均質化を図ったわけですが、美味しさなど考慮されていないからとにかくマズかったそうです。 今回はソ連時代の民衆の食生活をベースにしながら、前後のロシアの食文化についてまとめていきたいと思います。 1. ロシア料理の特徴 ロシア料理と言われてもあんまりピンと来ないと思います
なぜ、本を読むのか? Why do we need to read books なぜ、本を読むのか?本書『読書人カレッジ2022』の執筆者の一人である明石健五は、それを「考えるため」であると言います。 ある未知のものに出会ったとき、そこに驚きと感動が生まれる。そうして、初めて自分なりに思考することができ、それを人に伝えることができるようにもなる。 そういう過程を生きられる人のことを、「知性ある人」というのではないか。では、「知性」を自らのものにするためにはどうすればいいのか。繰り返しになりますが、「読み」「考え」「書く」ことを通してしか感得できないのではないか。 新しい出来事や局面に出会い、答えのない問題を考えることで鍛えられていくものが、確かにある。そういう問題は、すぐれた本の中にいくつも見つけることができます。 繰り返し考えることによって、自分の思考を鍛えていく。それによって、今の世の
日本とアメリカの大学生を対象に調査を行った結果、アメリカにおいては個人主義傾向と親しい友人の数や幸福感には関連が見られなかったものの、日本においては個人主義傾向が高い人は、親しい友人の数が少なく、幸福感が低いことが判明した。 この研究結果を知って、筆者は「なるほど、確かにそうだな」と感じた。筆者自身がとても個人主義的な人間で、日本で生活している頃は周りと合わせなきゃいけないことに生きづらさを感じていたタイプだからだ。 現在は個人主義社会のフランスで生活して8年目になるが、滞在期間が長くなるほど、やはり個人主義社会というのは肌に合っているなぁと感じる。慣れるまでは大変だったが、今となっては日本にいた時よりも居心地がいいし、何といっても窮屈さがない。自由に呼吸ができる感じがとても気持ちがいい。 一般に、日本人を含むアジア人は集団主義者、欧米人は個人主義者というように周知されているようだが、筆者
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